顎下腺摘出術 手術当日 | 顎下腺腫瘍〔良性〕を経験して

顎下腺腫瘍〔良性〕を経験して

2021年7月顎下腺腫瘍のため顎下腺摘出手術を受けました。
稀な病気なため情報が少なく不安な日々を過ごしました。
私の経験が誰かの参考になればという思いと、自分自身この経験を忘れないように書き留めておこうとブログを始めました。その後は日常の独り言です。

7月16日 手術当日になった。

手術は12時半頃と聞いていて、朝から水分も取れなくなった。


体も元気だし、やることもない。

Amazonプライムで動画を観たり、友達とラインをしたりして、時間が経つのを待っていた。

意外と落ち着いていた。手術は怖いけど、この腫瘍とおさらばできることが嬉しかったりもした。

執刀医の先生が、信頼できる先生だったからあの先生がいるなら落ち着いて手術を受けれる、そんな気もしていた。


夫には手術前、病棟のラウンジで行ってきますの挨拶で手は振れると聞いていた。絶対泣いちゃうだろうなと思っていた。


私はトイレに行ったり着替えたり父親に電話したり少しソワソワしていた。

11時頃夫は到着したようだ。


11時40分頃

看護師さんにそろそろですと言われる。

前の人が終わるのが早かったようだ、、、

同じ病室の人だったから戻ってきて辛そうだったけど、あまり見ないようにした。自分も数時間後、、、。


そして看護師さんに行きましょうと言われて、ラウンジの夫に挨拶に行く。案の定泣いてしまった。頑張るねと伝え、歩いてオペ室へ。

エレベーターを降りたり長い廊下を歩いたり遠かった。

途中で執刀医の先生がいて、私の前を歩いて行った。大丈夫。あの先生に任せよう。


友達が言っていたように、ドラマみたいな場所が続く。

看護師さんにほんとにドラマみたいですね、と話しながら、怖いよ怖いよー、大丈夫かなぁと私は言っていた。


そしたら看護師さんが、

大丈夫、大丈夫ですよ!佐藤さん!と言った。

私は佐藤ではない。

少しどうしようかと思ったが、佐藤さんって誰です?と聞いたら私の名前を言い間違えたらしい笑

まだ若い看護師さんだった、焦って謝っていたけれど、手術前に和みましたよ、と私は言った。

けれどオペ室入る直前にまさかの出来事にびっくりした。けど、少し笑えた。


手術室に入る。

オペ室のナースさんに、自分の名前をしっかり言った。執刀医の先生も一緒に名前確認、右の顎下腺の手術の場所確認をした。

いよいよだ、、、、、と手術台に横になった。


                 続く