32歳

私が母を亡くした年齢でした。

今の息子の年齢です。

 

29歳

妹のその時の年齢です。

私の娘の今の年齢。

 

そして60歳。

父が母を亡くした年齢。

そして、私は来年同じ齢になります。

 

この数字のシンクロに気づいたのは数日前。

 

(母と祖母とわたしと)

 

今、私が子ども達を

置いて虹の橋を渡らねばならなかったら

いったいどんな心持になるんだろう。

 

少なくても

自分勝手に心配しすぎて

心配度数のゲージが針を振り切って

しばらくは胃が張り裂けそうになるだろうな。

 

そう思った時、

いろんなことが、自分の中で

解決を始めたり

思いが溢れてきたり、と

頭の中が忙しい数日でした。

 

どんなことが起こっても

同じ時代に生き抜いて

血を分かち合った子どもたちを

見守れるだけで

どんなにありがたい事なんだろう。

 

離れてしまったとはいえ

元夫が、子どもたちの父として

存命してくれることは

感謝しかないんだな。

 

『今を大切に生きる』

簡単に口にしてしまう事が多いけど

なにを大切と感じるのか。

 

自分の大切にすべきは

いったい何なのか。

思考でなく、魂の感じる事は

何なんだろうと

耳を澄まし続けた数日。

 

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実はね

我が家のお雛様は

天袋の中でお過ごしなのですが

昨日の夜から、

天井あたりが騒がしくてね。

 

いったいなんだろうと

耳を澄ませていたら

おひいさまたちが騒いでる、笑。

 

まだ節分には少し早いよ、

と、言いつつも

箱を開けたら「出る出る!!」と

大騒ぎ。

 

耳を澄ましすぎて

おひいさまたちの声をひろったのか?

とも、思いましたが・・・

 

もともと、ひな祭りとの起源は

平安時代中期(約1000年前)

にまでさかのぼり
無病息災を願う祓いの行事だったそうです。

 

陰陽師を呼んで天地の神に祈り、

災厄を托して海や川にヒトガタを

流していたのが、そのはじまり。

 

出る出る!とさわいでた

おひいさまたちは

もうすぐやってくるエネルギーの夜明け

2月3日に備えて

改めて命の大事さを思い出しなさいよ、

と、

伝えたかったのかもしれない。

 

 

5段飾りを出す体力がなかったので

今年は2段で許してもらいましょう。