エコロ「みんなおっはよー!!」
シグ「おはよー」
サタン「今日も元気だな」
ラフィーナ「今日もお仕事頑張りますわよ!」
Dシェゾ「そうだな…」
シェゾ「すまん、ちょっと話がある」
シグ「んー?」
ラフィーナ「どうしましたの?」
シェゾ「ああ…実は最近、この辺に食い逃げ犯が来てるらしいんだ」
サタン「食い逃げ?」
ラフィーナ「まあ…それはまた物騒ね…」
Dシェゾ「そんな事するやつがいるのか…」
シェゾ「この辺の飲食店でもう毎日のように食い逃げが起きてるらしい、うちの店も注意しろってさっきそこの中華料理店から連絡もらってな…」
ラフィーナ「常習犯かしらね…」
シェゾ「ああ…恐らく同じやつなんじゃないかって、まあ推測に過ぎないが」
サタン「そうか…同じ奴か…」
シェゾ「それでその食い逃げ犯の特徴なんだが、パーカーを着てるみたいで…」
Dシェゾ「パーカー?」
シェゾ「ああ、パーカーを着てて、あとメガネもかけてて…」
エコロ「メガネか…」
シェゾ「あと、標準語で喋るらしい」
Dシェゾ「そんな分かりやすいやつ来たらすぐ分かるんじゃねえか…?」
シェゾ「んーまあ…多分分かると思うが…でもまあとりあえずこの店にも来るかもしれないから一応気をつけてくれ」
エコロ「うん!わかったよー!食い逃げ犯をもし見つけたらこのエコロ様が捕まえてみせる!」
ラフィーナ「そうよ!食い逃げなんてさせませんわよ!」
シェゾ「頼んだぞ」
ラフィーナ「いらっしゃいませー3名様ですか?」
男A「1人です」
男B「1人です」
男C「1人です」
ラフィーナ「あ…はい…一人一人別々なんですね、分かりましたわ、お席ご案内します」
シェゾ「今日の買い出し当番はリデルとシグ!」
リデル「はーい」
シェゾ「頼んだぞ」
シグ「行ってくるー」
シェゾ「ああ、気をつけてな」
ラフィーナ「シェゾさん!怪しい人来ましたわ」
シェゾ「怪しいやつが来たのか?」
ラフィーナ「ええ、カウンターにご案内しましたわ」
シェゾ「カウンターか」
Dシェゾ「俺見てくる」
シェゾ「ああ、頼んだ」
男A「おう…おう…え…??」
Dシェゾ「いや…全員充分怪しいな…」
男A「いやそんなはずないから、ちゃんと確認して?」
Dシェゾ「あいつは電話してるな…よし」
男A「ああ…頼んだよ、マジで」
Dシェゾ「あの…すみません…ご注文お伺いしてもよろしいですか…?」
Dシェゾ「(まずこいつはどうだ…?)」
男A「ああ…じゃあ、ハイボール貰える?」
Dシェゾ「ハイボールで、はいかしこまりました」
男A「あとチャーハンも」
Dシェゾ「チャーハン、はい」
男A「ああ…ああ、それで?うん」
Dシェゾ「(うーん…こいつ結構怪しいけどな…それじゃあ次、こいつはどうだ?)」
Dシェゾ「すみません、ご注文お伺いします」
男B「ほな、アイスコーヒー貰える?」
Dシェゾ「アイスコーヒー、かしこまりました」
Dシェゾ「(いやこいつも怪しいな)」
Dシェゾ「すみませんご注文どうなさいます?」
男C「あー、注文か…じゃあウーロン茶お願いしてもいい?」
Dシェゾ「ウーロン茶?」
男C「うん」
Dシェゾ「かしこまりました」
Dシェゾ「(標準語じゃんこいつも怪しいな…)」
Dシェゾ「やばい、なんにも分からんな…全員怪しいっちゃ怪しいけど…」
ラフィーナ「パーカーで、メガネかけてて…」
シェゾ「パーカーでメガネか…」
ラフィーナ「あと標準語だったわ」
シェゾ「あ、標準語だったのか?」
ラフィーナ「ええ…」
シェゾ「確かにそれは怪しいな…Dシェゾ、どうだった?」
