小4娘(ハリ子)と小1息子(クワ太)を子育て中のアラフォー専業主婦です。小4の娘は日能研に通い、中学受験勉強をスタート!子どもたちの「学び」をサポートしつつ、家族にとって、私にとって、ちょうどいい暮らしを探す毎日を綴っています。
こんにちは

昨日は、2019年組の方々の埼玉受験の様子を綴るブログ、卒業組の方々の同様のブログを拝読して、わが子の受験当日の様子を思い浮かべることが多い一日でした。私にきちんとサポートできるのか・・・心配になりました💧






私自身も色々な方のブログから学ぶこと、知ることがとても多いので、このブログが誰かのお役に立てればいいなと言う思いを込めて、学校説明会の話を書き残しておきます。
年を跨いでしまい記憶が少し曖昧になっていますが、年末に大妻中学の説明会に行ってきました。当日は、クリスマス前の祝日。小学生やその妹弟を連れて、ご家族で参加されている方がかなり多かったのが印象的でした。
大妻中学、立地は抜群ですね。
半蔵門駅から歩きましたが、徒歩5分弱。大通りを歩きますが、歩道が広く整備されているし、途中に交番があり、学校の周囲には警備員さんも複数配備されていました。お年頃の女の子が歩く通学路ですものね。安心感、大切です

【成島校長先生のお話】
民間出身の成島校長先生。教育にかける思いは熱く、聡明でやり手な方と言う印象があります。お話の内容は、以前、早稲アカ秋フェスの「有名女子進学校講演会」でお伺いした内容とほぼ同じでしたので、「有名女子進学校講演会」の記事をご確認ください

11月以降のアップデート情報として、年末に大妻女子大のキャンパスに「模擬国連」を招いて、大妻中学高校として初めて参加すると言うお話がありました(初参加のため、場所は提供したそうですが、幹事校は渋渋・渋幕だったそうです)。
↑前記事にも書いていますが、卒業生へのアンケートで、大妻で身につかなかったことに「異性の目を意識した行動」「多様な価値観」と言う意見があったことを受けて、そういう機会を作ろうと模擬国連への参加を決めたと説明してくださいました。
生徒さんの小さな意見も汲み取って、教育活動に生かす姿勢が素敵だなぁと思いました。
【赤塚教頭先生のお話】
「ごきげんよう」と優雅にご挨拶され、タブレットを片手にお話しされる姿が印象的でした。大妻中学入学後の学校生活が想像できるように、動画も交えて丁寧に説明してくださいました。
・校舎は地上9階、地下1階。270人/年の6学年(各7クラス)。午前8時始業。
・アクティブラーニングの手法を取り入れた学習を進める。
- 1500台のタブレットを導入し、中1から高1まで1台ずつタブレット保有。
- 意見を言いにくいおとなしい子もいるが、タブレットに意見を入力すると電子黒板に反映されるなどの方法で授業に意見を反映させる。
- ディベートを取り入れた授業の実施。
・英語授業では4技能を伸ばすような授業を行っている。
- タブレットを活用した授業を実施
- インターン生を招き、高校物理の授業をすべて英語で受けてみるなどの施策あり。
- 海外研修制度あり(英豪へのターム留学、国内グローバルセミナーなど)。
- 中1~高3希望者向けに中国語講座を実施。
- 中1から英語の取り出し授業を行う。今年度から始まった帰国生入試の合格者とplacement testに合格した一般生にて構成。
・小テストを多く行い、テスト直しノートや授業ノートの提出も求める。中学の3年間は「勉強する人になる期間」と位置付ける。
【入試広報部主任の先生のお話】
大妻中学は、今年度から4回入試となるため、予想される倍率や難易度を説明してくださいました。
・入試日程は、2/1, 2/2, 2/3, 2/5の4日間となる。第4回目の募集人員は40名。代わりに第1回、第2回の募集人員が各回20名減。
・昨年度の第1回、第2回の合格者得点率は同じであるが、第1回の方が比較的、問題が解きやすい。
・昨年度まで、第3回で約30名の繰り上げ合格者がいた。今年度は、第4回募集を実施するが、繰り上げ合格の要素も含むため、繰り上げ合格者は少ないと考えている。
・第1~3回を複数回受験した場合、優遇する。
なお、最近、女子校で2科受験や1科受験の学校も出てきていますが、「大妻は4科はやめません。」とはっきりおっしゃっていました。
また、説明会に参加していた多くの小学生に対して、「国語は長文が出ます。長い文章に慣れておいてください。算数は、途中式を書くことを求めます。正しく式を書く練習をしてきてください。理科や社会は、身近な『なぜだろう』『どうしてだろう』と言う疑問を大切にしてください。」と話しかけてくださいました。
受験当日の服装や親子が分かれる場所なども、写真で紹介してくださり、とても分かりやすかったです。







と言うことで・・・
大妻中学、とても堅実で真面目な印象の学校ですが、民間から新しい校長先生を迎えたことで、時流に乗った教育が施される環境が整いつつある気がします。場所も良いですし、校舎も綺麗だし、同偏差値帯の学校では、進学実績も評価できると思います

あくまで個人の感想ですが、校長先生が変わり勢いを感じると言えば、同偏差値帯では「品川女子」。大妻は堅実で真面目、品川女子は明朗活発な印象がありますが、共通点が多くあるように感じました。
例えば、
「生徒の声を教育活動に反映する」と言う点では、品川女子は、高3生へ自習室として学校を開放(20時最終下校)。大妻中学は模擬国連の開催。
「教員の質向上に向けて」と言う点では、品川女子では、生徒による教員評価を実施。大妻中学は、「教師が変わらなければ生徒は変わらない」を合言葉に、教員同士の勉強会を実施。
校長先生のお話の中で、「キャリア教育」「学び続ける」「女子としての社会貢献」などのキーワードが並ぶのも特徴的です。ただ、学校の雰囲気は全く違うなと感じますので、やはり、わが娘と一緒に学校に足を運ぶしかないですね








長くなりますが・・・
ちなみに、実は、この日はハリ子も同行していました(その後にお出かけの予定がありまして)。たまに動画はちらちらと見ていましたが、ハリ子は基本的に横で本を読んでおりました。感想は特になし・・・💦
ハリ子には、「憧れ校」と「心に決めた第一志望校」があり・・・併願校とか、まだまだ考えられないんでしょうね(苦笑)。
今の時点では、私が併願校候補の学校を見学に行き、5年生のうちに、参加したら楽しめそうなオープンスクールや文化祭にハリ子本人を連れていき、雰囲気だけは知っておいてもらうしかなさそうです。
ではでは。
今週末は3連休ですね。
引き続き埼玉受験に臨む2019年組を応援しています!!