=色を翻訳する=
私たちの周りには色が溢れています。
たとえば、青という色。
あなたは、
どんな青を思い浮かべましたか?
海・空・信号。
その青を好きと感じる人も、
嫌いと感じる人もいることでしょう。
その昔、
奴隷の時代があったころ
青い空を見上げた時に
彼らがつぶやいた言葉。
「Blue Day」
いい天気だから今日も重労働だ。
それは、ココロが重くなる瞬間。
色と気持ちが重なってできた単語。
「青雲の志」
立派な人になろうとする気持ち。
この青は、雲の上の高い位置を示し
高位を目指すときに使われる。
同じ空の青でも
見る人の状況や気持ちで
その意味が変わる。
画家の青も
作家によって
その時の気持ちによって
違うメッセージを発する。
ゴッホの青
マチスの青
モネの青
ムンクの青
ピカソの青
人の記憶や経験は
色と密接に繋がっています。
「色」に対して
どのように感じるかを知ることにより、
自分の内側を、
心の声を知ることが出来るのです。
画家の表現した色も
その時代の作家の状況を知ることで
色の翻訳ができる。
記憶と感情と色の
読み解きをしながら
画家の絵をみれば
新しい視点で芸術を楽しむこともできる。
そして、なぜ自分がその作品に
惹かれるのか、否か、
も、知ることが出来る。
あなたの記憶の色は
どんな心の声を聴かせてくれでしょうか。
ゴッホとピカソの表現した
「赤」と「青」に注目して
画家の色の読み解きと翻訳を
一緒に楽しみませんか。
7月15日(月・祝)東京で開催です。
https://www.reservestock.jp/events/344899