正気の反対語を調べると
狂気、と出てきます。
正常じゃない精神状態。
正常って何で
どうなると狂気になるのか。
私にとっての正常は
他の人のそれとは違うかもしれない。
人はみんな、陰陽あわせもって生きてる。
陽だけでも、陰ばかりでもない。
山になる部分もあれば
谷になる部分もある。
エベレストは世界一深い谷を持つ。
高ければ高いほど、谷は深くなる。
じゃぁ、とってもハイテンションな人は
谷にあたる部分、見えない部分の谷が
とても深いのか。
これが面白いところで
そうでもないらしい。
例えば、明石やさんまさんって
新幹線に乗ってる時も
しゃべり続けてるって有名な話。
それを考えると、
陽の部分がすごく高くて
どこで深い谷を感じるんだろう
どんなに根深い陰を持ってるんだろう。。。
と、考えがちだけど
ここが、違う。
相対性で物事をみる。
私から見ると、そのテンションは
とってもハイレベルだけど
さんまさんには、
普通のレベルだとしたら
波形はそんなに急な事にはならない。
これって
仮面心理学の
相対的な見方と同じ!!!
ほんとなんでもそうですよね。
うちの亡父は、医療関係の方も驚く
血圧180がフツウでした。笑
120なんかじゃ
低すぎて心配になる数字。
しんどくないんだろうか?
いつも動悸とかしてないの?
と、自分を基準に考えればそう思う。
が
本人はいたって普通だったのです。
そういう持ち物、なんだもん。
大切なのは自分の「正気」が
何であるかをしっておくこと。
人の意見や言葉でなく
自分はどう思うか。
大好きなアメリカのTVドラマ。
GoodFight
弁護士事務所の話なのだけど
主役の彼女がこういった。
【正気を保つために
自分の場所に集中する】
【自分の世界を正常に保てるなら】
【私は正気を失わない】
私から見れば
十分、大変な世界で
素人のワタシなんかここでは
正気は保てないんじゃないかと思う。
それでも、彼女は
自分の正気も自分の場所も
きちんと認識し、持っているからこそ
こう言えるんだと思う。
ダイジなのは
自分がどうありたいか。
誰が何を言っても
何かのせいにするのでなく。
例えば
身体の不調を
行けない理由に
こじつけるのでなく
【行かない】と
選択した自分の気持ちを
きちんと見つめること。
そこが大事なんじゃないかな、と思う。
ネガティブだと思う事を
何かのせいにしたり
何かの出来事のせいにして
今は時期じゃない、
と見るのでなく
私は行きたくない
私はそれをしたくない。
と、
ちゃんと自分のココロに向き合って
したくない自分を抱きしめるのが
大切じゃないかな。と。