なにするのん?
って萌絵さんに聞きたら
「ただ、神社に行くだけ」
って、言われた通り(笑)
みんなで、
ただ神社に行ってきた。

でも、萌絵さんが
一緒に行こうーって
声をかけたら
たくさんの方々がおこしでね。
素敵やね。

photo:01



これね、なんて読む?
ざまじんじゃ
でなくて
「いかすりじんじゃ」
って読むねん。

オフィス街の真ん中にある
小さな神社なんやけど
摂津国一宮。
photo:02



こんなオフィス街を
適当にみんなで歩いて
最初に行った
難波神社から移動。

あら、ひつきさんが
いてはる!笑
後方には
おヒョウ夫人の
ヒョウスーツ姿が!

photo:03



鳥居をくぐったら
なーんか変だよ、わたし。
本殿に足が向かない。
お末社さんに
行かなあかんの?
と、行ってみるも、
どうも違う。

ふっと、繁みの向こうに
気配を感じて
進んでみると
知らないおじさんが
一対になってない狛犬さんを
愛おしそうにナデナデ。

photo:04



なんか、ご様子が
危なっかしい感じ。
ひとしきりナデナデしたら
こちらに戻って来はった。

思わず声をかけちゃった。
「この相方は、どちらに?」

するとね、この子は
一匹だけなんやって。
ご自身はこの子が
愛おしくて、毎日
こうやって触りにくる。

先日、ここで
スーツ姿の男性も
自分と同じことをしてたのを
見つけてしまってね、
「きっと、彼にも辛い事が
あるんやろなぁと思ってなぁ、、」
って、お話ししてくれはった。

photo:05



おじさんは
糖尿からくる視力低下で
ほとんどまともに
目が見えなくなってらして。
だから、危なっかしい
あるきかた、してはったんやね。

大好きな本が読めなくなって
何のために生きてるのか
わからん様になったんやけど
そんなとき、ここに来て
この子に勇気をもらったんやって。

自分は生かされてるんやな、
ってことが、ふっとわかった。
だから
ありがとうって、
生きていかなあかんねんな、
って。

毎日、この子に触りに来て
元気に生かしてもらって
ありがとうって言うんや。

そんなこと、お話ししてくれはった。

photo:06



長々としゃべってごめんね、
そう言って
おじさんが帰りはった後
狛犬さんをナデナデしてみた。

なんでかな?
すごーく、嬉しいのと
悲しいのと淋しいのココロが
ふわぁっと浮き出てきて
ありがとうね、って言いながら
ハグしてた、わたし。


後で、社務所に言って
狛犬さんのことを聞いたら
実は、何も文献が
残されてなくって
よくわかってないらしい。

どこかの学者さんが
これは、もともと
対であるのでなく
一匹だけで、そのお役目が
あるんやないかって。
そんな見解もあるんやって
とっても親切に教えてくれはった。

実は狛犬のようで
そうではなさそうやってこと。
足が、普通の狛犬さんと
違うように作られてるんやって。

photo:07



二社、お詣りさせてもらって
その後はランチ~居残り組で
カフェタイムに突入。

萌絵さんが持ってた
カードを引かせてもらったら
「屋久杉」のカード。

おじさんが言ってはった
「生かされてるんやなぁ」の
ココロからの言葉と共に
「屋久杉カード」の
あるがままのメッセージ。

ありがたい、一日中でした。
深謝。



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