思いがけず | フィギュアスケーターの幸せを祈る

フィギュアスケーターの幸せを祈る

「新たな一歩だと思っています。不安は何もなくて、ただ前にある道を進んでいくだけだと思っているので、新たな経験をして、元気に前を見て進んでいきたいと思います。」浅田真央


私はハンドメイド作家さんのつくるものが好きで、
2010年にネットショップで帽子をつくってもらったことがある。
リネンの表生地の色を自分で選んで、ブリム裏のリバティ柄も自分で選べる。
帽子の型やサイズ、ブリムの長さもメールで相談する。
その時の丁寧なやりとりがとても嬉しくて、
その作家さんの帽子、日を置いて3つも注文した。

ベージュ×Betsy
Betsy
リバティ  ベッツィー

紫×Emily
Emily
リバティ  エミリー

白× Emerald Roslynd

Emerald Roslynd とRuby、どちらにしようか迷っていたら、生地見本を送ってくださった。
Emerald Roslynd
リバティ  エメラルドロズリンド
Ruby
リバティ ルビー



その方は、私と似たような年齢で、小さなお嬢さんが二人いらして、忙しいてんてこまいの生活の中、楽しいブログを書かれていた。

この前、久しぶりにふと思い出して、どうしているかなとブログを検索したら、

なんと!
去年、カフェをオープンされていた。
そしてお嬢さんは13歳と11歳に成長…!
手作り帽子やバッグをギャラリー風にカフェに置いて、
四季バラを丹精に育てながら。

ブログも続けてらして、
私は、知らなかったお嬢さんの成長を確認するように、懐かしいブログを遡って読んだ。
いつかのように夜が更けるのも構わず(ストーカーではありませんw)。

忙しい日々、悩み、そこには確かに生きてきた足跡がある。
6年間、その方にも私にも、重ねて過ぎた日々がある。
いつか、そのお店を訪ねていきたくなった。
こしらえていただいた帽子をかぶって。

あるひと時、交差しただけの方だけど、勝手にその方の人生を応援したくなった。
毎日を大切にしようとする、それは、いろいろな人の大切な想いを受け止めようとすることだ。
そうやって、ばらを育て、帽子をつくり、ランチを拵え、お茶を入れ、話をし、家族と過ごし、ブログを書く。

思いがけず私もブログを始めているけど、
心を洗ってもらった。
勝手に励まされました。
ありがとうございます。