Dシェゾ「ああ…カウンターに3人いるんだけどな…」
シェゾ「え、3人?3人もいるのか?」
ラフィーナ「はい…」
シェゾ「3人バラバラって事か?」
Dシェゾ「ああ…それでまあ、全員怪しいっちゃ怪しいんだけどな…でも怪しくないっちゃ怪しいないって言うか…」
シェゾ「なんだそれ…まあ分かった、ちょっと見に行ってみる、お前はとりあえず今注文通してきただろ?それの用意してくれ」
Dシェゾ「分かった」
シェゾ「やばい全然分からねえ…」
Dシェゾ「だろ…?」
シェゾ「もう全員同じに見えてくるな…あれは」
Dシェゾ「だよな…あれ難しいよな…」
シェゾ「まあでもとりあえず、警戒だけしておこう」
Dシェゾ「了解だ」
シェゾ「警戒するに越したことはないからな…」
Dシェゾ「お待たせしましたチャーハンになります」
男A「…!ガツガツムシャムシャ」
Dシェゾ「…え、ええ?」
男A「ばくばくばく」
Dシェゾ「待ってこいつめちゃくちゃ怪しいじゃねえか…普通料理来た途端にすぐ食い始めるか…?」
男B「…!!タッタッタッタ…」
Dシェゾ「え、なに?なに…?」
男B「ドタドタドタ…」
Dシェゾ「いきなり立ち上がったかと思ったら突然走ってる真似みたいな変な行動を…こいつ何やってるん?」
男B「…!?」
Dシェゾ「(あ、やばい…目合った)」
男B「…ストン」
Dシェゾ「…?」
男B「…!!タッタッタッタ…バタバタ」
Dシェゾ「(は?また立った)」
男B「バタバタバタバタ…ストン」
Dシェゾ「(怪しすぎだろこいつ…絶対走って逃げる気じゃねえか…)」
男C「あのーすみません」
Dシェゾ「はい」
男C「車の中に財布忘れてしまったみたいで、取ってきても大丈夫ですか?」
Dシェゾ「ん、財布を取りに行く?」
男C「はい」
Dシェゾ「(もうそんなの確定演出じゃねえかよ…)」
男C「あの?お兄さん?」
Dシェゾ「あ、すみません、ちょっと待っててください」
男C「え…?」
Dシェゾ「犯人は絶対あいつだ決まりだ…!」
Dシェゾ「さあ、シェゾに報告だ…ん?でも待てよ…他の2人も妙な行動してたし…やっぱりこれ全員怪しいな…絶対あの中に犯人がいるな…」
シェゾ「どうだった?あいつら」
Dシェゾ「ああ…あいつら全員怪しいな…」
シェゾ「全員だと?」
Dシェゾ「ああ…まず1人は料理が届いた途端にいきなりがっつき始めたし…」
シェゾ「ほう…」
Dシェゾ「次の男は席をいきなり立ち上がっては突然走る真似みたいな変な行動をし始めて、急にそれをやめて大人しく座ったかと思ったらまたすぐに立ち上がってまた走る真似みたいなのを再開し始めた」
シェゾ「なんだそいつ…」
Dシェゾ「で、最後の1人は財布忘れたから取ってきてもいいかを聞いてきた」
シェゾ「うーん…確かに全員怪しいな…最後のやつはどうした?」
Dシェゾ「ちょっと待ってくれと伝えた、だからまだ車に戻ってはないと思う」
シェゾ「そうか…しかし、確かに全員やばいな…特に2人目は1番やべえじゃねえか…」
Dシェゾ「とりあえずいつでも動ける準備だけしておく」
シェゾ「そうだな、それが一番だな…」
ラフィーナ「シェゾさんDシェゾさん」
シェゾ「どうした?」
ラフィーナ「また怪しい人が来ましたわ」
Dシェゾ「まじで?」
シェゾ「またか?」
ラフィーナ「ちょっと来てください!」
サタン「ほう…また怪しいやつとは…」
エコロ「犯人は僕たちが捕まえる!」
サタン「ああ…まずはその怪しい奴らの顔(ツラ)を拝ませてもらおうか」
エコロ「そうだよそうだよ!食い逃げなんて許せない!」
