生き方 | 顎下腺腫瘍〔良性〕を経験して

顎下腺腫瘍〔良性〕を経験して

2021年7月顎下腺腫瘍のため顎下腺摘出手術を受けました。
稀な病気なため情報が少なく不安な日々を過ごしました。
私の経験が誰かの参考になればという思いと、自分自身この経験を忘れないように書き留めておこうとブログを始めました。その後は日常の独り言です。

病気になって手術をして、今はもう普通の日常を送っているけれど、日々考えることが病気になる前とは全然違う。


まず色んな病気の方のブログを読むようになった。私の知らない病気がたくさんあって、皆さん闘っている。病気になる前はあまり知らない世界だった。

でも私も40近くなって、いつ何があるかわからない。最近すごく実感する。


年齢を重ねることが最近怖くて、親の心配、家族の心配、自分の健康の心配、相続その他もろもろ、、、10代20代に戻りたいなぁと思ってしまう。


母は病気だったけど52歳で亡くなった。

まずはその年齢を目標に元気でいたい。


母は大きな病気はしなかったけど、更年期のときに精神病になった。本当に壮絶な数年だった。

それを見てきたから私は絶対に笑って暮らしたい。病気になりたくない。

体の病気も辛いけど、精神病は家族を巻き込む。


私は今は色々経過観察はあるけれど、一応健康なはず。でも若くてもいつ何があってもおかしくないとは思ってる。

でも起こってもいないことを心配しすぎて病気になったら元も子もない。


夫がいる。子供も元気。家もある。

仕事や友達にも恵まれている。

あとは寿命までできるだけ笑って暮らしたい。


楽しいことを見つけて、美味しいものを食べて笑って暮らすんだ。


人生いつまでかは誰にも分からない。

でも私は今幸せだと思う。

この気持ちを忘れないようにしたい。


お母さんのことは思い出すと頭がごちゃごちゃになるから意識的にあまり思い出さないようにしてしまっている。

病気で人格まで変わってしまった。

大好きだったお母さん、でもどれが本当のお母さんだったのか思い出せない。

ちゃんと向き合えなかった私。でもその頃はそれで精一杯だった。

でもお母さんにいつか天国で会えたら、お母さんの分まで頑張って生きたよって伝えたい。


人生って大変。あの頃に比べればすべてへっちゃらだって思って長生きしたいな。


あの人生で一番辛かったときからずっとずっと支えてくれてる夫に感謝。

日々感謝しながら生きていこう。