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彼はお店予約してくれてたんだけど
なんか私たちしか
お客さんいなかったみたいだったなぁ。
こっちは個室だったんだけど
お会計の時、がらーんってしてた。
あそこ経営大丈夫か心配になったよ。
余計なお世話だね。笑
けど、料理は美味しかったし
ワインも飲んだし🍷
そこまでは楽しくいつも通りだ。
何の話題だったか、流れから
旦那のことを言う感じになった。
旦那の浮気が過去にあったこと
子どもも幼かったから
見なかったことにして
わたしの気持ちに蓋をしたこと
そして今もなんかグレーだということ。
介護育児のワンオペ
わたしの実家への気薄感
諸々…
旦那がわたしを抱かないこと
彼は前も気にして
他にいるんじゃないの?
って言ったこともあった。
その時は蓋して奥しまった気持ちのこと
全く忘れてしまっていて
離婚の理由なんて
彼を好きなことしかないと思い込んでた。
内面に向き合った結果
そのパンドラの蓋を開けてしまって
忘れていた過去を掘り起こしてしまったと。
「良い人ができたら言ってね。
わたしは身を引くから。」
と言った言葉に傷ついたのでは
と思ってたことも言ったけど、
それは傷ついていないと彼は言った。
彼に言われたことがずっと心にあることも。
「自分から離れることはないよ」
「ココアちゃんの子どもたちが手を離れたら、お互い離婚して一緒になることを考えても良いかと思った」
そして、根っこの部分で心が繋がってる気がして
何故だかこの先も離れる気がしないこと。
けど、これまでずっと
心がぐるぐる🌀苦しくて
毎日泣いて
占いしたりしたこと。
わたしは、内面に向き合って
はっきりわかった自分の気持ちがある。
それを伝えに来たと
まっすぐ彼の目を見て話した。
わたしは彼ちゃんを愛してます。
彼ちゃんが一番大事。
彼ちゃんのそばで人生をずっと共に生きてゆきたい。
でも、それが
今は叶わない状況になってしまったこと。
だから少し離れて幸せを見守ることにしたこと。
この数ヶ月の心の動きも全て
彼にに話した。
彼はわたしをまっすぐ見て
ちゃんとわたしの言葉を受け止めてくれた。
そして、彼も改めて話してくれた。
1人になって、色々大変で
始めは家政婦さんでも良いかなとか思ってたと。
けど、この先の不安と
一人でいることのつまらなさ、味気なさ
何かあっていつ死んでも別にどうでも良いと
そんな事からやはり婚活をすることにしたみたいだ。
今年になって連絡取り始めた今のお相手のこと。
婚活してるんだけど誰かいない?って言ってたよう。
わたしの周りにはいないと言われたらしい。
ある時相手が
何か大変そうな感じがしたみたいで
自分が出来ることがあったらみたいなことから
お母さんの体調のことを聞き
うち部屋余ってるよってことからの同居話が進んだ。
相手に
わたしを助けてくれますか?
って言われたんだって。
そして、婚活してることもあって、彼は
こっちに来て欲しい。
自分はあなたを幸せにします。
と相手を口説いたらしい。
それで今までの暮らしを全部捨てて
彼のところに来た。
相手の離婚の理由は知らないし聞くこともない
離婚後移り住んだところに永住する
とまで言ってたのに
昨年10月に別のところに引っ越しをしているそう。
向こうで何かあった感じはするけど
それも聞いてはいないそう。
彼は困ってる人を放っておけない人。
自分の婚活と相手とのタイミングが
同居をすることに進んだんだよ。
もしわたしがその時々で
婚活やめてとかわたしのことを待っていてとか
何かわたしから言っていたらどうだったか聞いたら
わからない。
もしかしたらしてなかったかも知れない。
と言ったけど、彼は決めたことはやる人。
有言実行の人なの。
でも、私への気持ちは本当だったと思うけど
彼は周りを傷つけてまで一緒になっても
それは違うと思うといってたからね。
わたしを奪うとかそれはしちゃいけないと
思っていたから。
でも、ちゃんと彼からの愛はわかって
わたしは嬉しかったし
本当に嘘ではないと思えた。
でも、自分からお願いして来てもらって
全て捨てて来た人に
この話をなしにはできない。
彼はそう言った。
わかってる、そうだよね。
でもわたしの気持ちは本心だから
きちんと伝えたかった
彼の出張が、また9月にあるかも、という。
誕生日に会えないから、その日は会いたい
と言ったの。
本当は誕生日に会って
そこで区切りをつけようと思ってた。
けど、まだ会えるなって思ったら、
少し心が躍った。
彼にキーケースを渡した。
やりたいと思ってたこと
ちゃんとしようと思って注文したことも。
彼は、気に入ってくれた。
わたしとは気を使わなくて
「お互いリラックスして居られる」って
彼も思ってくれてた。
相手が(自分とは)ダメと思ったら
ハッキリしてる人だから、
その時は向こうから言うと思う。
そう言ってくれたのは
わたしへの優しさからかも知れないけど
いつか…、もしかしたら…、
と思えてわたしの元に帰ってくるかもしれない
って思えた。
彼と部屋に戻って、また肌を交わした。
幸せに包まれて帰ることもできた。
きちんと伝わったと思うと心が楽になってた。
なのに…
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