パソコンが使えない。
フシギに乗っ取られてます。
なぜか。
先日から通い始めた
パソコンの学校のHWのためなのです。
経理の基本を学びつつ
Excel、Wordの資格取得をめざす
そんなプログラム、らしい。
パソコン自体は子どもの頃から
触っているので、キー打ちは
ブラインドタッチで早い早い。
なんせ、ゲームで鍛えてはるからね。
でも、ExcelやWordの
応用操作が出来ないので
通い始めたというわけ。
彼女はすこし生きるのが下手で
自分のしたい事や
なりたいもの、
進みたい道がわからなくて
部屋から出てこれない
って経験をしてきた。
世間では引きこもりと、呼ばれてますね。
自分は頭が良くないと
勉強すること、学ぶ事も
なるべく避けて歩いてきた彼女。
だから、経理を学ぶと聞いた時
正直、大丈夫かな?と
ちょっと心配な気持ちが
なかったわけじゃない。
でも、任せよう、そう思った。
彼女が資格試験に受かって
大喜びしてるイメージだけ
持つようにして。
以前のワタシなら
朝、ちゃんと起きてるかな?
今日も休まず、行くかな?
なんて、心配もしたやろな。
それをしなくなったのは
「我が子を信じる」
って事の、ホントに気付いたから。
信じて手放す。
これ、簡単なようで
実はとても難しい。
この子が上手くいかないのは
育て方が悪かったとか
構ってあげなかったとか
「ワタシのせい」
という名の、印籠にしちゃうんだよね。
「この、御紋が目にはいらぬか」
って。
自分を責める、フリです。
「分かってます、
ワタシのせいです。
だから、ちゃんとまともに
世間様から後ろ指
さされないように育てます。
だって、ワタシ、いい親だって
認められたいもん」
ってね。
手放すって事は
そんな事も、放棄する。
子どもの在り方で
自分が認められないという
不安から脱出する。
そして、信じる。
我が子を信じる。
自分のココロといっしょに。
・・・・・・・・・・
と、ここまでの記事は
2012年に書いたものでした。
・・・・・・・・・・
現在、彼女は
その経理の学校も無事卒業し
総務という仕事を3年経験したのち
新しいフィールドで
新しい仕事に頑張っています。
ネットで広告をして受注するなんて
そんなもん、営業じゃないっ!!!!
と、70代の会長にぼやかれながら(苦笑)
新しい部署を作ってもらい
部下ももたせてもらって。
部下の育成の話を聞くとね
個々の個性に合わせて
急がしてはパニックになるから
こんな風に教えてる、、とか。
この子は緊張がすごいから
なるべくそれが出て失敗しないように
こんな教え方をしてるんだけど
何かほかに、いいアイデアはない?
と、聞いて来たり。
きっとね、引きこもらざるを得なかった理由が
そこかしこに、あるんだと思うんです。
それの経験を、うまく使ってる。
私には、そんな風に見えます。
もし
おこさんが、少し閉じこもることがあっても
どうぞ、安心しててください。
親が心配になると、それは、伝搬して
私は信じてもらってない、信号を
受け取ってしまうと思うんです。
だから、安心しててください。
それは、お子さんを信じる、
ということに繋がりますから。
そして、お子さんを信じてる
あなた自身の事も、
胸を張って信じててください。
そうすれば、未来は変化していく、と
私はこの8年間で思い知りました。