???「お前は…ドッペルゲンガーシェゾ、いや、もとい時空の水晶」
Dシェゾ「だ…だれだ!」
???「お前はかつて本物のシェゾの力を奪い、そしてたくさんの人々を騙し皆を酷い目に合した…しかしお前は一度は消滅した、なのに…なぜ今再び存在している?」
Dシェゾ「それが分からない…何故か復活していて…」
???「お前はかつて皆を酷い目に合わせたのだぞ?そんな事をしていたのに今、何事も無かったかのように…お前がいれば皆がまた再び不幸になる、お前はまた皆を不幸にする、お前が存在している意味が無い…」
Dシェゾ「それは…」
???「お前の周りにいるものに再び危害が及ぶ前に…私が…!」
Dシェゾ「やめてくれ…やめてくれ!」
Dシェゾ「はあ…はあ…まただ…また同じ夢…俺はやはりこの世に存在する理由など…」
レムレス「今日はDシェゾがお休みです!」
アミティ「Dシェゾ最近また休みばっかりだね…」
アルル「ね、また腰でも痛いのかな…?」
シェゾ「おかしい…」
りんご「シェゾさん?」
シェゾ「あいつ、既読にもなってないんだ」
アルル「携帯を見ることが出来ないぐらい具合悪くなる人だっているよ、Dシェゾもそうなんじゃない?」
アミティ「そうだよ!Dシェゾ…結構体弱いんじゃない…?大丈夫かな…心配…」
シェゾ「今回は多分違う…!だって…灰原は普通に見かけるし…!でもだとしたら…やつはなぜ突然…」
レムレス「ちょっと心当たりがあるかもしれない…」
シェゾ「俺もだ、あいつ…もしかしたら…」
レムレス「…あの方法がいいと思うな」
シェゾ「ああ、俺もそう思う…」
Dシェゾ「俺はかつて…シェゾやたくさんの人達を騙して酷い目に合わせた、そんな事をしていたくせに俺はなぜ今何事も無かったかのように存在しているのだろうか…そして俺はまた皆を不幸にし、周りにいる者を再び不幸にしてしまう…もちろん、あいつの事だって…」
Dシェゾ「あいつのおすすめの匂いのシャンプーと入浴剤も…そろそろ使い納めになるかな…」
Dシェゾ「俺はこれからどうすれば…」
ラフィーナ「あははは!このテレビすごい面白いわ!」
Dシェゾ「ずで!!」
ラフィーナ「あーこの人馬鹿じゃないの!面白いわ…」
Dシェゾ「ラフィーナ!なんでここにいるんだよ!」
ラフィーナ「あら、いちゃ悪いかしら?元々のこの家の責任者は私なのよ!」
Dシェゾ「だからと言って!人の家に勝手にあがってお茶飲んでくつろいでテレビ見るやつがいるか!」
ラフィーナ「あなたが最近休むからお見舞いを持ってきたんだけど、お風呂に入ってて居なかったからこうして待ってたんじゃない!」
Dシェゾ「見舞い…?」
ラフィーナ「これ!お見舞いのお菓子、何があったのかは存じ上げませんが…でも皆さんすごく心配してましたわよ?これを食べて早く良くなって戻ってきてちょうだい」
Dシェゾ「なぜ…このような事を?」
ラフィーナ「はあ?そんなの…あなたが必要だからに決まってるでしょ?」
Dシェゾ「俺が必要…なのか…?」
ラフィーナ「当たり前でしょ!あなたが早く戻ってこないとお店だって回らないし…それに、大切なお友達だし…」
Dシェゾ「ラフィーナ…」
ラフィーナ「まあ、でも思ってたより元気そうに見えるし、これなら少し休めばまた来られるわね!待ってるわよ!それでは!」
Dシェゾ「俺が必要…なのか…でも俺はかつての行いからして…また皆に迷惑かけたり不幸にしたりしたから…そんな今更俺が存在してても…」
ピンポン
Dシェゾ「今度は誰だ?」
灰原「入るわよ」
Dシェゾ「灰原…何故ここに…?」
灰原「あなたが精神的にダメージを受けて病んでるかもしれないって聞いたから来てみたのよ、ねえ…何かあったの?」
