小4娘(ハリ子)と小1息子(クワ太)を子育て中のアラフォー専業主婦です。小4の娘は日能研に通い、中学受験勉強をスタート!子どもたちの「学び」をサポートしつつ、家族にとって、私にとって、ちょうどいい暮らしを探す毎日を綴っています。
おはようございます

そろそろ今年の学校訪問も終わりに近づいてきましたが、昨日はこちらにお邪魔してきました。
西荻窪駅近くの吉祥女子中学校・高等学校です。こちらの学校については、早稲アカ主催に説明会でも説明を聞いていましたので、重複していない部分のみ記録しておきます。
有名女子進学校講演会の記事はこちらから↓
【校長先生のお話】
①設立の歴史:
・帝国書院の創設者である地理学者、守屋数荒美雄が、書籍の編纂や出版で得た利益を社会に還元するために設立を目指した学校。
・開校直前に守屋数荒美雄が急逝したため、息子である守屋美賀雄(数学者)が後を継ぎ、学校を設立。
・建学の精神は、「社会に貢献する自立した女性を目指す」。自主自律を重んじる。
②大学入試改革への対応
・定期テストでの記述導入。
・英語の4技能テストへの対応として、ネイティブ教員を2名増員。英語はクラスを2分割し、日本語教員+英語教員の2名体制で指導。課外授業で、英語検定講座を設けた、など対策を取っている。
③校則について:
・最低限度の生徒心得を設けている。
・文化祭などの行事も、生徒による自主的な企画・運営がなされている。
④宗教色:
・学校には宗教色を持ち込まないことが建学の精神の1つ。
・多様な価値観を受け入れるためと考えている。
⑤80周年記念事業:
・グローバル化への対応として、80周年を記念して、アメリカとオーストラリアの学校とパートナー契約を結ぶ。短期・長期留学などでの活発な交流が期待される。
・新5号館の設立。視聴覚室、ICTルームは大小2つのカフェテリアなど。
【中学校生活について@中2学年主任の先生】
合同説明会ではお伺いすることのできなかった、実際に吉祥女子に入学してからの学校生活について、詳しくお話いただきました。中学生の間にある学校行事や、参加した生徒の様子などをお話いただき、入学後の生活がイメージできました。
この先生(男性)の話し方や、情報の間に挟んでくださる生徒さんのエピソードを伺い、先生が本当に生徒のことを可愛く、そして自慢に思っていることが伝わってきました。例えば、
「文化祭や体育祭で、生徒たちが一番楽しみにしているのは、実は、先輩と写真を撮ることなんです。」
「4月初めに、中3が中1に学校内を案内するプロジェクトがあるのですが、中3も結構張り切ってしっかり案内するんですが、でも、余計なことも話すんですよね~。まだ、中3ですから。例えば、〇〇室を案内して、『ここは数学のテストが悪いと呼ばれて再試を受ける部屋です』とか、『この池の水は飲めません』とか。」
楽しそうな学校生活が想像できました

【吉祥女子の特色と入試について@広報部部長の先生】
↑の説明会でお話を伺った先生でしたので、内容はほぼ同じでした。
ただ、吉祥女子では、中学はスマホ持ち込み可ですが、学校では施錠ロッカーにしまうルールだそうですが、高校生は使用も含めて自由。それについて、「それで大丈夫ですか?」と聞かれることがあるそうですが、
「『決まりがあるから守る』人間は、社会に出てから役に立ちません。」
と、きっぱりおっしゃっていたのが印象的でした。実際、吉祥女子では、特に高校生が学内で自由にスマホを使えることでトラブルは起きていないとのことでした。







と言うことで・・・
吉祥女子は、私の親友の出身校であることもあって、もともと良い印象を持っていたのですが、とても素敵な学校だなぁと思いました。
学校紹介のDVDの中で、生徒さんが「なんでも一生懸命やらせてもらえる環境が整っている」と話す生徒さんの言葉が心に残りましたが、まさに、元気いっぱい、勉強もその他のことも楽しく取り組めそうな学校だなと思いました。
そのどちらにしても、「学校からやらされている」と言う感じが伝わってこないのが、この学校の魅力なんでしょうね。
気になったことと言えば、駅から学校までの道のりが、比較的道幅の狭い商店街(中学)もしくはガードレールのない道路(高校)なことぐらいでしょうか。私の少し前を歩いていた保護者の方も3人横に並んで歩いていて、後ろから結構なスピードで走ってきた車にクラクションを鳴らされていました・・・💦
広尾学園や品川女子のように駅前の学校でない限り、この問題は避けられないんでしょうけどね。







良い学校を訪問できて、昨日はよい一日でした♪2年後に、受験校として選べるぐらいに頑張れているといいなと思います。
ではでは。
寒くなりましたので、お体にお気をつけてお過ごしください
