空に近い
ホテルのラウンジで
軽いい食事とほんの一杯だけ。


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なるべく空に近い所で
小さな魂を送りたかった。

間に合わなかった命のバトン。

神様は時々、理不尽なことをする。
それを理不尽に感じるのは
こちら側の勝手な思いかもしれない。

でも、そう考えないと
やりきれないこともあるね。

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人って産まれた瞬間
その命がいつか消えることだけは
誰しもに与えられた運命。

命の灯の長さだけは
誰にもわからない。

だから、時々、いや、いつもかな。
誰だってその時が来るのに
期限を忘れたように生きる。

そのうち、できるようになる、
そのうち、必ずやり遂げる。
そのうち、
そのうち、、、。

そのうちの終わりを知ってる?
と、自分に聞いてみる。

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日が沈む前に
精一杯、生きている?


ほんとに、いいの?
いま、それを感じなくて。
いま、そこにいかなくて。
まだ、足踏みしてていいの?



小さな逝ってしまった魂が
遺してくれたものを
噛みしめる夜。


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