ストレスが原因で太っちゃうのって、どうしてなんでしょうか?
ストレス太りを避けるためにも、どうしてストレス太りが起こるのかを知っておくことも大切です。ストレス太りのメカニズムについて解説しましょう。
[ストレス太りとストレスやせ]
ではまずストレスと食事量の関係についてお話します。
ストレスがたまった時、人は何かで発散しようとしますが、その方法は人それぞれです。好きなスポーツで気分を晴らす人もいます。買い物に出かけてストレス解消する人もいますし、昼まで寝てダラダラと過ごすことによってゆっくり休む人もいますし、ドカ食いすることでストレスを発散させようとする人もいます。
ある調査でこんな事実がわかってます。ストレスを感じた時、食事量に変化があると答えた人が、男性では約3割、女性では5割以上いたそうです。つまり、女性はストレスによって食事量が変わりやすいってことです。
ただ、「食事量に変化がある」ということなので、全員が全員ドカ食いするというわけではありません。ストレスで食事量が増える人もいれば、逆に減る人もいるってことです。
比率としては「食事量が増える」と答えた人が「食事量が減る」と答えた人をほんの少し上回る程度で、ほぼ同じ比率なんだそうです。当然、食事量が増えれば太るし、食事量が減ればやせます。ストレス太りって言葉はよく聞きますが、同じぐらいストレスやせする人もいるんですね。どっちに転ぶかは、個人差としかいえないかもしれません。
[ストレス太りのメカニズム]
じゃあここからはストレスで太っちゃう、ストレス太りに的を絞って話します。
人間の脳がストレスを感じると、コルチゾールというホルモンが分泌されます。このホルモンは、体の危険を察知して、脂肪を積極的に蓄えようとする働きがあるので、これだけで太りやすくなってしまいます。
さらに、ストレス太りになりやすい人は、得てして甘いものや脂っこいものに走る傾向があります。これは、脳が甘いものや脂っこいものをほしがっているからです。
ストレスを感じると、脳は負担を感じ、危険な状態だと認識します。そして、脳に必要な栄養素をたくさん確保しようとします。
まずはブドウ糖。糖分です。脳のエネルギー源はブドウ糖なので、甘いものをとってブドウ糖を積極的に補給するように指示を出します。
つぎにコレステロール。脳が情報伝達するためにはコレステロールが必要で、神経細胞にもコレステロールが欠かせないといわれています。さらに肉に多く含まれるトリプトファンという必須アミノ酸は、精神状態を安定させるために必要な成分で、これらを補うために脂っこいものを食べるように指示を出します。
脳はストレスから解放されようと、自発的に甘いものや脂っこいものをとろうとしているわけです。
ダイエット中、甘いものや脂っこいものを極端に制限している人の場合、その反動でよけいに脳から強い信号が出されるので、こうなると自分の意思で抑えるのはなかなか難しくなります。
[ストレス太りの悪循環]
自分の体重を気にしていない人なら、ストレスで多少太っても、それでストレスが発散されるのであればそれでいいかもしれませんが、ダイエット中の人の場合、ストレス太りで体重が増えると、それ自体がまたストレスの原因
ストレスが原因で食べ過ぎて太る
↓
体重が増えることでまたストレスがたまる
↓
さらに太る
ストレスを日頃から発散
こんな悪循環に陥らないようにするには、やはりストレスを日頃から発散させてためないようにすることが一番です。自分が好きな食べ物を完全に禁止するのではなく、適度に制限するようにして、たまには息抜きやごほうびの意味で食べるようにするのも、ストレスをためないひとつの方法です。
趣味があるならそれをおもいっきり楽しんだり、大好きなディズニーランドに出かけてみたり、ちょっと高い買い物でも、ダイエットをがんばってる自分にごほうびをあげたりしてもいいでしょう
と思えるはずです。ストレスを意識しすぎるのもダメです。ちょっと嫌なことがあったからって、すぐ「あ~またストレスたまる~」なんて思っちゃダメです
ストレスなんて大なり小なり誰もが抱えてるものです。自分のストレスなんてちっちゃい、ちっちゃい!と受け流すように心がけましょう
