サタン｢いらっしゃいませお客様！ご注文はお決まりでしょうか！可愛いあなたにはなんと！ドリンク無料とさせていただきます！！｣
シェゾ｢そんなサービスなんかねえ！勝手な事すな！｣
エコロ｢お姉さんにはデザートサービス！｣
Dシェゾ｢そんなサービスもねえ！｣
ラフィーナ｢もう！なんなのよあなた達！いつも勝手なことばかり…！｣
シェゾ｢この際だから言わせてもらうがお前たちはいつも騒ぎすぎだ！もう少し大人しくしろ！｣
アルル｢そうだよ！いつもみんなを巻き込んで騒ぐは可愛い女の子を見るといつもこれだし…｣
サタン｢そんな事ない！私たちはいつも真面目だ！｣
エコロ｢そうだよ！これが普通！｣
シェゾ｢どこが普通なんだ！｣
りんご｢もはや騒がしすぎてむしろこれが普通にの基準に思えちゃってるんだね…｣
ラフィーナ｢でもほんとに騒がしすぎますわ！もう少し大人しくしてちょうだい！｣
サタン｢これが普通だから治すも何もありません！！｣
Dシェゾ｢なんなんだよ…｣
アミティ｢いらっしゃいませー！｣
リデル｢いらっしゃいませこんにちわ｣
マナ｢こんにちわー！｣
六花｢こんにちわ！｣
真琴｢お久しぶり｣
ありす｢ご無沙汰しておりますわ｣
亜久里｢こんにちわー！｣
アミティ｢マナ！みんな！｣
ラフィーナ｢あらマナさん達ごきげんよう｣
シェゾ｢おい…て事は…｣
サタン｢まこぴー！！！｣
エコロ｢まこぴーだ！！｣
サタンエコロ｢いえーい！！｣
シェゾ｢やっぱり…｣
Dシェゾ｢これのどこが真面目なんだか…｣
サタン｢さあさあまこぴー達！ご注文は？｣
マナ｢あたしオムライスで！｣
六花｢私はモッツァレラの冷製パスタください｣
ありす｢私も六花ちゃんと同じ物をお願いします｣
亜久里｢あたしデミグラスソースのオムライスで！｣
リデル｢はい、オムライスおひとつ、デミグラスソースのオムライスがおひとつ、モッツァレラの冷製パスタがおふたつですね｣
Dシェゾ｢まこぴーは？｣
真琴｢私はオムライス5つ、カレーライス5つ、それから…チャーハン5つ！｣
Dシェゾ｢オムライス5つ、カレーライス5つ、それから…ええ！？｣
ラフィーナ｢それ！1人で全て…？｣
真琴｢もちろんです！｣
真琴｢パクパク…｣
アルル｢おお…｣
真琴｢むしゃむしゃ…｣
アミティ｢おおー！｣
真琴｢ガツガツ…｣
りんご｢わあ…すごい食欲｣
シェゾ｢真琴…今日はよく食べるな…｣
真琴｢実は今度あるお仕事があるんです、だからそのお仕事のために体力をつけようと思って！｣
リデル｢なんのお仕事ですか？｣
真琴｢それは…ステージショーの司会よ！！｣
アミティ｢司会？？｣
DB｢今度の日曜日、遊園地のステージショーで真琴がイベントの司会をするの｣
アルル｢なるほどね！イベントの司会か…｣
Dシェゾ｢しかい？ってなんだ？｣
ラフィーナ｢やっぱりか！ですわ！｣
りんご｢司会っていうのは、イベントの進行を司る人の事だよ｣
ラフィーナ｢まあ…Dシェゾさんに分かるように説明するなら要するに、イベントを進める人って事ね｣
Dシェゾ｢なるほどな…｣
マナ｢まこぴー！私達もちろん見に行くからね！｣
アミティ｢あたし達も行きたい！ねえねえ、良かったら一緒に行ってもいいかな？｣
マナ｢もちろん！是非一緒に行きましょう！｣
