今日は赤いセーターを着ました。




朝、ドレッサーに座り
(↑ここ、ポイント)
ある事を忘れないように
タイマーをかけながら
お化粧をしてました。


普段、わりと時間の感覚は
分かる方なので
そろそろ、設定した10分が来る頃よね、
と、タイマーの数字を見たら
なんとまだ【3分】もありました!


びっくりしましたね。
そして、合点がいったのですよ。


ここポイント、と書いたのは
ドレッサーに座ってたので
自分の着た赤色を見ながら
時間経過を感じてたんですね。


多くの人にとって『赤』という色は
交感神経を刺激し
時間経過を早く感じる、という
心理作用が働きます。


鏡に映る自分を見ていた私は
ずっと赤を見てたんです。
無意識なのですが、
交感神経が活発になり
時間が経つのが早く感じたので
3分も前に、もう10分たっただろう、
と、
感じてしまった、ってこと。

これが、色が心に及ぼす影響の一つ。


この赤をうまく取り入れているのが
回転を上げたいお店。
例えばラーメン屋さんの赤い椅子。
食べ終わった後
あんまりゆっくりする気持ちに
なりにくいんですよね。



ただこれは、
社会的に多く見れる事例。
個人の色彩記憶により
そうはならない人もいます。


例えば
極寒の場所で育ち
赤く燃える炎が何よりの
暖かさと癒しであれば
その人にとって『赤】は 
安らぎの色として
記憶に残ってるかもしれない。



多くの人が感じる傾向を使えば
ショップのディスプレイや
色彩設計に活かすことができます。


例えば、薬のパッケージや
食品パッケージの色なんかもそうですね。


個人の記憶の色の傾向は
その人の心の奥底にある
言葉として出て来にくい
心の言葉を翻訳してくれます。


1月から始まった
色彩心理の講座では
この、社会的な色彩心理も学び
個人の色彩記憶も体感していただいてます。
そうすることで
効果的なセッションや 
ワークショップができるようになります。

9月から沖縄でも
クラス開催予定ですが
大阪ではリクエストいただいたら
開催可能ですので
ご興味あったら
お知らせくださいね。