息子が10歳になりましたキラキラ




優しく、真面目で繊細な息子。


産まれてきてくれてありがとう飛び出すハート

の気持ちでいっぱいです。



息子は、右足に先天性内反足

という病気を持って産まれてきました。

そう、私の病気が遺伝してしまったのです。

まさかまさか遺伝するなんて…

無知な私はこの日まで知らなかったのです。

本当に辛い出来事でした。




生後4日目から、ギプス治療、

生後1ヶ月で1回目の手術、

装具治療(デニス・ブラウン)を経て、

6歳で2回目の手術を乗り越えました。

現在は経過観察で小児医療センターへ

通院しています。




息子の治療を支えてくれた、歴代の装具たち。

プラスチックや革紐の色を選べるんですキラキラ

これは明るい気持ちになれました!


右は、保育園に装具を入れて行き来していた

おばあちゃん作の装具入れ。



実家の両親にも、保育園の先生方にも、

息子の足の治療を支えてもらいました。





息子の右足アキレス腱辺りには大きな大きなキズ。

2度目の手術で術後に膿んでしまい、

傷跡は大きく残ってしまいました。



見るたびに悲しくて辛くて、

落ち込んで涙していた私。



そんな私に6歳の息子は、

「鬼滅の刃の鬼殺隊みたいでしょ!

不死川実弥みたいだよ!

カッコいいから僕は気に入ってるよ!」

と言いました。



その当時の息子の本心なのか、

小さいながら

母を悲しませたくなかったからなのか、

どちらかわからないけれど…

私はその言葉に本当に本当に救われました赤ちゃんぴえん




息子の足は、

左右で2周りほど大きさが違います。

看側の右足がすごく小さいのです。



そんなハンディを抱えながらも、

運動はすごく得意!!

これは、父親譲り。



かけっこはいつも1番ですキラキラ



小学生になり、初めての運動会。

コロナ真っ只中で親の観覧は禁止。



帰宅した息子は、

「ママ!僕の足、病気だけど、

1番になれたよ!なれたんだよ!」

と満面の笑顔キラキラ

胸がいっぱいで涙が止まらなかった。





↑これは3年生のときのかけっこおねがい

私はいつも最下位しかなったことないから、

すごいなぁ。誇らしいです。






そして…本が大好きな息子。

ここは母親譲りですねにっこり

図書館も学校の図書室も大好きで、

自分で検索しては興味がある本を

次々借りてくる📖

(暇があれば母、息子と本を読んでいるので、

夫と娘にはよく笑われます爆笑



私が病気になって子どもたちにこれから

治療するんだよと話したとき、

息子は大泣きしました。

そして翌日、学校の図書室で

「がんのひみつ」

という本を借りてきました。



これは、40代のお父さんが大腸がんを患い、

手術、抗がん剤治療を経て、

元気になっていく姿を描きながら、

がんとは何か、がんの治療とはどんなものか…

生存率や再発についてまで

まさに今分かっているがんのひみつが

子供にも分かりやすく書かれたものでした。



この本を読んで気持ちが落ち着いた息子。

子供にとっても、

知らないことや分からないことは

恐怖なんだと知りました。





そして、本が好きだからか、

想像力豊かで、人の気持ちに寄り添うことが

得意ですキラキラ




将来は作家になりたいんだそうですキラキラ




甘えん坊で、神経質で、

ちょっと真面目すぎるところが

心配なのだけれど…




私はあなたのお母さんになれて、幸せだよキラキラ

10歳のお誕生日、おめでとうキラキラ



今のまま、まっすぐ大きくなってねキラキラ











本日もお読み下さり、ありがとうございました。