アンニョンハセヨー。
三連休って、ほんと人間に余裕を与えてくれる素敵な休暇ですよね。
土日では得られない、この、明日も休み感。
本当に幸せ。
まあでも、欧米ではバカンス文化なので。
1か月ぐらい休み取るらしいじゃないですか。
そう考えると、3連休ぐらいで感激しちゃうのって、ほんと働きすぎ日本人って感じですよね。
にしても、暑い・・・。
こんなに暑い日は、家に籠って韓国活動が一番安全です。
チキンにビールがあれば、もう本当に最高です。
でも悩むのは、何を観たらいいか?ですよね?!
最近色んな人からNetflixで何のドラマを観たらいいか?と聞かれたら、
私は『良くも、悪くも、だって母親』と答えてます。
はい。最高の作品でした。
キャストの皆様がすでに最高だったのですが。
脚本がもう本当にすごく良かったですね。
伏線の回収を最後の最後までしてくれて、
故に再度の最後まで楽しめたドラマでした。
何回号泣しただろう・・・。
神回が何回もありました。
『良くも、悪くも、だって母親』は家族愛を描いたウェルメイド系ドラマです。
主には母親と息子の話です。(サスペンスを絡めて進んでいきます)
タイトルにもなっている、母親はラミランさんが演じるヨンスン。
シングルマザーとして、一人で息子を育てています。
元々は夫婦で養豚場をやっていたのですが、
訳あって妊婦の時に旦那さんを失い、一人で別の村に移り住んできて、養豚場を始めます。
村の人達は最初は「この村に養豚場作るんじゃねえーーーー」と反対してくるのですが、
結果、そんな時にヨンスンが産気付き、村人の力を借りて出産。
男の子のガンホを産みました。
ガンホはイドヒョンが演じています。
時を同じくして、村の妊婦だったマルグムも3人目の子供を産みました。
これが女の子のミジュ。
アンウンジンが演じています。(賢い医師生活のチュミナです!!)
ガンホとミジュは幼馴染として育っていきます。(+ちょっと前に産まれたサムシク)
子どもが生まれてからは、村人もヨンスンに理解を示して、養豚場を容認。
ヨンスンは一人で養豚場を運営しながら、ガンホを育てます。
ヨンスンには強い思いがありました。
息子を、検事にしたいという夢です。
理由はきちんとあって、旦那さんの死に深く関わっているんですけど。
まあ単純に、自分の息子には、国や法律に振り回される人生を送らせたくないからこそ、
法律を学ばせて検事になるように、めちゃくちゃ厳しく勉強をさせていたのですが。
ガンホ自身からも、周囲からも、やらせすぎじゃね?的な雰囲気ありまして。
ガンホは眠くならないように、お腹いっぱいご飯を食べさせてもらえてなかったんですよね。
そういうものあって、タイトルに悪い母親って入ってるんですね。(邦題だけですけど)
こういうのって難しいですよね。
うちの母親もヨンスンに負けないぐらいめちゃくちゃ厳しかったんですけど。
当時はまじで親のこと鬼だと思ってましたし、超きついって思ってたのですが。
結果色々な思いを抱えつつも、中高私立に行って、大学もいって、
全てそこそこのところに行けて、これってお母さんがガミガミ言いまくってくれたからだな、と今は思います。
感謝しかないです。いいレールを敷いてくれて、導いてくれて、お金を出してくれてありがとう。
でも当時はきつすぎて有難迷惑ぐらいにしか思ってなかったです。
母親って本当に大変ですよね。
話をドラマに戻します。
結果的に、ガンホは検事になります。
これはネタバレではないので。
で、検事になったあとに、結婚することになったガンホが、
ヨンスン(お母さん)に伝えに村に帰ってきます。
検事になるまでの間、大学を出てからの司法試験期間は、もう家を出ていたガンホ。
そのころから少しずつお母さんとの距離は出てきたようですが、
検事になった時から、明らかに距離を置き始めて、遠ざけるようになっていました。
お惣菜を届けに行っても、居留守をつかわれたり。
電話にも出なかったり。
そんなガンホがお嫁さんを紹介に村に帰ってくるのですが、
衝撃的なことをヨンスンに伝え、
そのことを伝えた帰り道、車で帰宅途中に事故にあいます。
そして、ガンホは記憶を無くし、寝たきりになってしまいました。
結果としてまた母親の元に戻って、再度親子の関係がスタートする話です。
このドラマの脚本は本当に素晴らしいですね。
単純な展開じゃないんですよ。
なんでガンホがお母さんと距離を取り出したのかとか、
まあこの事故はなぜ起きたのかとか、
その後起きる色々なことが、全て緻密に絡み合っていて。
基本はサスペンスです。
大きなサスペンスを軸に、
親子や村の人達との関係を描いた、ウェルメイドドラマって感じ。
だから誰でも楽しめるドラマなんですよね。
毎回毎回、色々な伏線の回収があって楽しかったです。
ガンホ役のイドヒョンが、
冷たい検事から6歳児ぐらいの可愛いガンホになってしまう演技を、
めちゃくちゃ好演していましたね。
イドヒョンはもう主演をやるクラスまでになりましたね。
すごいわ。
ガンホの役はめちゃくちゃ深い役だったので、
本当に色々泣かされました。
やっぱり母一人、子一人、って結びつきがすごい深い。
まあ、もちろん、各家庭によって異なりますけど。
でもやっぱりヨンスン役のミランさんがすごかった。
もう何度もらい泣きしたか。めちゃくちゃ泣きました。
厳しい母親の演技が特にすごかったよ。
ミランさんしかできないよ、あんな演技。
いや、韓国の女優さんならできるかもしれないけどさ。
最終話はもう本当に無理ってぐらい泣いた。
観た人は分かると思いますが、あのラストシーンはやばいですよ。
村でのあのシーンです。村人もみんな泣いてましたね。
途中回でも大分泣かされた。
特に9話、12話が神回でした。
もちろんミジュも良かったです!
今回の役はチュミナ(賢い医師生活)にも近かったので、
アンウンジンは本当にぴったりの役でした!
色んな意味で重要な役でしたね。
そして、まとも。
意外とまともで真面目なところが、チュミナにも通じた。
アンウンジンの出世作じゃないですかね。
ぴったりのドラマに出てくれて嬉しかった。
サムシクもよかった!(イユンス演じるもう一人の幼馴染)
ダメ息子なんですけど、毎回ほっこりしたよ。
結果的にガンホ、ミジュ、サムシクの3人の幼馴染と、
その3人の母親たちが、メインの話ですね。
色んなお母さんがいるよと。
それぞれに、それぞれの愛があるよと。
配信を楽しみにする毎日を与えてくれたドラマでした。
是非皆さんにも見て欲しいです。
豚もめちゃくちゃ可愛いです!!
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
暑いので、熱中症にお気をつけて下さいませ!
감사합니다.