ラフィーナ「あの人達なんですけど…」
女性A「それ絶対好きだよー!」
女性B「えーそうかなー?」
女性A「好きじゃなかったら絶対そんな事しないよー」
女性B「えーそれは無いと思うんだけどなー」
Dシェゾ「いや、どうかなあれは…」
サタン「いや、怪しい」
Dシェゾ「え?」
サタン「あれは怪しい」
Dシェゾ「でもあんな可愛い女2人…それは…」
サタン「おい」
Dシェゾ「は…?」
サタン「人を見た目で判断するな」
Dシェゾ「いや…でもあれは…」
サタン「お前…人を疑うんだったら筋を通せ!」
Dシェゾ「筋…?」
サタン「疑ってる時点で失礼な事をしてるんだ」
Dシェゾ「…そうだな」
サタン「じゃあもうそうなったらな、みんな平等に扱わないといけないんだ…そういうとこ筋通せ」
Dシェゾ「はあ…」
サタン「私がちょっと見てくるから待ってろ」
シェゾ「ほんとに大丈夫なんか…?」
サタン「すみません、ご注文お伺いします」
女性A「はーい、ねえねえ、この人が前言ってた店員さん?」
女性B「そう、めっちゃかっこよくない?」
女性A「え、めっちゃかっこいいね」
女性B「だよね!この間来た時も居てね…」
女性A「うんうんうんうん」
女性B「めっちゃ良くない?」
女性A「めっちゃいい!かっこいい!」
女性B「でしょー?」
ラフィーナ「どうでした?」
サタン「あれは白だな!!」
シェゾ「は…?」
サタン「彼女達はちっとも怪しくない!」
Dシェゾ「いやいやいや、あんなに怪しんでたじゃないか!」
サタン「いや、彼女らは白だ!」
Dシェゾ「いやいやダメだろ…」
サタン「そんな事より!あの男らは?」
Dシェゾ「男?」
サタン「あいつらの方が怪しいだろ」
Dシェゾ「いやいやいや…でもとりあえず今注文聞いてきたんだろ?俺がそれ持ってく、それで俺も様子見てみる」
サタン「え?」
Dシェゾ「俺もあの2人の様子を見に行くから料理用意しろ」
Dシェゾ「おまたせしました、ハンバーグランチセットとキノコのグラタンのセットになります」
女性B「え、お兄さんめちゃくちゃかっこよくない?」
女性A「え、思った!」
女性B「お兄さん名前なんて言うんですか?」
Dシェゾ「Dシェゾです」
女性A「名札ちゃんとついてるよ」
女性B「あほんとだ、書いてたね!見えなかった!」
女性A「お兄さん今フリーですか?」
Dシェゾ「いや…すみません…彼女います」
女性A「え!うそー!」
女性B「まあこんなにかっこいいんだもん、そりゃ彼女いるに決まってるよねー」
女性A「狙おうと思ったのにー」
女性B「ねー残念ーでもお兄さん、彼女さん幸せにしてあげてくださいね?」
女性A「そうですよ!でもこんなにかっこいい男の人と付き合えてる彼女さん絶対幸せだろうなー」
サタン「どうだった?」
Dシェゾ「ああ…あの女達は…白だな」
サタン「だろ!?」
ラフィーナ「え…?そんな!Dシェゾさんまで!?」
サタン「じゃああとはあの男達だけだな!」
エコロ「でも分かんないよ!?じゃあ!今度は僕が行く!」
女性B「ここの料理めっちゃ美味しいでしょ?」
女性A「美味しい!」
エコロ「すみませんお済みのお皿お下げしてもよろしいですか?」
女性B「え!なんか黒いキャラクターみたいな子が来た!」
女性A「ほんとだ!黒い着ぐるみさんかな?サーカスでもするのかな?」
エコロ「サーカス?」
女性B「この黒い子めっちゃ可愛くない?」
女性A「分かる!めちゃくちゃ可愛い!着ぐるみ?もしかしてこのお店のマスコットキャラクターか何かかな?」
