先日、
目が離せない
数枚の絵に出逢いました。
特別な感じではなく
日常の人物やモノが
何気なく描かれてる絵で
おうちの方が大事に
壁に貼ってらしたもの。
目が離せなかったのは
たくさん貼られてるうちの
数枚だけなんですけどね。
「おこさま、絵が好きなんですね」
と、尋ねると
『親ばかなんですけどね
好きなんです、この子の絵』
と、おっしゃっててね。
ご両親とも、育児に熱心で
生きることを楽しんでらっしゃる様子。
なので、自分が抱いた【?】が
なんだったんだろう?と
思ってたんです。
(アメリカの学校で撮影したもので内容とは一致しません)
そのことは口にはしませんでしたが
その後、描いたお子様の事情を
偶然、知ることになったのです。
今は小学校に元気に通われてる
そのお子さんは、生まれつき難聴で
絵を描かれたころは
おそらく聴覚がほとんど
無いような時期だったらしいのです。
今は、
外科的手術や機械のおかげで
聴覚には問題なし
とは言えないまでも
生活には困らないそうです。
私が抱いた【?】は
素敵で明るい感じの絵なのに
どこかに大きな壁がある。
そんな感じでした。
実際にそのようなモチーフも
色の塗り方もしてありましたしね。
お子様想いの親御さんに
育てられてる様子なのに
どうしてなんだろう、と
思ってたわけですが
その事情を聞いてわかりました。
絵を描いたであろう時期は
ほとんど何も
聞こえていない時代の絵。
だからそのお子様には
外側からは、うかがい知れない
大きな壁があっただろうし
壁が無くても
様々なものを分断して
描いてた理由もわかるような気がします。
この絵も想像すると
いろんなことが考えられそうですね。
でも私は、こんな風に教えられました。
『描いた時の状況がわかってこそ
絵の読み解きはできるんだ』と。
だから、占いのように
あるいは何かの判断のように
絵を読み解くことはしません。
状況がわかった上で
今、どんな状態にあるか、を
読み解いていくことは
できると思っています。
絵の読み解きなんかできないのに
出典:【ピカソ額装ポスター】夢
2014年・2015年に
大阪リーガロイヤルホテルで
色彩心理の連続講座をしていたのですが
その時に、
ピカソのこの絵を模写する時間を
持ったことがありました。
模写すると、見てるだけではない
ピカソの持ったかもしれない想いや
観てただけでは気づかなかった
隠された描写にも気付けて
別の角度からの
『絵を観る』楽しみが出てきます。
今年は、4年ぶりに
この切り口を
ある方とのご縁で
再びお伝えすることになりそうで
とっても楽しみなのです♪
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