アミティ｢やったー！じゃあみんなで見に行こう！｣
DB｢来てくれるんですね！ありがとうございます｣
真琴｢剣崎真琴！頑張ります！！子供達のハートをゲットしちゃいます！！｣
アルル｢おお〜！まこぴーもやる気満々だね｣
サタン｢まこぴーが司会をやるイベントとか最高すぎないか！？｣
エコロ｢いくいく！絶対いく！！！｣
ラフィーナ｢まあでも確かに面白そうですわね…私も見に行こうかしら｣
アルル｢僕も見たい〜！｣
りんご｢私も気になります｣
リデル｢行きたいです…｣
Dシェゾ｢俺もそれ見てみたいな…｣
シェゾ｢次の日曜日か、みんなで行ってみるか？｣
真琴｢ほんとですか！？嬉しい！｣
マナ｢よーし！じゃあ次の日曜日はみんなでまこぴーのイベントに行こう！！｣
アミティ｢うん！楽しみー！｣
サタン｢まこぴーが司会のイベントを見られる日が来るとは…うわー！！！生きててよかったー！！！｣
エコロ｢ほんとに！人生って素晴らしい！！｣
サタンエコロ｢いえーい！！！！｣
ラフィーナ｢はあ…｣
シェゾ｢ここまでテンション上がってるのお前らだけだぜ…？｣
日曜日
アミティ｢マナー！！｣
マナ｢あ！アミティ！みんなも！｣
アミティ｢お待たせー！！｣
アルル｢ごめんね遅くなっちゃって｣
六花｢全然です！｣
ありす｢私達も今来たところですから｣
サタン｢遂にこの日が…！まこぴーの司会のイベントを見られる日がきた…！！｣
エコロ｢まこぴー！今日のイベント頑張ってね！僕達も応援するから！｣
真琴｢あ、ありがとう…頑張ります！｣
アミティ｢サタン達のテンションはとりあえず置いてといて…でも、そうだね！まこぴー！頑張ってね！｣
亜久里｢みんなで応援しますわ！アイちゃんも！｣
アイちゃん｢チュピ！｣
アミティ｢わあー！可愛い赤ちゃん！！｣
アルル｢ほんとだ！すごく可愛い！｣
アイちゃん｢チュピ〜？？チュピチュピ！！｣
シェゾ｢なんだそいつ…すごく可愛い…｣
亜久里｢え？｣
アイちゃん｢チュピ！！｣
シェゾ｢こいつ…名前はなんて言うんだ？｣
亜久里｢アイちゃんですわ！｣
シェゾ｢アイちゃん！すごく可愛いなぁ〜！よ〜しよしよし！怖くないぞ〜？？なあ…アイちゃん抱っこしてもいいか？｣
亜久里｢え、ええ…いいわよ、ほら｣
シェゾ｢はあ…可愛い…可愛いなぁ〜！！よーし！アイちゃん！俺と遊ぼう！！｣
アイちゃん｢チュピー！！｣
六花｢あのお兄さん…あんなキャラだったっけ…？｣
ありす｢どうやら見かけによらず可愛い物好きみたいですね｣
アルル｢あ、うん…シェゾって実はあんな感じなんだ…｣
六花｢そうなんだ…あのお兄さんいつもクールだからあんな一面、全く想像できなかったわ…｣
マナ｢でもアイちゃんもお兄さんのこと気に入ったみたい！！良かったねアイちゃん！｣
Dシェゾ｢アイちゃんか…｣
ラフィーナ｢あら？同じ名前…とか思ってる？｣
Dシェゾ｢ば…ばか！別にそんなんじゃねえ！｣
ラフィーナ｢なるほど…俺もいつかあいつとこの子みたいな可愛い子…とか、そんな事思ってるんじゃありません？｣
Dシェゾ｢きっ…きき…！きさま…！後で…後で覚えてろ！！｣
ラフィーナ｢そんなどもって喋られても…ちっとも怖くありませんわよ…｣