Dシェゾ「…いや…何も無い…大丈夫だ」
灰原「何も無かったらそんな突然連絡断ったり何日も仕事休んだりなんかしないでしょ!…ねえ、本当にどうしたの?」
Dシェゾ「…俺と関わるとお前も不幸になるかもしれないから…もう俺と関わらない方がいいかもしれないぜ…」
灰原「何言ってるのよ…ほんとに呆れるわ…ほら」
Dシェゾ「なんだ、これ…?」
灰原「トロピカルランドのチケットよ、あなたの心が落ち着いてからでいいわ、息抜きにそこに遊びに行ってそこであなたの話を聞きたいなって思ってて…どうかしら?」
Dシェゾ「遊園地…か、行けるだろうか…」
灰原「もちろん無理しなくてもいいのよ…?あなたが落ち着いてからで全然大丈夫だから…」
Dシェゾ「いや…灰原はせっかく俺の為に気遣ってくれて…急だけど明日って大丈夫か?」
灰原「ええ!?そんな…急すぎない?私は別にいいんだけど…でもほんとに大丈夫なの?」
Dシェゾ「このままじゃダメなのはわかってる、だから…自分から前に進まないとダメな気がするんだ…」
灰原「確かにその気持ちも大事だけど…ま、まあ…あなたがいいなら…」
Dシェゾ「ありがとうな」
灰原「それじゃあ、明日ね」
Dシェゾ「待たせたな…」
灰原「全然よ、でもほんとに大丈夫なの?」
Dシェゾ「お前と一緒なら…多分大丈夫だ」
灰原「そう?それじゃあ…行きましょう」
真琴「みんなー!今日はトロピカルランドに来てくれてありがとう!」
マナ「まこぴー!頑張れー!」
六花「まさかトロピカルランドでまこぴーのイベントやるとはね!」
ありす「さすがは真琴さん!スーパーアイドルですものね」
灰原「あの子、最近よく見かけるアイドルの…」
Dシェゾ「まこぴーか…最近結構どこでも見かけるな…そんなに人気なんだなまこぴーって」
灰原「こんなところにまで来るの凄いわね…」
Dシェゾ「…おい、という事はもしかして…」
サタン「まこぴー!!!!ふうー!!」
クルーク「今日も可愛いねまこぴー!!」
エコロ「よっ!まこぴー!」
サタン「ゴーゴー!レッツゴー!まーこーぴー!!!」
クルーク「いやー!最高だねー!!」
Dシェゾ「絶対バレないようにしないとだな…」
灰原「そうね…」
灰原「ドッペルゲンガーさん!絶叫系いける?」
Dシェゾ「俺に無理なことなんて…」
灰原「あら、そうなの?それじゃああたしの隣でビビらずに乗ってられるかしら?これ相当すごいレベルらしいわよ」
Dシェゾ「お前が隣にいれば大丈夫…多分」
灰原「ふふ、面白いわね」
灰原「これも最後の方がちょっと急で怖いわよ、耐えられるかしら?」
Dシェゾ「当たり前だ…このぐらい…!」
灰原「ドッペルゲンガーさんクレーンゲーム得意?」
Dシェゾ「俺全部取れるぜ…ふふふ」
灰原「じゃあドッペルゲンガーさんのクレーンゲームの実力見せてもらおうかしら!」
灰原「私結構お化け屋敷好きなのよ」
Dシェゾ「入ったことないな…」
灰原「どちらが先に出られるか勝負してみない?」
Dシェゾ「俺が灰原に負けるわけないだろう」
灰原「ふふ、手応えのある面白い勝負になりそうね!」
Dシェゾ「ああ…楽しませてもらうぜ…」
灰原「とは言ってもお化け屋敷なんてただ全部作り物が勝手に動いてるだけなんだけどね…怖いも何もないと思うわ…」
Dシェゾ「結構暗いな…」
???「お前か」
Dシェゾ「…!?誰だ!?」
???「ふふふふふ」
Dシェゾ「この絵から…?」
???「あなたはかつて悪事を働いてたのに…なんで今こうして何事も無かったかのように存在してるの?」
Dシェゾ「…またか…また…」
