去年は,「今年のペーパークラフトを振り返って」というタイトルで書いている。今年は,紙ではあまり作らず,布(フェルト・キャンバス・タオル・ビニール風・サテン・コットン)を使ったものが多かった。
フェルトのバナーは,45種類。医療機関や学校関係など複数作った物も多く,全部で68枚制作。68-45=で,23枚プレゼントしたことになる。
この記事を読み返すと...5月7日の時点で40種類作っていて,「あと20種類は作れる」と書いているではないか。結局45枚しか作っておらず,次年度に持ち越し。
ミニマスクも大量(70枚以上)に制作した。フレーム(クリスマス・ハロウィン)やカード(クリスマス・イースター)にしたり,単独で贈ったり。もっと生かして,ミニマスクでリースを作ろうとも思っていたが...思っただけであった(大きいので躊躇)。
トートバッグは30枚縫った。友人や親戚等にプレゼントして,手元に残っているのは9枚。もうすぐ完成するのが3枚だ。年内目標の50枚には遠く及ばなかった...。昨日新しい布も購入し,あと10枚(2種・5枚ずつ)は小サイズで作る予定で,来年は肩掛けや大判トート,収納箱等少し形を変えて作ろうと思っている。
今年は,ハンディキャップを持ったお子さんのボランティアの布製品も縫った。特注品ばかりで果たして希望に沿えたのかわからない点も多く...技術力のない私にとっては本当に苦悩する。
本題であるブログタイトルのペーパークラフトは,量も質も今ひとつ...どころかパッとする物は作れず...数も少なかったしなぁ。
ただ,今年もいろんな人に贈った。
病院・薬局・ワクチン接種会場・郵便配達員・銀行・会計士・タイヤ店・オイル交換店・レストラン・カフェ・日本総領事館・ミシガン州知事・ファウチ博士・オリンピック選手(地元出身)・農場・教会・親戚・友人・隣人・以前担任をした子・教育実習の担当教官,その他お世話になった方々大勢。手作りバッグやマスクと共に,国外にもたくさん贈った。
ただ,返事に対しての返事ができていないのもいくつかある...贈りっぱなしになったまま。
種類は...誕生日・結婚記念日・バレンタイン・お見舞い・お悔やみ・お礼状・イースター・旧正月。ハヌカとクリスマスカードは,喪中である今年は数をかなり減らした。
品物とは違うが,カードを贈るのも難しい。タイミングやデザイン,そして言葉。
来年は...
贈る相手に合わせたモノを速やかに作れるように。アメリカに住んでいるということは,カード文化の中で,様々な人種や宗教の人に関わる物事を直に見ることができて,それっぽいカードが作れて,直接感想が聞けるということだ。実にありがたい環境で,この上ないカードの実施訓練の場だ。
英語フレーズも,今まで使ったことがないものにチャレンジしたい。もちろん,Happy BirthdayやThank you so muchのような定番中の定番ではなく,使う場面や意味がよくわからずに敬遠していたひねりの効いたフレーズ。使い方が合っているかネイティブに確認して使いこなせるように。これもアメリカに住んでいるからこそであり,現地実習だ。
使いこなせない道具(ダイ・スタンプ・柄紙・ソーイング関係)も多く,手つかずのままだったり。うーん...。夫から,買った道具は全部使ってるのか聞かれた時は,焦った。
郵便料金が定形内のサイズのもの。生活に密着した使える作品。ユニークで楽しい作品。そして,作ったらどんどん贈る。宵越しのカードは持たない,くらいの気概で作る。
新たに作りたいものも改善したい作品もどっさりあるので,優先順位を決めて作ること。作るまでもなさそうな(誰かが作るありがちな)デザインの作品は作らない。
これも今まで通りだが....目新しさに飛びつかない。写真映えも重視しない。そして,レイアウトを除いて平面でも大きい(かさばる)作品は作らない。
厳しい意見を言ってくれる人を大事にすること。そのためには,いろんな人にどんどん贈って批判の目にさらす必要がある。人は普通は(気を遣って)ほめてくれるだけだが,親しくなれば本音で語ってくれる。自分の作品を客観観し上達するには,人に駄作だと言われることが不可欠。
お金や時間をかければ,良いモノができるという訳でもない。カードやレイアウト作りにはいろんな決まりがあるが,それを知らずともある程度はできる(紙のカードは爆発しないから)。お金や時間をかけたという自負が強過ぎれば,駄作でも気づかない。そればかりか,ほめられたと調子に乗ってしまう。所詮,私が作っているのだ...。工作色の強いものや配色ミス,パーツの組み合わせがバラバラのダサいもの...ダメなものはダメだということ!己の下手さを,見た目の派手さやかけた時間でカバーしない。
いい作品がいいとわかるように。そして,自分でも作れるように。
年明けすぐに出産祝いや結婚式等の作品を作るが,一瞬の見栄えではなく,本当にその人に向けたいい物を作りたい。
以上。少しでもマシな物が作れるように精進します。
それでは,どうぞよい年をお迎え下さい。