マナ｢それじゃあ早速！会場の方に行こう！｣
ありす｢これから会場の方で真琴さんが本番前のリハーサルをするんです｣
亜久里｢多分見学が出来ると思うわ！ね？真琴｣
真琴｢ええ、見学出来るわよ｣
アミティ｢ほんとに！？見れるの！？｣
サタン｢やっほーい！！いくいくー！！｣
エコロ｢わーい！！｣
Dシェゾ｢はあ…こいつらは…｣
六花｢相変わらずのテンションね…｣
アミティ｢すごーい！ここでやるんだ〜｣
ラフィーナ｢あら…真琴さん！｣
アルル｢わあ！可愛いステージ衣装！｣
りんご｢司会のお姉さんって感じですね｣
リデル｢はい…とっても可愛いです…｣
サタン｢まこぴーの司会衣装！やばい！可愛い！可愛い！｣
エコロ｢一生見てられるー！！！｣
サタン｢ほんとに！あー！可愛いなー！！！！｣
Dシェゾ｢はあ…｣
シェゾ｢始まっちまったな…なあ、アイちゃん｣
アイちゃん｢チュピ！｣
監督｢よし！それじゃあ練習行ってみよう！！｣
｢はい！！｣
真琴｢はーい！みんなー！こーんにちわー！！｣
アミティサタンエコロ｢こーんにちわー！！！｣
真琴｢これから森のどうぶつショーがはじまるよー！！今日はみんなでたーくさん遊ぼうねー！！｣
サタンエコロ｢はーい！！！！｣
ラフィーナ｢そこ！ちょっとうるさい！｣
真琴｢それじゃあ！みんなでどうぶつさん達を呼んでみようね！おーい！！！｣
どうぶつさん達｢わーい！！｣
ケロケロ｢こんにちわー僕はケロケロ！｣
モーモーくん｢僕はモーモーくん！｣
トラオ｢僕はトラオ！3人合わせて…｣
｢仲良しトリオー！！｣
真琴｢みんなは仲良しさんなのね！｣
｢そうでーす！｣
アミティ｢いいなー｣
りんご｢舞台にあがってる時のまこぴー1番輝いて見えますね！｣
サタン｢舞台にあがってる時だけじゃない！まこぴーはいつだって輝いてるぞ！｣
エコロ｢そうだよそうだよ！！！｣
監督｢…なんだって！？｣
Dシェゾ｢…ん？｣
シェゾ｢なんだ？｣
DB｢うさぎ役の子が急病で来られなくなったんですか？｣
女性スタッフ｢はい…そうみたいなんです…｣
DB｢困りましたね…うさぎ役が居ないと成立しないわ…｣
男性スタッフ｢どうしましょう…｣
監督｢うーん…今日は中止にするしかないな…｣
アミティ｢ええー！？｣
サタン｢そんなー！！｣
マナ｢監督さん！！あたし達みんな今日のまこぴーの舞台楽しみにしてたんです！まこぴーも今日のためにずっと舞台の練習頑張ってましたし…｣
監督｢そうは言ってもね…うさぎは主役だし…｣
マナ｢そ、そんな…｣
真琴｢マナ…｣
サタン｢それじゃあそのうさぎの役…私がやります！！｣
真琴｢…え？｣
シェゾ｢はあ！？｣
ラフィーナ｢サタン！何をおっしゃってますの！？そんなの無理に決まってるでしょ！？｣
アルル｢そ、そうだよサタン！それにセリフだってあるんだよ？｣
サタン｢それは…気合いでなんとか！｣
シェゾ｢気合いで何とかなるもんじゃねえよ！｣
リデル｢それじゃあ…セリフを少し減らせないか…相談してみませんか？｣
りんご｢そうですよ！私達もサポートします！｣
サタン｢え…？｣
シェゾ｢でも…｣
アミティ｢そうだよ！大丈夫！みんなでやれば何とかなるよ！まこぴーのイベント成功させようよ！！｣
