術後3日目 | 顎下腺腫瘍〔良性〕を経験して

顎下腺腫瘍〔良性〕を経験して

2021年7月顎下腺腫瘍のため顎下腺摘出手術を受けました。
稀な病気なため情報が少なく不安な日々を過ごしました。
私の経験が誰かの参考になればという思いと、自分自身この経験を忘れないように書き留めておこうとブログを始めました。その後は日常の独り言です。

術後3日目、今日はドレーンが取れる予定の日だった。出血量が少なくなっていれば取れるらしい。

ドレーンは黒い糸で首に縫い付けられていて首に刺さっている。

早く取りたく仕方がなかったけれど、意外と慣れてきて気にならなくもなってきた。


まず朝麻酔科の術後外来が一階の外来であってドレーンをつけたまま一人で行った。

入院棟にいて4人部屋だったけれど、同じ部屋の2人の方は入院も長く、病気も辛そうだったから私も毎日色々考えさせられていた。

外来棟に行ったら世界が違って見えた。

私は完全に病人だったと思う。


術後外来が無事終わり、診察があった。

ドレーンをとることが嬉しいけれど昨日から怖くて仕方がなかった。

誰かのブログにはめちゃくちゃ痛かったと書いてあったから怯えていた。

けれど、ドレーンをつけたままこのまま生きることはできない。覚悟するしかなかった。

診察では初めて会う優しそうな先生だった。


ドレーン今から取りますねー。と言われて、

痛いですよね?と聞いた。

シールを取るのが痛いぐらいだよーと言われた。

ずっと目をつぶっていた。

意外と大丈夫でスルッと取れた!

そんなに痛くなかった。


点滴も取れて、ドレーンも取れた!

やっとシャワーを浴びれると嬉しかったし、身軽になった。

まだまだ顔はパンパンだったけど、一つ一つ乗り越えれて嬉しかった。