小さい庭を愛でるのが


日課のわたし。


いつものように眺めてると


魂が旅立った小鳥さんが


ローズマリーの下に。


小さい足を胸元で


組むかのような姿で


旅立っていました。





与えてもらった命

精一杯、いきましたか?

誰かと恋をしましたか?

美しい景色、たくさんみましたか?

美味しい実をたんと食べましたか?

あなたの一生は幸せでしたか?


昨日の夕方にはなかったので

夜のうちに旅立ったのかな。

ガーゴイルが朝まで見守ったことでしょう。

きれいなままの姿でした。



命はいつかは尽きる。


産まれた時に誰もが平等に


与えられるもの。


どんなにお金持ちになろうと


どんなにたくさんのものを持とうと


苦しいことがたくさんあろうと


悲しみの海に溺れたとしても


人生には必ず終わりが来る。





老いていようと


若くて元気だろうと


そのタイミングは順番には来ない。



だからね


望むことは、怖がらずに


したいことをあきらめないで


飛べるうちに


しっかり飛んでおきたいよね。


と、


小鳥さんの亡骸に話してました。



陽の光が輪っかになって


亡骸を一瞬、包んでくれてた。