マナ｢そうだよそうだよ！だって！まこぴーのステージだもん！！｣
シェゾ｢…全く…お前らと来たら…｣
ラフィーナ｢そうですわね…やりましょう｣
六花｢全くマナはいつもこうなんだから…でも、アミティちゃん達もほんとマナにすごく似てるわね｣
ありす｢やっぱりマナちゃんのお友達はこうでなくちゃ…｣
亜久里｢みんなでこのステージ絶対に成功させましょう！｣
｢おー！！｣
アイちゃん｢チュピー！！｣
監督｢おいおい！勝手に決めないでくれよ…そうは言ってもね…｣
男性スタッフ｢やりましょうよ！まだ時間はありますし…｣
女性スタッフ｢今日のためにずっと準備してきたんですから！｣
監督｢…よしやるか！やろう！楽しみにしてるみんなの為にも…！｣
アミティ｢やった！！｣
サタン｢よーし！うさぎ役気合いいれてやるぞー！！｣
エコロ｢おじさま頑張って！｣
ラフィーナ｢私達もサポートしますわ！｣
DB｢みんな…｣
監督｢よし！それじゃあ時間もないから練習を続けよう！｣
サタン｢はい！頑張ります！！｣
監督｢それじゃあ練習スタート！！｣
｢はい！｣
真琴｢それじゃあ！みんなの友達のうさこちゃんを呼んでみようね！うさこちゃーん！！｣
みんな｢げっ…｣
サタン｢どす…どす…どす…｣
アルル｢歩き方が…すごく変だよ…？｣
サタン｢よっ…よっ…うわっとっと！！ズデン！｣
エコロ｢うわ！転んじゃった！！｣
シェゾ｢全然ダメじゃねえかよ…｣
監督｢うわー！どうしようー！これじゃあ…！｣
DB｢まあまあまあまあ…｣
りんご｢あはははは…｣
サタン｢どどどうしようみんな…｣
シェゾ｢こうなったら…サタン！本番はもう開き直りだ！！｣
サタン｢分かった…開き直りだな…よーし！わっ！うわ！わあ！ああー！！｣
アミティ｢うわあー！！サタンがステージから落ちちゃうー！！｣
アルル｢よっと…ふう…これで大丈夫｣
サタン｢アルル…助かった…｣
Dシェゾ｢これでほんとにいいのか…？｣
ラフィーナ｢さあ…｣
りんご｢分かりません…｣
亜久里｢ちょっと心配ね…｣
アイちゃん｢チュピ…｣
アナウンス｢只今より当遊園地遊びのエリア野外ステージにて森のどうぶつショーを開演致します｣
サタン｢うわ…人が…沢山…はわわわわ…すごく緊張する…｣
真琴｢サタンさん｣
サタン｢は…わっ…ま、まこぴー…！｣
真琴｢上手く出来なくてもいいので…楽しくやりましょう？｣
サタン｢まこぴー…｣
真琴｢ね？｣
サタン｢…ありがとう、頑張るからな！｣
真琴｢はい！うふふふ…あ、そろそろね｣
サタン｢まこぴー、頑張ろう｣
真琴｢ええ！｣
真琴｢はーい！みんなー！！こーんにちわー！！｣
｢こーんにちわー！！！｣
DB｢真琴…｣
シェゾ｢いい感じじゃねえか…｣
ラフィーナ｢その調子ですわ｣
マナ｢頑張ってまこぴー！｣
亜久里｢真琴！頑張ってー！！｣
アイちゃん｢チュピー！！｣
真琴｢これから、森のどうぶつショーが始まるよ！今日はみんなで沢山遊ぼうね！｣
｢はーい！！｣
真琴｢それじゃあみんなでどうぶつさん達を呼んでみよう！おーい！！｣
サタン｢…｣
男性スタッフ｢うさぎ役、そろそろ出番です｣
サタン｢あ、あっ…はい！！｣
トラオ｢3人合わせてー！｣
｢仲良しトリオー！！｣
ケロケロ｢そして僕らのアイドル…｣
