朝から晴れていたのに、急に降り出した雨に、

 

洗濯物を急いで取り込みながら

 

長い間、母に対して持っていた

 

「罪悪感」をふと思い出しました。

 

 

 

こんにちは、

 

心理カウンセラーのりんこです。

 

 

 

なぜなら、雨の日は、

 

離れて住む母が、買い物に行けないのではないか

 

雨なのに買い物に行かせてしまうのではないか

 

困っているのではないかと思い、

 

 

近くに住む私が買い物に連れて行かなければ、

 

役立たずと言われるのではないか

 

機嫌が悪くなるのではないか

 

嫌味を言われるのではないか

 

今以上に嫌われるのではないか

 

そんな思いがいつもふつふつと湧いてきて

 

罪悪感と自責の念にかられ

 

いてもたってもいられず

 

自分の用事を後回しにしても

 

買い物に連れて行っていたのです。

 

 

 

なぜなら、子どもの頃から否定され

 

存在価値も自己肯定感も自己重要感もない私は、

 

いるだけでは愛されない

 

ありのままでは愛されないという思いが

 

役に立てない私は罪人という思いとなり

 

 

役に立つと言われたい

 

お前がいてくれてよかったと言われたい

 

ありがとうと言われたい

 

そんな言葉にも喉から手が出るほど飢えていたからです。

 

 

 

せめて、役に立てば愛されると思い

 

罪悪感から逃れられると思い

 

必死に頑張ってしまっていたのです。

 

 

 

けれど、

 

始めから私に罪などなく

 

罪悪感など抱くこともなかったのです。

 

 

 

 

 

でね、そもそも親自身が、

 

存在価値や自己肯定感や自己重要感が低かったり

 

罪悪感を持っている場合、

 

同じく、子ども(誰か)を否定したり見下したり

 

罪悪感を植え付けたりしてしまうんです。

 

 

なぜなら、

 

自分自身を低く見積もっているため

 

目の前の子ども(誰か)を自分より低くしないと

 

自分を保つことが出来ないと

 

無意識に思っているからなんですね。

 

 

だから、どんなことも

 

子どものせいにしたり否定したり

 

見下したりしてしまうということです。

 

 

 

つまり、

 

親も、子どもの頃に自己否定や

 

罪悪感を持ったということから

 

始まっているのです。

 

 

 

だから、本当はそもそも、

 

誰も罪悪感など感じる必要などないし

 

親の役に立てないと思って

 

自分を責める必要などないのです。

 

 

 

 

急な雨で、「罪悪感」を思い出しましたが、

 

それでも、もう終わったのだと思い、

 

本当に過去になったのだとしみじみと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたも自由を取り戻せます様に。