【映画感想】『ジョゼ』(87点) | とにかく暇なわたしの映画・ドラマ感想ブログ

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たくさん映画やドラマを観ているので、感想をまとめておきます
ネタバレしない内容になっています

アンニョンハセヨー。

今日はスコールが降ったり、なんか変な天気でしたが。

最終的には綺麗な夕日が見られて、心が満たされた週末です。

カムサハムニダ―。

 

先週が、珍しく、金曜日から土日まで予定が決まっていて。

予定が詰まっているのが苦手な私は、

楽しみつつも、なんかリラックスができずで。

今週末に対する期待というか、予定の無い今週末がまじで楽しみで。

 

当日の思いつきで、やりたいことをやったり、見たいものをみたり、

飲みに行きたい人と飲んだり。

やりつくしました。最高かよ!

 

なんですかね。別に予定を組んでても楽しめるのに。

この当日ならではの楽しさ。

やっぱり私は当日に決めるのが好き。

 

先週は+αで事件が起きまして。

家のネットが壊れまして。週末使えなかったんです。

まあ携帯のテザリングでなんとでもなるんですけど。

ネット配信しか見ない私からすると、TVを立ち上げて、すぐに見られないという、

まじでどうでもいい一瞬のストレスにやられて、テンションが劇下がっておりました。

 

無事に修理を終えて、

今週末はすっかり治ったネット環境。

 

この週末は、映画を観たり、ドラマを観たり、最高でした。

 

ずっと見たかった、『ジョゼ』をようやく見ました。

この映画は見るタイミングは何回でもあった。

なんなら劇場に行こうと思っていたのに、、、、ずぼらで行きそびれた。

そんな映画で。

 

ようやく見ました。

 

映画も人と同じく。出会いなので。

 

タイミングってあるなと。

今だからこそ、出会ったんですけど。

結果的に、今見てよかったなと。(いつ見てもそう思いそうですけど)

 

俳優さんたちに対する想いとか、

エンディングを謳うIUに対する思いが一番高まった今、

だからこそ見た、だからこそ見てよかった。

 

名作でした。

 

 

『ジョゼ』は日本映画の『ジョゼと虎と魚たち』の韓国リメイクです。

 

私は非常に申し訳ないことに、現時点で原作を見たことが無く。

今度見たいなと思っているのですが。

 

原作は日本の小説で、その後映画化され、最近アニメ化もされた、有名作品ですね。

 

韓国ドラマが好きな私は、

大好きなナムジュヒョクが主演だったので、

「絶対に観に行く!」と心に決めていたのですが。

 

この映画の主演が、ナムジュヒョクと、ハンジミンで。

2人は『眩しくて』というドラマで既に共演していて。

 

そのドラマはとても良くて。

でも、そこで共演を先に見てしまったことで、

当初の映画に対する想いの勢いが無くなってしまって。

観に行くこと気持ちが冷め、すっかり忘れておりました。

 

で、最近になりまして、

『私たちのブルース』が始まりまして。

ハンジミン(ヨンオク役)をまた見まして。

ふと思い出したわけです。←つまりはそれまで忘れていました。ミアネ。

『ジョゼ』そういえばそろそろ配信されているんじゃない?!と。

 

で、昨日ようやく、『ジョゼ』を見ました。

 

 

 

純愛。

 

 

 

ラストで号泣して、この土日で5回見ました。
(映画ってでも、そういう見方しちゃだめよね。ネット配信の大罪)

 

リメイクではありますが、

ネタバレをしない範囲で、あらすじをご説明します。

 

足が不自由で車椅子で生活しているジョゼ。

童顔で可愛い顔をしておりますが、30歳ぐらいの女性です。

身なりはとても綺麗とは言えず。普段はおばあちゃんと住む家に引きこもっている感じです。

 

そんなジョゼですが、ある日外出したところ、

道端で車椅子ごと倒れてしまいまして、

ナムジュヒョク演じるヨンソクに助けられます。

 

2人の出会いは、この偶然です。

 

ヨンソクはジョゼを家まで送り届けるのですが、

その後、縁あって、

というかヨンソクがジョゼのことを気にしていたからこそかな、

たびたびジョゼの元を訪れることになります。

 