???「この絵の中に飛び込んでしまえばこの世からあなたの存在が消える…これ、どういう意味か分かるかしら?」
Dシェゾ「…そうすれば周りに不幸が起こることが無くなる…そう言いたいのか?」
???「その通り…そうすればあなたの周りの人達を不幸にする事はなくなるし、あなたももうそんなに思い詰める事は無くなるわ、結構いい話じゃない?」
Dシェゾ「そうか…周りを巻き込まなくて済むし…俺だって…」
???「さあ…こちらへ来なさい…今日からまたあなたはひとりぼっち…」
「あああーーーーー!!!!!!」
灰原「…!?この声…ドッペルゲンガーさん!?」
灰原「…何か…何かあったんだわ…!!ドッペルゲンガーさん!…!!」
Dシェゾ「…俺は…俺は…!はあ…はあ…」
灰原「…ドッペルゲンガーさん!」
Dシェゾ「…!!」
灰原「どうしたの?何があったの?」
Dシェゾ「灰原…灰原…!」
灰原「…お化けが怖かったの…?」
Dシェゾ「違う…」
灰原「誰かに何かされたの…?」
Dシェゾ「違う…」
灰原「…あたしが来たからもう大丈夫よ…もう…大丈夫だから…」
灰原「ドッペルゲンガーさん…」
Dシェゾ「…」
灰原「ドッペルゲンガーさん!」
Dシェゾ「…は!こ、ここは…」
灰原「お化け屋敷の外よ」
Dシェゾ「外…はっ、しまった…俺としたことが…あんな幻聴ごときにまた惑わされてしまった…」
灰原「ねえ…ほんとに、大丈夫??結構精神的に来てるみたいだけど…」
Dシェゾ「大丈夫だ、心配かけたな…」
灰原「嘘ついてるわね」
Dシェゾ「え?」
灰原「とりあえず大丈夫って言って、わざと大丈夫なように振舞ってるんでしょ…?ほんとは精神的にかなりきついのに…大丈夫って言葉だけならなんとでも言えるのよ」
Dシェゾ「それは…だな…」
灰原「…観覧車からの景色でも見て少し休む?」
Dシェゾ「そ…そうだな…それじゃあそうしよう」
灰原「夜の遊園地の景色、綺麗だと思わない?」
Dシェゾ「ああ、お前の美しさには劣るけどな…」
灰原「面白い冗談言うわね」
Dシェゾ「冗談じゃないさ、ほんとに思ってるよ」
灰原「ほんっと飽きないわ…」
Dシェゾ「…な、なあ…」
灰原「なあに?」
Dシェゾ「…灰原は、もしかして結構前から気づいてたのか…?」
灰原「え?」
Dシェゾ「俺が病んでるかもだから話聞いてやれって聞いて来てくれたんだろ?」
灰原「え、ええ…」
Dシェゾ「誰から聞いたかは知らないけど…もしかして…そいつからそれを聞く前からおかしいなって思ってはいたのか…?」
灰原「やっと自分から相談してくれたわね」
Dシェゾ「え?」
灰原「当たり前でしょ?最近笑ってなかったし…すごく精神的にも疲れてる感じがしてた」
Dシェゾ「やっぱり…前から顔と態度に出てたんだな…」
灰原「何があったの?」
Dシェゾ「…毎晩毎晩同じ夢を見るんだ」
灰原「どんな…?」
Dシェゾ「…俺はかつて、人を騙して悪事を働いていた、今は間違えに気づいて改心することが出来たが…でも、それなのになぜ今こうして何事も無かったかのように存在してるのだろうか…そして俺はまた皆をいつか不幸にしてしまうんじゃないかって…何者かに夢の中で毎晩言われるんだ、毎晩見るもんだから…俺本当にいらないんじゃないかって…本当はこの世に存在してはならない存在なんじゃないかって…」
灰原「そーいう事ね…なるほど…」
Dシェゾ「さっきだってそう…幻聴と幻覚を見たんだ…お前なんかいらない、お前が居なくなれば周りに不幸が起こることなんか無くなるって…」
灰原「…」
