先日訪れた逸翁美術館


そこで開催されていた

昭和モダン図鑑



阪急電鉄の歴史や当時の写真やポスター

当然、宝塚歌劇のものもありました。

生まれ育った町のものを見るのは

楽しくて仕方なかったのですが

昔の【少女歌劇団】と呼ばれてた

当時の写真やポスターは

萌えしかなかったです。

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セット購入した多くポスターにかかれてる文字。

【モンココ洗粉】

なに???

気になって仕方ないので

もちろんググってみました。

ら、当時のブリキ缶が

オークションに出てて

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買ってしまいました(笑

それでね


 

なぜに、モンココなわけ?

 

やけに惹かれるんだけど

何かあるんだろうか、と

調べてみたら、こんな展開でした。




権力に立ち向かい、

心の赴くままに生きた反骨の詩人

金子光晴氏。

世界を渡り歩き

本当に奔放に生きた人で

ある時期、帰国し金銭のために

実妹の起こした会社で働くことに。

そこで

長井荷風のフランス物語の中に出てくる

【Mon coco】という単語を

社名に起用し

 

薬草洗粉として世に出したそう。

ちなみにMon cocoとはとは

親しい人や

可愛がっている相手に対して使われる表現です。



【もんここあらいこ】

 

平仮名で読むとかわいいでしょう。

そしてね、昭和の初めに

新聞広告を出してるんですが

この文句がたまんないの。



出典:昭和新聞広告部さん
 

 

恋はどんなものか

 

恋してみればわかります

モンココはどんな洗粉か

使ってみればわかります。


 

恋は旧字
【戀】で書かれています。

いとしいとしと言う心。

ですね。


もんここあらいこ

何かの呪文なのかもしれない・・・・