私は、両足先天性内反足

という病気を持って産まれてきました看板持ち

この病気は1000人に1人が発症する

先天性の病気です。

詳しいことは、以下ホームページが大変分かりやすかったので、ご参照ください。



https://kcmc.kanagawa-pho.jp/diseases/naihansoku.html

 



今では治療法が確立していますが、

とても珍しい病気で、

専門の医師もあまりいないため

(それは現在でもそのようです。)

私が産まれた45年前は治療せずそのまま…

という方も多かったようです。


ところが、私の両親は諦めず、

絶対娘が歩けるように!

普通の生活が送れるように!

と手術してくれるお医者さまを

探し、見つけました!

「小児整形のブラックジャック」

と言われるお医者さまを。



直接お手紙を書いてお願いして、

手術をして頂いたそうです。

私が生後一歳の時。

7時間に及ぶ、大きな手術でした。



そして今、私は、

普通に歩いて、

普通に生活していますにっこり



足の甲の側面を骨折しやすいので、

長時間歩いたり走ったり、登山など。

激しい運動はできません。



できたらいいのになー!素敵だなー!

と思うことはあるけれど、

産まれた時から「これが私」なので、

残念に感じることもそんなにありません。



でも、登山が大好きで、

走ることが大好きで、アクティブな、

夫を結婚相手に選んだことで、

自分ができないことを

夫を通して体験してるような、

そんなところはあるのかもしれません。



先天性内反足との関連がおそらくありそうですが

膝の関節が異様に浅く、

中学2年生から40歳まで実に8回も!!

膝の脱臼を繰り返してきました。



そのたびに松葉杖になるので、

私はマイ松葉杖を持っています笑い



膝の手術は2回しました。



40歳で行ったMPFLという大きな手術

(自分の膝の裏の筋肉を取ってきて、

膝のお皿と大腿骨を繋ぐ手術)で、

今は脱臼をすることはなくなりましたキラキラ

その代償で

しゃがんだり正座など

できない姿勢は増えましたが、

これは仕方ない!



振り返ると、手術の思い出、

痛かったこと、松葉杖での不自由な生活。

そんなことで溢れています。



我ながらなかなか大変な人生だなぁ、

と、思うのですが…



その分、たくさんの人に助けてもらって、

優しい方たちに囲まれて、

ピンチになると必ず救って下さる人が現れて、

私の人生は「人に恵まれた人生」

だなぁ、と思うのですキラキラ



体育が全部できなくても、松葉杖で登校しても、

誰かに嫌なことを言われた経験がないのです!



素晴らしい環境にいさせてもらったなぁと

心から、思います。




それは乳がんに罹患した今もそう。



いつもいつも、素晴らしいお医者さまが

私の病気を治してくださり、

優しい家族やお友達が手を差し伸べてくれる。



幸せ者だなーと思います。



抱えている病気は増えてしまったけれど、

ありがとうの気持ちを忘れずに、

みなさんに感謝の気持ちをお返し

できていったらいいなぁキラキラ




(その後、この先天性内反足は息子に遺伝してしまいます。その話は、またのブログで!)



読んで下さり、ありがとうございました!