｢うさこちゃんー！！…ええ？｣
真琴｢あ、あははは…｣
サタン｢えっほ、えっほ…ズデ！！あー…｣
｢あはははは！！｣
シェゾ｢あっちゃ…はっ！セリフ…えっと、私はうさこって書いてある紙を…サタン！｣
ラフィーナ｢セリフセリフ！｣
サタン｢…はっ！そうだ、セリフ…うわぁ…緊張する…｣
男の子｢うさぎさんが転んだ！！面白い！！あはははは！！！！｣
男性｢はあ…前の席の子うるさいな…まあでも子供だし仕方ないか…｣
？？？｢怒鳴って注意しちまえばいいじゃん…｣
男性｢…！？誰だ！？｣
イーラ｢お前の望み叶えてやるよ｣
男性｢…は！うわあー！！！｣
イーラ｢暴れろ！お前の心の闇を解き放て！！｣
ジコチュー｢ジコチュー！！！｣
シェゾ｢なっ…！？｣
六花｢なに！？｣
リデル｢きゃ…！あれは…！｣
監督｢うわ！なんだありゃ！｣
サタン｢な、何これ…！｣
真琴｢まさか！｣
ジコチュー｢ジコチュー！！｣
男の子｢なにあれ…？｣
女の子｢木のおっきなお化け！｣
六花｢そんな…まさか！｣
マナ｢ジコチュー！！｣
マーモ｢さあ！今から恐怖のショーの始まりだ！！｣
ありす｢あなたは！｣
六花｢イーラ！！｣
アルル｢あれ…？こんなストーリーだったっけ？｣
りんご｢はい…なんか違うような…｣
男の子｢パパ…お化け…怖いよ…｣
父親｢大丈夫だよ落ち着いて、パパがついてるから…にしても確かにあのお化け…ちょっとリアルすぎるな…｣
女の子｢うえーん！パパー！こわいよー！！｣
女の子｢きゃー！おばけー！！｣
Dシェゾ｢皆さん！大丈夫ですので落ち着いてください！！絶対に大丈夫ですので！！｣
シャルル｢マナ！急ぐシャル！｣
ラケル｢変身してみんなを守るケル！｣
マナ｢でも！そんな事言ったって…！ここで変身する訳には…｣
亜久里｢そうよ！こんな大勢の目の前で…｣
真琴｢…そうだ！｣
マナ｢…まこぴー！？｣
真琴｢みんなー！！大変！！森にお化けが出ちゃったー！！ああ！みんな！上を見て！！｣
男の子｢上…？｣
ラフィーナ｢…！！客席に向けて照明をお願いします！！｣
男性スタッフ｢え、ああ…はい！｣
ピカーン！！
男の子｢うわ！眩しい！｣
父親｢眩しくて見えないよ…｣
女の子｢眩しいよー！｣
ラフィーナ｢皆さん！今ですわ！！｣
マナ｢ありがとう！みんな行くよ！｣
｢プリキュアラブリンク！！｣
亜久里｢アイちゃん行きますわよ！｣
アイちゃん｢チュピ！｣
｢プリキュアドレスアップ！！｣
ハート｢みなぎる愛！キュアハート！｣
ダイヤモンド｢英智の光！キュアダイヤモンド！｣
ロゼッタ｢ひだまりポカポカ！キュアロゼッタ！｣
ソード｢勇気の刃！キュアソード！｣
エース｢愛の切り札！キュアエース！｣
｢響け！愛の鼓動！ドキドキプリキュア！｣
ハート｢愛をなくした悲しい植物さん！このキュアハートがあなたのドキドキ取り戻してみせる！｣
サタン｢来たー！ドキドキプリキュア！！｣
シェゾ｢あいつらが伝説の戦士プリキュア…！｣
アミティ｢すごーい！ドキドキプリキュアやっぱかっこいいー！！｣
ラフィーナ｢スタッフさん！照明を戻してください！！｣
男の子｢あれ、眩しくなくなった！｣
父親｢おや…？あれは…｣
女の子｢あ！プリキュアー！！｣
