小4娘(ハリ子)と小1息子(クワ太)を子育て中のアラフォー専業主婦です。小4の娘は日能研に通い、中学受験勉強をスタート!子どもたちの「学び」をサポートしつつ、家族にとって、私にとって、ちょうどいい暮らしを探す毎日を綴っています。
おはようございます

昨日は、洗足学園の説明会に行ってきました。本当は、学校主催の説明会に行きたかったんですが、都合が合わず、日能研三田校で開催された「私学のナカミを知る会」に参加してきました!
洗足学園と言えば、30年前に私自身が受験した頃のイメージが強かったのですが、今や完全な進学校なんですね。R4偏差値は、
2/1午前 63
2/2午前 65
2/5午前 64
偏差値、高い〜





届かない可能性が高そうです~(笑)。
ですが、洗足学園についての紹介にとどまらず、「今、求められる教育」と言う観点から1時間半お話いただき、私にとって、多くの学びがある時間でした。他の学校で良くお話にあがる「大学受験がどう変わるか」「Japan e-portfolio」のことなども詳しく説明していただいて、「大学受験より今は中学受験でしょ~」と目先のことばかり考えていた自分を少し反省しました💦
とても良いお話だったので、1時間半、しっかりノートにメモを取ってきました(笑)。じゃん!






洗足学園の印象ですが、洗練された実践的教育を施してくれる女子校と言う印象です。とても合理的で、現代社会の流れに即している学校なのだと思います。今回説明いただいた中で、私が興味を持った試みは・・・
・学校から保護者と生徒に対しgmailアドレスを2つ付与し、お便りや提出物はすべてペーパーレス。
・学校から生徒への事務連絡はなし(掲示板に提示)。朝の事務連絡の10分をなくし、英単語や理社のまとめの時間にしている。
・進学サポート講座として、OG補習がある(その他、教員による補習、再試、講習あり)。OGによる補習は、家での学習法や時間の使い方なども教えてもらい、主に精神的なサポートになっている。
・企業とコラボレーションした総合学習。
・他流試合(学外交流活動)が盛ん。模擬国連や多摩川の清掃活動、老人ホームのボランティアなど、学外の活動で参加したいと思うことがあれば、学校に提案し、そのグループの安全性を学校がチェックした上で、参加を奨励している。将来のやりがいを見つける活動になることもある。






そして、感じたのは、とにかく「学び」に対して熱心であること。知識の習得と言う意味での学びを土台に、その知識を連鎖させ、統合させていく教育に力を入れているそうで、
・授業数は、1コマ50分であったのを65分に変更。+15分の部分は、先生が話す授業ではなく、生徒たちが話合い、アウトプットしていくための時間としている。
・この方法で、各授業の質は上がるが、科目を越えた総合学習の時間が足りなくなっているため、来年度から土曜日に3時間の授業を追加する。(今年度までは1コマ65分x1日5時間x週5日。土曜日は授業なし)
・英語教育にも力を入れている(帰国生は各学年35人ほど)。留学については短期(2-3週間)、中期(4-7カ月)、長期(11カ月)のプログラムを複数準備しているが、留学には、日本での授業が遅れると言うリスクがあることもしっかりと説明している。年間留学に出る子は学年で5-6名。
・クラブ活動は週4日に限定。土日は禁止。但し、大会に参加する部活は、許可制で活動可能。その場合も、土日の活動をそれぞれ1日と数え、平日の活動日数を減らす。部活動は、全国大会に進むような強い部活を目指すのではなく、生涯楽しめる「生涯性」を重視している。






最後に・・・
「洗足には、学外交流などでとても積極的な子もいるが、全体でみれば80%は普通の子。でも、消極的な子ほど、洗足に来て欲しい。今の社会を考えると、消極的なまま社会へでることはできない。積極的な子が、積極的に活動できる環境を与えられて、生き生きとしている姿を見れば、何かしらの影響をうける。そして、自然な形で積極性を身につけて欲しい。」
そんな先生のお言葉が印象的でした。






学校選び、本当に難しいですね。
説明会で色々な先生のお話をうかがって、本当に色々と考える機会をいただいています。わが子に、実践的な教育を与えたいのか、温かくゆったりとした環境を与えたいのか・・・とかね。またゆっくりと考えて記事にしようと思います。
ではでは。
長くなりました。
今日も良い一日をお過ごしください