女性B「このお店はマスコットキャラクターもお料理を持ってきてくれたりするの?可愛いー!」
女性A「ね!まじ可愛い!」
エコロ「白だね!!」
サタン「だろ!?」
ラフィーナ「やっぱりこいつもか…」
サタン「パク…パク…」
シェゾ「あんぱん食べて牛乳飲みながらあの男達を監視するって…もう張り込み体制厳重だな…」
サタン「結局…あいつら何も動きなしだな…」
Dシェゾ「そうだな…」
サタン「これは長くなりそうだ…」
Dシェゾ「1秒たりとも目を離せないな…」
サタン「ああ…」
ラフィーナ「私もう時間なんで上がりますわね」
Dシェゾ「あ、ああ…お疲れ」
エコロ「ラフィーナちゃんお疲れ〜!!」
サタン「お疲れ様、にしてもあの星を捕まえたら私らも昇進間違えなしだな」
Dシェゾ「ちょっと初めての現場で緊張しちゃってるな俺…」
サタン「そうか、初めてだもんな」
Dシェゾ「ああ…」
エコロ「僕も初めて!」
サタン「こういうのは体力勝負だ」
Dシェゾ「結局そうなってくるんだな」
サタン「そうだ、辛抱がいるな」
エコロ「それ良かったら教えて欲しいな」
Dシェゾ「ああ…俺にも教えて欲しい」
サタン「ああ、任せておけ!」
男A「すみませんー!」
Dシェゾ「はーい」
男A「お会計で」
Dシェゾ「お会計?」
男A「はい」
Dシェゾ「え、お会計…?」
男A「はい…」
Dシェゾ「ほんとにお会計ですか?」
男A「だからそうだって言ってるじゃん、早くお会計してよ」
Dシェゾ「え、あ、はい…それじゃあこちらお願いします…」
Dシェゾ「(あれ、こいつじゃないんか…?)」
Dシェゾ「じゃあこちらレシートになります」
男A「ご馳走様」
Dシェゾ「ありがとうございます」
サタン「おい!Dシェゾ!」
Dシェゾ「なんだ?」
サタン「カウンターの真ん中の奴いなくなってるじゃないか!」
Dシェゾ「え!?でもさっきまで居たぜ…?」
エコロ「でも今はもう居ないの!」
Dシェゾ「まじかよ…」
サタン「やられたな…」
Dシェゾ「…あれ?」
サタン「早く追いかけないと…」
Dシェゾ「まて、これ…」
サタン「え?」
Dシェゾ「ちゃんと金がテーブルに置いてある…アメリカスタイルだ」
サタン「ほんとだな…」
Dシェゾ「丁寧に『美味しかったです直接会計出来なくてすみません』って手紙まで置いてってくれて…」
サタン「ああ…手紙も添えて金もちゃんと置いてってくれてたんだな…」
Dシェゾ「いい客だな…」
エコロ「ね…すごいいい人じゃん」
Dシェゾ「となると…残るはこいつだけだな…」
サタン「ああ…このサタン様が見張ってるのだから…絶対に逃がさないからな…!」
エコロ「にしてもあのお客さん、すごいチップ置いてってくれたね!」
Dシェゾ「そうだな…疑ったらダメだったな」
サタン「ほんとにいい客だったな…食い逃げ犯どころじゃなかった」
Dシェゾ「ほんとに…なんかすごい申し訳ないな」
サタン「さあDシェゾ…エコロも」
エコロ「うん…」
サタン「いよいよ犯人は1人に絞られたぞ…」
Dシェゾ「そうだな…」
サタン「お前ら…絶対に気づかれるなよ…」
Dシェゾ「了解だ…」
サタン「冷静な対応が必要だからな…パクパク…ゴックン」
Dシェゾ「そんな事より…あんぱんと牛乳ってそんなに美味いのか…?」
サタン「とりあえず居なくなった2人の席の皿とかを片してしまって…」
男C「あのーすみません」
サタン「はい!」
男C「さっきも言ったんですけど…財布取りに行ってもいいですか?」
サタン「財布…あのーウォレット?」
男C「え?」
サタン「あのーウォレットでの…お支払い?」