女の子｢プリキュアだ！！｣
｢わーい！！プリキュアー！！｣
ダイヤモンド｢あははは…やっちゃったわね…｣
ロゼッタ｢変身しちゃいましたね…｣
エコロ｢わーい！ドキドキプリキュアー！！ふうー！！！！！｣
ラフィーナ｢やかましいー！！！ですわ！｣
監督｢え、ええ？？｣
男性スタッフ｢これどういう状況…？｣
イーラ｢さあ！プリキュア！今日こそは容赦しないぞ！｣
ハート｢それはこっちのセリフよ！！｣
ダイヤモンド｢まこぴーのステージをよくも邪魔してくれたわね！！｣
イーラ｢ふん！知ったことか！｣
ハート｢みんな！｣
｢ええ！！｣
ハート｢プリキュア！ハートシュート！！｣
ソード｢プリキュア！スパークルソード！｣
女の子｢すごーい！プリキュアのショーが始まった！！｣
エコロ｢すごいすごいすごい！！わーい！！プリキュアー！！キュアソードー！！｣
男の子｢黒い影さん見えないよ！｣
エコロ｢あ、ごめんなさい…｣
イーラ｢くそ…！プリキュアー！！｣
エース｢あっ…！くっ…！｣
ハート｢キュアエース！！｣
エース｢…あなた達のせいで…真琴の大事なステージが台無しですわ！｣
イーラ｢ふん！お前たちのちっぽけなステージなんかどうでもいい！はあー！！｣
ダイヤモンド｢はあ！｣
エース｢ダイヤモンド！｣
ダイヤモンド｢ちっぽけなんかじゃない！みんな今日のまこぴーのステージをすごく楽しみにしてたのに…！｣
イーラ｢だったら…あいつらに聞いてみるか｣
ハート｢ああっ…！｣
ソード｢まずい…！｣
イーラ｢すごく痛いぜ…？ジコチュー！あいつらに向けて攻撃を！｣
ジコチュー｢ジコチュー！！｣
男の子達｢うわっ！｣
女の子達｢きゃー！｣
ロゼッタ｢させません！プリキュア！ロゼッタリフレクション！！｣
女の子｢わー！すごーい！！｣
父親｢プリキュアが守ってくれた…！｣
男の子｢お姉ちゃんすっごい！！｣
男の子｢うんうん！すごいね！！｣
ロゼッタ｢えへへ…それほどでも…｣
エコロ｢おお！これはすごい！すごいよー！！｣
イーラ｢あ？なんだお前？ジコチュー！こいつもやれ！！｣
ジコチュー｢ジコチュー！｣
エコロ｢え？うわあー！！｣
ダイヤモンド｢危ない！！煌めきなさい！トゥインクルダイヤモンド！！｣
エコロ｢え、あ…どうも…｣
ダイヤモンド｢黒い影さん！危ないから下がってて！｣
エコロ｢あ、はい！！｣
イーラ｢くっ！どいつもこいつも…｣
サタン｢おい、貴様…｣
イーラ｢ああ！？なんだよ！｣
サタン｢私は今すごーく怒っている…人のステージを台無しにして関係ない人達まで巻き込んで…｣
イーラ｢あ？なんだよ、うさぎの格好してふざけてる奴がなんだってんだよ！お前そんな格好してるのにほんとに俺を許さない気あんのか？｣
サタン｢確かに今はこんな格好をしているが…貴様、この私を服装で判断してると後悔するぞ…？まあいい、お前みたいな悪いやつは…この闇の貴公子サタン様が…永遠に終わることの無いぷよ地獄に葬りこんでやる！はあ！｣バサァ
アミティ｢おお！サタンが着ぐるみをバサー！ってかっこよく脱いで投げた！！｣
リデル｢いつものお兄様です…！｣
サタン｢私の大好きな大好きなまこぴーのステージを台無しにした罪はかなり重いぞ…ゆくぞ！怒りのアセンション！！！｣