Dシェゾ「俺…本当はこうして生まれ変われて…みんなと再会できて仲良くなれたのが凄く嬉しい…それに灰原にも出会えてこのような関係になれたことだって…でも、それでも俺が過去に犯した罪は消える訳では無い…それを思うと…あの夢の言葉…確かにってなって…胸が苦しくなって…」
灰原「あなたが優しい人に生まれ変われたのと同じように…不幸はいつだって幸せに変えることが出来る、それはあなたが一番よくわかってるはずよ」
Dシェゾ「不幸は幸せに…」
灰原「そう、あと…あなたがどうしたいかってのも大事よ」
Dシェゾ「俺が?」
灰原「そう、それは単なる夢でしょ?人に言われてどうとかじゃなくて、あなたがどうしたいか…あなたが決めることでしょ?自分の運命は自分で決める…そうだと思わない?」
Dシェゾ「自分の運命…か…」
灰原「自分が望んでるわけでもないのに、他人の言葉をただ聞いてそれを真に受けて振り回されてるあなた…かっこよくないわ」
Dシェゾ「他人の言葉をただ聞いて振り回されてる…そうか…」
灰原「他人にただ言われてずっと悩んで落ち込んでるドッペルゲンガーさんより…過去に犯した罪をしっかり反省してそれを次に繋げて、そして、自分の力で自分の運命をしっかり決められるドッペルゲンガーさんの方がずっとかっこいいと思うわよ」
Dシェゾ「灰原…」
灰原「このまま消えちゃってもいいなら、真に受けてもいいかもしれないけど、そうじゃないでしょ?だったらそんな悪夢なんかに負けないで自分に自信を持たないと…ね?」
Dシェゾ「そうだな…お前の言う通りだ…すまない、俺らしくなかったな」
灰原「それに…貴方のこといらないとか、あなたのせいで不幸になるとかそう思ってる人なんていないと思うわよ」
Dシェゾ「…そうか…」
灰原「あなたはちゃんとみんなに必要とされている…だから明日からはちゃんとお仕事に行く事ね、みんな…あなたを必要として待っているから…」
Dシェゾ「…!」
(回想)
ラフィーナ「これ!お見舞いのお菓子、何があったのかは存じ上げませんが…でも皆さんすごく心配してましたわよ?これを食べて早く良くなって戻ってきてちょうだい」
Dシェゾ「なぜ…このような事を?」
ラフィーナ「はあ?そんなの…あなたが必要だからに決まってるでしょ?」
Dシェゾ「俺が必要…なのか…?」
ラフィーナ「当たり前でしょ!あなたが早く戻ってこないとお店だって回らないし…それに、大切なお友達だし…」
Dシェゾ「俺が必要…そして友達…か」
灰原「あなたをいらないなんて思ってる人なんか居ないから、安心して」
Dシェゾ「灰原…」
灰原「あなたが居なくなったりしたら…私、壊れちゃうわよ」
Dシェゾ「俺も…シェゾや他のみんながいなくなるだけでも怖いのに…灰原、お前が居なくなるのはもっと嫌だ」
灰原「あたしだってそうよ…だから…もしまたその夢を見るようであれば、気を強く持ちなさい、しっかり自分に自信を持って対抗すればきっと大丈夫だから…」
Dシェゾ「灰原…礼を言う…」
灰原「お礼なんて…ふふ、あたしのたった一人の特別な関係の男性なんだから…」
Dシェゾ「俺も…お前が必要だ…」
灰原「ねえ、今日泊まって行っていいかしら?」
Dシェゾ「断る理由がないだろ」
灰原「あたしと一緒ならその夢もう見なくなるんじゃない?」
Dシェゾ「そうだな…俺もそう思う…そうだといいんだが…でも、もしも見てしまったら…その時は…今の灰原の言葉を思い出して自分の気を確かに持てば…」
灰原「もう大丈夫そうね…あ、ねえ…もしだったら今夜も…激しい運動…どう?」
Dシェゾ「今夜も…か」
灰原「その悪夢、あたしが忘れさせてあげるわ」
Dシェゾ「ああ…俺の心の中…灰原が上書きしてくれ…!」