男C「…」
サタン「いや、違う…え、お財布?」
Dシェゾ「サタン…」
サタン「Dシェゾ…」
Dシェゾ「ここは俺に任せておけ」
サタン「おお…」
Dシェゾ「お客様、車にお財布を忘れてきたんですか?」
男C「あ、はい…さっきもお伝えした通りで…」
Dシェゾ「では、一緒に取りに行きましょうか」
サタン「そ、そうだな…それが一番いい」
男C「あ、はい…」
Dシェゾ「(逃げられると思うなよ…)」
男C「すみませんお忙しいのに…」
Dシェゾ「いいえ…どうも…」
サタン「おい、Dシェゾ…」
Dシェゾ「ああ…こいつじゃなかった…」
男C「ご馳走様でした」
Dシェゾ「ありがとうございました」
サタン「おいおい…あいつも違ったのかよ…」
Dシェゾ「ああ…結局3人とも白か…」
エコロ「…あー!!!!」
Dシェゾ「なんだ!?」
サタン「どうした!?突然大声出して!」
エコロ「見て!あの可愛い2人の女の子がいた席!」
Dシェゾ「…な!?」
サタン「あいつら!いつの間にかいなくなってるじゃないか!!」
Dシェゾ「まじかよあいつらいつの間に…!」
サタン「あの女2人組が食い逃げだったのか…」
Dシェゾ「おい…これ、どうする…?」
サタン「…長い事刑事やってても…分からない事もあるもんだな…」
Dシェゾ「またあんぱんと牛乳…いや、そんな事より!お前あの2人白って言ったじゃないか!」
サタン「お前だってそう言ったじゃないか!」
Dシェゾ「とりあえず追いかける!もしかしたらまだ近くにいるかもしれねえ…!」
サタン「頼む!」
Dシェゾ「ダメだった…」
エコロ「逃げられちゃった?」
Dシェゾ「ああ…見当たらなかった…」
サタン「まじでか…まあいい、とりあえず今日は最後まで営業乗り切るしかない…」
Dシェゾ「そうだな…それが終わってから警察だなこれは…」
サタン「とりあえず働こう…こればかりはしょうがない…」
Dシェゾ「営業終わったな…」
サタン「ああ…しかし私ら全然ダメダメだな…」
Dシェゾ「ほんとに…食い逃げ犯にこんなにあっさりやられちまうなんて…」
サタン「とりあえず警察だ、警察に通報だ」
Dシェゾ「そうだな」
サタン「お前らもちょっと残ってくれないか?多分警察に色々聞かれると思うから…」
Dシェゾ「もちろんだ」
エコロ「僕も残るよ」
サタン「さて…今から警察に連絡を…あれ?」
女性A「もうー離してよー!」
ラフィーナ「こら!動くんじゃねえ!ですわ!」
シェゾ「大人しくしろ!」
女性B「いやだもう…」
女性A「ちょっと待って痛いってー!」
ラフィーナ「ダメですわ!動くな!」
Dシェゾ「ラフィーナとシェゾがさすまたで女2人を押さえ付けてる…」
エコロ「え?え?まって、これどういう状況?」
ラフィーナ「エコロ!サタン!Dシェゾさん!」
シェゾ「こいつらが食い逃げ犯だ!」
エコロ「おお…」
ラフィーナ「だから言ったでしょ?この人達怪しいって!」
サタン「いやいやいやいや!だからこれどーゆう状況なんだって…」
女性A「だから何もしてないって!」
女性B「知らないってば!」
Dシェゾ「あ、えっと…ありがとう…」
サタン「…そうだな、ありがとう…」
女性A「離して!」
シェゾ「警察を呼んであるから覚悟しろ…」
ラフィーナ「そうですわ!!」
サタン「結局私らはダメダメだな…」
Dシェゾ「ああ…ほんとに…」
こうして食い逃げ犯はシェゾとラフィーナの活躍によって無事に逮捕され、この近辺の飲食店の平和は守られました
めでたしめでたし
おわり
今回の主役
Dシェゾ、サタン、エコロ