そして
とうとう
私は気が狂いそうな夜を
向かえてしまい
疎遠だった
母に
思い切って
「会いたい…」と
電話をした時に
「姉にも会いたい…」と
ふりしぼって
伝えた。
本当は
大好きだった
ずっと大好きだった
ずっと仲良くしたかった
いっぱい話をしたかった
いっぱい悩みを聞いて
もらいたかった
いっぱい一緒に
笑いたかった
色んな所に一緒に
行きたかった
そんな封印していた
思いが
あふれ出てしまった…から。
私が
明け方実家へ行き
暫くすると
姉が都内から
来てくれた。
姉は、涼しい顔で
(私にはそう見えた)
「シャワーしてから来たから
遅くなっちゃった」と言いながら
入って来た。
私を見て
これまた変わらず
冷静に
「大丈夫だよ
とりあえず疲労してるから
病院で点滴して貰おうよ。」と
テキパキと休日やってる
病院を探した。
(この日は土曜日だった)
そして
当たり前のように
私と母と一緒に
車に乗って
病院へ付き添ってくれた。
10年会ってなかったし
こんな私を見せるのが
惨めだったし
恥ずかしかったけど
姉に会えたこと
母に会えたことが
本当に嬉しかった。
私にとっては
当たり前ではなく
人から見たら
当たり前に見える
こんなやり取りが
嬉しくてたまらなかった。
そんなやり取りが
病院で受けてる
安定剤の点滴よりも
ずっと
ずっと
ずっ~と
心に効いた
安定剤だと
思いながら
穏やかになって行く
自分の心に
気が付いていた。
そして
病院から
実家へ戻ると
姉と
メルアド交換した。
わだかまりが
ありながらも
10年のブランクを
勿論感じながらも
それでも嬉しかった。
そして姉と
初めて出会った
人の様に
”メル友”から
スタートした。
…続く