イーラ｢はっ！｣
ジコチュー｢ジコチュー！！｣
Dシェゾ｢あいつには避けられたけどジコチューには当たった！｣
サタン｢ドキドキプリキュアの皆…今だ！｣
ハート｢はい！！｣
｢プリキュア！ラブリーストレートフラッシュ！！｣
ジコチュー｢ジコチュー…｣
アミティ｢やった！｣
ラフィーナ｢倒しましたわ！｣
子供たち｢わあー！！すごーい！！プリキュアー！！！｣
監督｢おお…｣
女性スタッフ｢すごい…｣
ハート｢あはははは…｣
アミティ｢いやーそれにしても凄かったね！やっぱりプリキュアはすごい！！｣
ラフィーナ｢まあ子供達みんな喜んでますし…｣
りんご｢大成功では無いけどでも…結果オーライですかね！｣
ハート｢以上！ドキドキプリキュアショーでした！皆さんありがとうございました！｣
シェゾ｢それでいいのか！？なあ…アイちゃんはどう思う…？｣
アイちゃん｢チュピ〜？？｣
次の日
アミティ｢結局まこぴーのショーはめちゃくちゃになっちゃったけど…でもドキドキプリキュアショーって形に見せられて良かったね！｣
マナ｢うん！子供達はみんな喜んでたみたいだし！｣
六花｢まあ…いいのかな？｣
アミティ｢いらっしゃいませー！｣
監督｢あ！真琴さん！他の皆さんも！｣
真琴｢監督さん！｣
アミティ｢あれ！？あの時の監督さん！なんでここに？｣
監督｢実はDBさんからこのお店にいると連絡を貰ってまして…｣
ありす｢まあ…｣
監督｢とりあえず…カフェラテお願いします！｣
リデル｢はい、只今お持ちします！｣
真琴｢それで監督さん、どうかしたんですか？｣
監督｢はい！真琴さん！大ニュースですよ！この間のショーの反響がすごかったらしくて！｣
真琴｢ええ？｣
監督｢遊園地の方から、また昨日のと同じショーをやって欲しいってオファーを貰ったんですよ！｣
マナ｢えっ…｣
六花｢げっ…｣
監督｢だから真琴さん！もう1回昨日のと同じ司会をやってください！そうしたらきっとまたプリキュアさん達が来てくれると思うんです！だから…｣
ありす｢まあ…それは…｣
マナ｢いやいや…｣
六花｢無理無理…｣
アミティ｢あはははは…｣
ラフィーナ｢それはさすがに…ですわね｣
シェゾ｢サタン｣
サタン｢ん？なんだ？あ、買い出しの件か？それならちゃんとほら、オムライスに使う卵に玉ねぎにケチャップに…｣
シェゾ｢違う、買い出しの件ではない｣
Dシェゾ｢お前、いつもふざけてるのにやる時はちゃんとやるのだな…｣
シェゾ｢ああ…サタン、お前はいつもみんなを巻き込んで騒いでいるが…やる時はちゃんとみんなを守る、それがお前のやり方か？｣
サタン｢…あれはただ、私の大好きなまこぴーのイベントを台無しにされたから頭に来ただけだ｣
シェゾ｢…やる時はちゃんと戦ってこの世界の平和を守っているのだな｣
Dシェゾ｢あれはサタンがいたから無事に…｣
サタン｢さっきも言ったが、好きなアイドルのステージを台無しにされたのだ、あんなの怒って当然だ｣
シェゾ｢ふん、本当はすごく真面目なんだな…｣
サタン｢そう思っているがいい…さあ！今日もまこぴーが来てるみたいだし私もまこぴーの所に行くぞ〜！！まこぴー！待っててねーん！！｣
シェゾ｢出た…｣
Dシェゾ｢…あれのどこが真面目なんだ…？｣
おわり