毒親さんが、毒親と言われてしまう理由の1つに
子どもとの間に心の境界線がなく
子どもの人生にズカズカと入り込んでは
口出しをしたり先回りしたりする
「過干渉」ということがあげられます。
これが、子どもの人生に
大きな影響を与えてしまうのです。
こんにちは
心理カウンセラーのりんこです。
心の境界線というのは、
自分と他者との間にある大切な
「心の区切り」「心の線引き」のこと。
例え、
どんなに仲のいい親子だったとしても
どんなに親しい間柄だとしても
眼には見えなけれど、
介入してはいけない、介入させてはいけない
境界のことです。
健全な親の場合、子どもとの間に、
この適切な心の距離、心の境界線を持っているので
むやみやたらに、子どもに介入しない。
自分と子どもは、
別の人間であって、別の個体である
だからこそ、別の考えや思いがある
お互いを、尊重し合うものだと知っているのです。
けれど、
毒親さんには、この境界線がほとんどない人が多く
子どもの領域に、ズカズカと侵入して来たり
余計な口出しをしたり、先回りしたり
「あなたの為」と言って、指示したり支配したりして
思い通りに動かそうとしたりしてしまうんです。
(あくまでも無意識です)
ではなぜ、そうしてしまうのかというと、
大きく分けて3つの理由があります。
1つ目、
毒親さん自身が子供の頃に、
そもそも親が過干渉で、こうあるベキ、こうするベキと
どんどん自分の考えや感情を押し付けてきては
心の境界を越えて強制されてきたため
適切な「心の境界線」を学ぶことが出来ないまま
大人になり、親になり、
今度は、自分の子どもに無理強いをしてしまっている。
2つ目、
毒親さん自身が、子どもの頃、
家庭に居場所がなかったり
存在価値を見い出せなかった場合、
役に立つことや認めて貰うことで
居場所を確保しようとしていたために
大人になっても、親になっても、
子どもにお節介をしては、居場所を確保しようしたり
認めて貰いたいという承認欲求が
子どもとの「心の境界線」を超えてしまうのです。
自分の存在価値を見い出したい
無価値観を埋めたい
「あなたが、いてくれてよかった」と言って欲しいのです。
ずっと、それを願っているのです。
親に、貰えなかったものを
子どもに求めてしまうのです。
そしてもう1つ、
毒親さん自身が、自分に自信がないということと
いつも不安を抱えている状態ということです。
ではなぜ、
毒親さんが、自身がなかったり不安を抱えているのかというと
毒親さん自身が子どの頃に、
お母さん(お父さん)に、ダメ出しされたり否定されたり
愛されないで育ったりした場合
「ありのままの自分では愛されない」という前提が出来、
自分に自信が持てなくなるのです。
で、自分に自信が持てないまま育って親になった毒親さんは、
自分のことが信じられない=目の前の人(子ども)も信じられない
(鏡の法則といいます)
ので、心配で心配でたまらない、不安で不安でたまらないんです。
自分に自信がないから、自分を信じていないから
目の前の子も同じだと思い込んでは、
先回りをして、手出し口出しをしてしまう。
だから、
「ああしなさい、こうしなさい、
これをしてはダメ、あれをしてダメ
あなたの為を思って言ってんの!
何で、わからないの!」となるのです。
(このセリフをよく私の母も言っていました)
つまり、
親自身の過去の経験がつくり出してしまった
歪んだ愛情なんです。
以上の様に、大きく3つに分けて書かせて頂きましたが、
親が、過干渉であればある程、
子どもは、親に嫌われたくないがために
見捨てられたくないがために
逆らうことが出来ず、
親に、従うしかないのです。
結果、
子どもの、ありのままの心も、あるがままの思いも
考えも、意思も、価値観も、奪ってしまい
無気力にしてしまうのです。
そして、最後には、人生までも奪ってしまうのです。
親が、過干渉の場合、
指示待ち症候群の子どもに育つのは、
当然と言えると思います。。。
私も私の母も、このどれもが当てはまっていたので
どれ程、過干渉だったのか、お節介だったのか。。。。
・・・なので、初めの一歩として、
お母さん(お父さん)が過度に干渉してきた時には
「お母さん(お父さん)は、そう思っているんだね」
と一旦、受け取ってみる風にしてみるといいかと思います。
今まで、従って来たから、
怖いかもしれないけれど、ね。
それは、あくまでも、お母さん(お父さん)の考えだと
遠回しに伝えているということになるからです。
で最後に、
過干渉の親に育てられると、
他者との境界線が曖昧なので
社会に出ても、他者にガンガンと介入させてしまい
自分を守れないのです。
逆に、他者にガンガンと介入し
嫌われてしまう。
なので、肝心なので何度も書いてしまいますが、
まずは、例え、どんなことがあっても
自分と他者の間には、
介入してはいけない、介入させてはいけない
適切な「心の境界線」があると知ることなんです。
そして、
介入してきたら、きちんと断る勇気を持つことが
とても大切なんです。
それが、自分を守ることになるからです。
(健全な親に育てられた場合、きちんとこれが出来ます)
どなたかの、ご参考になれば幸いです。
☆アダルトチルドレンとは
主に、子どもの頃「機能不全家族」など、機能を果たしていない家族
安心安全ではない家族の中で育ち、傷つき、感情を抑圧したり、
誰かのために生きたり、自己否定をしたり、ありのままの自分で
いられないなど、深いトラウマを持ち、今でも人間関係や親子関係に
苦しんだり、生きづらさを持つ大人のこと。
☆毒親について
主に、過干渉、支配、価値観の押し付け、過度な管理、暴言、暴力
虐待、存在の無視、愛情の欠落、個性や考え方などの否定など、
こうした毒親に翻弄された子どもが、大人になってもその影響により
生きづらさや悩みを抱えて生きている人を、アダルトチルドレン・
毒親育ちと言われています。
あなたも自由に生きられますように・・

