これは2年前の事になります。
当時を思い出しながら書いています。
前回からの続きです。
私はかなり打ちのめされていた。
何度も言うように私は今までお気楽に生きてきた!こんなショックには耐えられない。
耐久性がないのだ。
義母や病院へのぶつけようのない不満にイライラし、
これからどうしたらいいか分からず。
その気持ちのまま
義母に署名してもらった
介護認定の申請用紙を病院帰りに
地域包括センターへ提出しに行きました。
職員の方は
「確か、このあと〇〇病院に行かれるんですよね?そうすると面談は、、、」
と言いかけた時
私は被せるように
「行けないんです!キャンセルされちゃったんです。5日後には帰って来ちゃうんです!」
こんな、まだ2回しかお会いした事しか無い赤の他人に何泣き付いてるのか?
その時の私にはそんな事を考える余裕も無かった。
地域包括支援センターの職員さんは、
とても親身になって聞いてくれました。
「多分、リハビリの先生はお若いのでないか?
若い人は回復のスピードが全然違うし、
多少の無理がリハビリに繋がる。
高齢者は無理が再転倒からの寝たきりに繋がる。って事をわからないのかも。
多分、お義母さま本人もわかってない。」と
「一階に介護ベッドを置けるスペースはありませんか?」
と言われた。
そして、認定調査中でもベッドが借りられる事。
例え評価が何も出なくても、要支援でも
格安で借りられるシステムがあるそうだ。
そして何社かレンタルベッドのチラシを渡してくれた。
私は慌てて家に帰り、夫と相談して
義母に介護ベッドを借りる旨をメールして承諾してもらった。
介護ベッドの会社の方も
とても親切だった。
義母の退院の前日には持ってきてくれる事になり、
その前日に夫と息子がソファなどを動かしたり、二階に運んだりして
どうにかスペースを作り
義母の退院準備をした。
そして2週間ピッタリで義母は退院した。
認定前にも関わらず、
退院翌日には地域包括支援センターの職員の方が様子を見に来てくださった。
大変忙しい中、親身に対応していただけた。
それ以来、地域包括支援センターは私の駆け込み寺のようになった。