学校説明会⑥品川女子学院 | ゆっくり楽しく中学受験2024年〜転勤族の「ちょうどいい暮らし探し」

ゆっくり楽しく中学受験2024年〜転勤族の「ちょうどいい暮らし探し」

2021年終了組の姉はN→四谷大塚系小規模塾で受験終了。2024年中学受験するのか(!?)の弟はサピ通塾開始。転勤族の中学受験を綴ります。

小4娘(ハリ子)と小1息子(クワ太)を子育て中のアラフォー専業主婦です。小4の娘は日能研に通い、中学受験勉強をスタート!子どもたちの「学び」をサポートしつつ、家族にとって、私にとって、ちょうどいい暮らしを探す毎日を綴っています。 
 
 

おはようございますウインク
 
 
しばらく更新できずにいました💧先週末は、どうやら軽い胃腸炎に見舞われ、数日間、体力の回復に努めていました。最近、子どもたちより免疫力がない気がします。。。
 
 
さて。
いきなり本題に入りますが、昨日はこちらへ。
 
 
品川女子学院の説明会に参加してきました!
 
 
以前、雑誌で、品川女子学院の企業とコラボした授業や父親による業界(お仕事)紹介などが取り上げられているのを拝読して、いつか説明会に行ってみようと思っていた学校でした。
 
 
試験日は、2/1午前、2/1午後(算数)、2/2午前、そして2/4午前。2/4の受験に興味ありです。
 
 
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全体的な印象としては、活発でしっかりとした将来のビジョンを持った女性を育ててくれそうな学校と言う感じでした。企業が「この学校の卒業生は使える」と思いそうな、女の子がこれからの日本社会を生き抜くための力を育ててくれる学校なのではないでしょうか。
 
 
説明会に伺い、まず、漆理事長のお話がとても印象的で心に残りました。学校選びに頭を悩ませている保護者の方は、ぜひ聞いて欲しい内容です。
 
 
【理事長先生のお話概要】
 
 
○子どもが幸せになる学校選びを。
 
  ・学校選びは偏差値ではない。子どもに「合う」か「合わないか」が大切
 
  ・学校選びの手順の最初は、夫婦で「我が家の軸」を決めること。例えば、経済的に自立できる女性に育って欲しい、親切で優しい女性に育って欲しい、など。
 
  ・まず、親だけが説明会に出向き、「我が家軸」にあった学校を10校程度選び、文化祭やオープンスクールに、我が子を連れて行く。親子で初めて行く、お友達から誘われて一緒に行くのは避けた方が良い。
 
  ・進学先の最終判断は、必ず子どもにさせる。理由は「どんな学校に進学しても、必ず困難はある」から。親や親族が決めた学校では、困難に向かった際に、子どもが言い訳してしまう。一貫校で、途中で外部に出たいと言う子は、このパターンが多い。
 
  ・親の気持ちが多少違っても、「我が家軸」にあった学校の中から、我が子がどの学校を選んでも受け入れる覚悟を決める
 
 
○品川女子の教育方針と、なぜ、今、女子教育なのか(男女別学)?
 
 ・創立理念(女子の教育・自立した女性を育てる)を守り、それ以外は未来を先取りするのが品川女子の教育。
 
   ・現代の日本社会には女子に特化した教育が必要。品川女子は、「28プロジェクト」として、仕事が軌道にのり、子どもを出産する時期となる28歳から逆算した女子のlife design教育を施すことを目標としている。
 
 ・28歳で、出産により仕事をあきらめないために、「学歴」を大切にするよう伝えている。学歴とは、学校歴ではなく、学習歴。何を学び、何を身に着けているかが強みとなる。
 
 ・今の社会で必要とされる女性像は、「しゃべれる理系・数字に強い文系」。
 
 ・私学は、「もう一つの実家」でありたいと考えている。学校での成人式(20歳)、28プロジェクトなど、卒業後も戻れる仕組み。
 
 
 
【校長先生のお話概要】
 
現在の校長先生は、昨年から赴任された方で、都立三鷹中学高等学校(一貫)の校長をされていた方を理事長先生が2年かけて誘われたとのお話がありました。キリスト教系の学校の校長先生の雰囲気とは違い、革新的・革命的な感じの方でした。新しい施策として・・・
 
○教員の外部評価
 生徒が教員の成績をつけ、それを外部評価に出し、教員にフィードバックする仕組みを作った。外部講師を招き、教員が講座を受講。生徒からは、「話は面白いけど、板書の字が汚い」などのコメントがあがってくる(笑)。
 
○高3の最終下校は20時!
 昨年、高2全員と高3希望者と面談をし、「学校にして欲しいこと」と尋ねたところ、「夜勉強できる自習室が欲しい」との意見があったので、20時までの学校開放を決定。女の子なので、安全には留意し、集団下校をさせている。毎日、50-60人が残って勉強している。
 
 
そのほか、品川メソッドとして①到達度の明確化(ベネッセの仕組みを取り入れる)②学習に遅れがでた場合は指名補習やスタディサプリなどを利用、などのお話がありました。
 
 
 
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ながーくなりましたが、全体として、革新的かつ現代社会に求められる教育を施してくれる学校、と言う印象です。DVDに出てくるお嬢さんが、どの学年の子も、本当にしっかりと自分の言葉で話していることにも関心しました。2024年9月には新校舎が完成することもあり、これから、人気も偏差値もあがるような気がします。
 
 
ただ・・・
今まで訪問した学校の中で、例えば、鷗友・恵泉・三輪田などは、思春期の女の子に寄り添い、居心地の良い場所を提供してくれそうな印象があり、「ゆりかご」や「温室」のような感じですが、品川女子は常に新しい刺激を与えてくれそうな場所。活発で上昇志向のお子さん向きかな、と言う気がします。
 
 
私自身は、こういう環境で勉強してみたかったと羨ましく思いますが、ハリ子はまだまだ温室に入っていたそうな感じなので、どうかな・・・!?(中3の3週間ホームステイ+語学学校の修学旅行を嫌がりそうな気がします・・・)
 
 
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台風24号が発生していますね・・・
心配です・・・