灰原「そう来なくちゃね…今夜も楽しくなりそうね」
次の日
Dシェゾ「すまない、迷惑かけたな」
アミティ「Dシェゾ!もう大丈夫??」
Dシェゾ「ああ、今はもう大丈夫だ」
アルル「良かったー!でも無理しないでね?」
りんご「そうですよ…体弱いみたいですから…」
Dシェゾ「今はもう大丈夫だ!ちょっと道に迷ってただけだから…」
アルル「え?道?」
アミティ「Dシェゾ、迷子になってたの?」
Dシェゾ「まあ…そうだな、人生という道に…かな」
アルル「なんだよそれ…」
ラフィーナ「まあでも元気そうでよかったわ」
Dシェゾ「あと、見舞いもありがとうな」
アミティ「あ、うん!いいのいいの!元気になってくれてよかった!」
Dシェゾ「あ、それとシェゾ」
シェゾ「なんだ?」
Dシェゾ「その…湿布くれないか…?」
シェゾ「はあ!?またかよ…まあ想像はつくけど…やっぱりか」
Dシェゾ「その通りだ、すまない…」
シェゾ「仕方ないな…」
アルル「あれ?やっぱり腰が痛かったの?」
Dシェゾ「まあ…それも…あるけど…」
エコロ「腰痛持ちってことは…もしかして、おじいちゃん?」
Dシェゾ「なんでそーなるんだ!!」
シェゾ「こいつはそーゆう理由で腰が痛くなるんじゃなくて…!その…」
アルル「え?シェゾ、原因分かるの?」
アミティ「え!なになに!なんの理由があるの!?」
シェゾ「お前らがまだ知る必要はない」
Dシェゾ「おい!もっと誤魔化せ!」
アルル「そっかー、なにか秘密があるのかー」
アミティ「え!?なになになに!なんだかすごくやばい予感!きゃー!!!」
ラフィーナ「アミティさん!ちょっと落ち着きなさい!」
レムレス「はいはいはい!お店開くよ!」
アルル「もうそんな時間か…」
りんご「それじゃあDシェゾさんも再び一緒に頑張りましょうね!」
Dシェゾ「あ、ああ…」
エコロ「僕も頑張る〜!!」
ラフィーナ「それじゃあ頑張りましょう!」
アルル「うん!」
シェゾ「悩みは解決したか?」
Dシェゾ「ああ…まあ、なんとかな」
シェゾ「精神的に辛い時は無理しなくていいから…な」
Dシェゾ「シェゾ?」
シェゾ「また何かあれば言えよ」
Dシェゾ「あ、ああ…助かる」
シェゾ「じゃあ仕事だ」
Dシェゾ「ああ…」
Dシェゾ「そうか…灰原にそれを教えたのはシェゾだったのか…シェゾも最初から気づいていたんだな…まあ…あれだけ態度に出てれば…そりゃそうか…」
サタン「あれ?そういえばここに置いておいたトロピカルランドのチケットどうしたっけ?」
アルル「え?どうしたの?」
サタン「いや、トロピカルランドのチケットあともう2日分買ってここに置いておいたんだけど無くなっててな…」
アミティ「なんで2日分なの?」
サタン「トロピカルランドでまこぴーがイベントやるからに決まってるだろ!昨日1回行ってきたんだけど、さすがに1日じゃ足りないからもう2日行こうと思ってチケットもう2枚買っておいてたんだ!なのに…チケットが無くなってて…ここに絶対置いたのに…」
アルル「どこかに投げてきて忘れてるだけじゃないの?」
サタン「そうなのかな…」
アルル「ねえ、シェゾ達は知らない?サタンのチケット」
アミティ「2枚あったらしいよ」
シェゾ「知らないな」
アルル「そうか…」
サタン「あともう2回まこぴーに会えると思ったのに…まこぴー…まこぴー!!!」
Dシェゾ「サタン…すまねぇ…!というかでもこれは俺を気遣ってのことなのは分かるけどシェゾが悪い…!」
シェゾ「…どうせ1回行ったんだろ?サタンがあのアイドルに3回も会うよりも、Dシェゾの精神面の方が大事だから今回ぐらい譲ってやれ、そして今回は許せサタン…」
おわり