はじめに見つけたのは
この子でした。
怪獣の子ども??
みたいな感じ。
木の幹になるならわかるけど
石垣だよ??
しばらく様子を見てたら
だんだん傘が出来てきて
キノコらしくなりました。
肉厚ね、笑。
ツガサルノコシカケ
と言う名前を持つ子だそう。
今はいろんな虫が恩恵を受けてる。
で、ふと横を見ると
あー!また、新しい子が!!
その横には
この子の成長した子がいました。
この子たちも
この石垣から生えてきてる。
周りにたくさん
太い幹もあるもいうのに。
この石垣の下の方に
生えてるんですよね。
でね、
この子たちの生えてる場所は
実は大きな木があった真下。
私がアメリカ暮らししてる間に
切り倒されてしまった
樹齢70年は超えてたクヌギ。
私の土地ではないから
何も言えないけど。
写真の電柱よりうんと高く
枝もものすごく広く伸びてて
毎年、電気会社や電話会社から
伐採に来てたんだよね。
帰国して家に戻った時
ものすごくショックだった。
切り倒された幹は
今もそのまま残ってて
ちょうどキノコたちの
真上あたりなのね。
落葉樹だったから
根は相当張ってるはず。
きっと、石垣の真裏あたりにも
根っこがあるんじゃないかと思う。
そのおかげで
石垣なのに
菌が育つんじゃないのかな。
と言うことは、
見えない石垣の裏
土の下で、根っこは
まだ生きてるのかなーー。
なんて思いながら
いつものように
目に見えるものだけ
視覚に捉えられるものだけを
判断材料に使っちゃダメね、
と、思うのでした。
ウィルスも目に見えないもんね。