ジョゼはおばあさんと二人、古い民家で暮らしているんですよね。

現世からはかけ離れたような生活をしていて、

ヨンソクに対しても、最初は邪険に扱うんですよね。

 

でもきちんとしているところもあり。

ヨンソクに何かを助けてもらうと、

必ずお礼としてご飯をご馳走するんです。

 

ご馳走ではないのですが。

ジョゼが作るんです、手作りのごはんを。

 

ヨンソクはいわゆる平凡な地方の大学に通う大学生で。

就職を控えた4年生(?)です。

ナムジュヒョクが演じているだけあって、

見た目はそこそこで、モテなくはないんですけど。

でも、超かっこいい!までいかない、田舎臭さが抜けない青年です。

役作りだと思いますけど。

ちょっとぽっちゃりしていて、いつもよりは、イケてない感を出していたと思います。

かっこいい感じではなかったな。

好青年感はでていましたけども。

 

ここで余談。

ナムジュヒョクはこのブログでも何回も書いていますが。

わたくし、大好きなんですね。

その魅力は語源化できないんですけど。

でも、その好きな理由が「演技が上手い」ではないことは確かなんです。

 

韓国俳優は、まじで上手い人というか、モンスター級の集まりでして。

モンスターしかないんですよ。この業界。

 

そんな中、唯一といっていいぐらい、モンスターまでいかない、

初々しさ的なものを残しているのがナムジュヒョクで。

それが個性であり、強みだ!ぐらいに思っていたのですが。

 

この作品を見て、うーん。考えが変わりましたね。

この素人感とか、初々しさも、この人だからこそ出せる演技なんだと。

『ジョゼ』を見て実感しました。

下手なんじゃない。

初々しさを何度でも演じられる、稀有な存在。

それがナムジュヒョクなんだ!(と思う)

 

ナムジュヒョク、最高でございます。

 

大学生のヨンソクと、

おそらくヨンソクよりも年上の(そういう言葉使いでしゃべる)ジョゼ。

2人は、なんとなく惹かれ合いながらも、

お互いそこまで踏み込まない関係を保ち、

ある日ジョゼからヨンオクに、もう会うのをやめようと、話をします。

 

お互い、惹かれ合っているのは分かっていたんですよね。

だからそこ、これ以上会うことは止めようと。

傷付く前に、関係を断とうと。するわけです。

 

別に恋愛関係だったわけではなく、

ヨンソクがジョゼをボランティア的なタイミングで、

会っている関係だったんですけど。

 

その後会わなくなった二人が、

あることをきっかけに再会をし・・・。というストーリーです。

 

とてもきれいなBGMみたいな映画で。

セリフも少なく、とんでもなくスローリーな展開の映画なのですが、

とにもかくにも、映像、演技、音楽、色合い、がとても綺麗でした。

 

私ぐらい日々せっかちに、生き急いでいる人間には、ちょうどいいかも。

 

人間、答えを出すのに、急ぐ必要はない。

そして、互いの想いが同じペースで行きかうことは、奇跡に近い。

 

ラストシーンまでは、キュンキュンではないまでも、

しっとりジーンとしていた展開でしたが、

最後に、涙涙で号泣しちゃいました。

 

うーん。純愛過ぎて泣けるよ。

 

ネタバレになるから何も書けないけど。

 

泣きました。

 

ナムジュヒョク演じるヨンソクの、

ジョゼに対する、優しさとか、、愛情を存分に感じる眼差し・振る舞いと、

 

ハンジミン演じるジョゼの、深い、ヨンソクに対する想いと、人生を悟った愛。

 

ううううううう。泣けるよ。。。。

 

2人の純愛に泣く映画です。

 

いま水族館に行ったら、泣いちゃうなって思います。(映画見た人は分かると思う)

 

エンディングがIUなのも最高。

作詞もIUで、もうほんとこの人だからこそ、の名曲です。

 

 

この週末は、癒しの週末になりました。

あーーーー満たされた。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

『ジョゼ』はジョゼとヨンソクの純愛ドラマです。

 

心がきれいになります。

是非エンディング曲まで堪能してください。

 

しばらくこのIUの曲はリピートしそう・・・。

 

また来週から頑張りましょう!

ファイティン!