たまーに時々出てたあのキャラ達が遂にメインとなります


エヴァンゲリオンコラボです!



アスカ「あれー?シンジ、ミサトは?」


シンジ「さあ…朝から居ないんだ、仕事かな?」


アスカ「あんたバカァ?ミサトは今日はオフって言ってたわよ!」


シンジ「あれー?そっか…」


アスカ「でもいつもならどこどこに出かけて来るねーって置き手紙置いてってくれるのに…それが今日は無い…なんかおかしいわね…」


シンジ「そういえば昨日の夜中…目が覚めてさ、トイレに行ったんだ、でもその時すっごく眠いくてさ…でもその時になんか…ほんとに何となくなんだけど、見た覚えがある気がして…」


アスカ「見た?何をよ」


シンジ「ミサトさん…血を吐いて咳き込んでたような…」


アスカ「はあ!?!?あんた!なんでそれをその時に教えてくれないのよ!?」


シンジ「その時ほんとに夜中で…すごい眠かったからよく覚えてなかったんだよ!正直、実際それが現実かどうかもよく覚えてないし…」


アスカ「あんたバカァ?夢と現実の区別もつかないの!?」


シンジ「もしそれが夢でホントの事じゃなかったら、その…大変な事になるから…現実ってはっきり確定するまで黙っておこうと…!」


アスカ「それを黙ってられる方が困るわよ!」


シンジ「でも…もし僕の勘違いだったら…!」


アスカ「分かったわ!行き先を書いた手紙を残さなかったってことは…ミサトはほんとに病院に行ってるんだわ!あたし達に心配させない為に!」


シンジ「そうか、でもミサトさん行き先を書いた手紙を残さずに居なくなってるわけだもんね…そっか、ミサトさん、自分が病院に行ったなんて事を僕らが知ったら僕らが大騒ぎすると思ったから…ミサトさん、僕たちに心配かけないために…!」


アスカ「だとしたら大変!とりあえず外へ…!なにか手がかりを…」




レイ「…」


シンジ「綾波!」


アスカ「ファースト!ねえ!ミサト知らない!?」


レイ「どうして?」


アスカ「居ないのよ!いつもなら行き先を書いた手紙を置いてってくれるのにそれがなくて!」


レイ「…びよういんよ」


シンジ「びよういん…病院!?」


アスカ「やっぱり…やっぱり病院に行ったのね!シンジ!」


シンジ「うん…!」


アスカ「今のあたしたちにできることは…」


シンジ「そうだね!綾波教えてくれてありがとう!」




レイ「病院ね…」




アミティ「いらっしゃいませこんにちわ〜!」


アルル「春の桜フェア開催中でーす!」


アスカ「ちょっとあんたたち!!」


アミティ「うわ!?なに??」


アルル「君たちは確か…アスカとシンジ?」


シェゾ「なんだ…?どうしたんだ?そんなに血相変えて…」


アスカ「今すぐ…あたしらをここで働かせて!!」


レムレス「ええ…??」


アミティ「ええー!?」


シェゾ「何を言ってんだ!?」


レムレス「一体…何があったのかな…?」


アスカ「あたしらの知り合いのミサトって人が病院に行ったのよ!なんたって血を吐いてたんだとか!」


アルル「ええー!?」


りんご「なんですとー!」


シェゾ「ミサトって確か…あのテンション高くてビール大好きなあの女だよな…?」


レムレス「確かそう…あの綺麗な女性の方だよね?でもそのミサトさんがなんで血を吐いたり…」


ラフィーナ「ビールの飲みすぎて肺が悪くなったとか…?」


シェゾ「それは確かに…絶対ないとは言えないかもな…」


アスカ「それでね!あたし達はバイトをしてないから、今のままじゃミサトの病院代を出してミサトの力になる事は出来ないの!」


シンジ「そ、そうなんです…!だから、僕たち自分らで稼いでミサトさんに病院代を…ミサトさんの力になって、ミサトさんを助けてあげたいんです!今すぐに!」


アスカ「今からあたしとシンジ2人で24時間休憩無しで働けばミサトはすぐに助かるわ!だから…」


シンジ「そうです!24時間みっちり働いて…だから!!」


シェゾ「この店は24時間営業ではない!!」


レムレス「それに…そんな急に、しかも面接なしで飛び込みでいきなりバイトを雇う訳にも行かないし…」


ラフィーナ「そ、そうですわよ!面接をしてちゃんとお話とかを聞いておふたりの事をちゃんと把握した上で契約しないと…」


アスカ「それは分かってる!けど…このままじゃミサトが…」


シンジ「そうです…ミサトさんが死んじゃうかもしれない…ミサトさんをすぐにでも助けてあげたいんです!!」


レムレス「って言われてもな…でもミサトさんの命が第一ってのもあるし…どうしよう…」


シェゾ「お前ら、どうしてもそのミサトってやつを助けてやりたいんだな?」


アスカ「当たり前でしょ!?じゃなかったらこんな必死に頼み込んでないわ!」


レムレス「そっか…わかった!!よし!引き受けよう!」


シンジ「本当ですか…!」


シェゾ「その代わり一生懸命働いてそいつを助けるんだぞ?」


シンジ「はい!」


アスカ「ありがとうー!!」


アミティ「良かったね!アスカ!」


アルル「シンジも!」


シンジ「ありがとう…今日は改めてよろしくお願いします…」


アミティ「うん!頑張ろう!」




アスカ「いらっしゃいませー!!」


マナ「こんにちわ!」


アミティ「あ!マナ!六花とありすと亜久里ちゃんも!」


サタン「おお!…あれ、今日はまこぴーは居ないのか?」


マナ「はい!まこぴーは今日はお仕事です」


クルーク「そっかー、残念」


アスカ「へーいらっしゃい!!ご注文はー??」


六花「え…?」


ありす「らっしゃい…?」


アミティ「あっ、えっと…新しいバイトのアスカって子なんだ!よろしくねー…」


マナ「そっか!よろしくねアスカ!」


アスカ「注文は何にするの?」


マナ「あたしはオムライス!」


六花「私はハヤシオムライスにしようかしら?」


ありす「ベーコンとキノコのクリームオムライスをおひとつ、あとアイスティーもお願いします」


亜久里「エビフライオムライスで!!あとイチゴと桜の春色パフェ!!」


アスカ「はーい!」


アルル「それを厨房の人に教えに行くんだよ」


アスカ「わかってるわ!大丈夫!」




アスカ「オムライス一丁あがり!あとハヤシオムライス、ベーコンとキノコのクリームオムライス!エビフライオムライスも!!」


マナ「あ、ありがとうアスカ…!」


六花「ここの接客用語…いつからそんなラーメン屋みたいな感じになったの…?」


ありす「中々ダイナミックですね」


亜久里「エビフライオムライス美味しそー!!いただきまーす!!」




シンジ「おまたせしました、フレンチトーストとナポリタンです」


アリィ「はーい!」


ラフィソル「いただくとしようか…」




シンジ「ビーフハンバーグステーキとドリンクのアイスカフェラテです」


ティ「はい、どうも…」


オー「ピピー!」




アミティ「シンジは静かに仕事こなすね〜」


アルル「ね!シンジ意外とこーゆう仕事得意なのかな?」




アスカ「へーい!おまち!!レモンタルトとチーズケーキでい!!」


ドラコ「がうー!デザートだデザート!!」


ウィッチ「あら、このお店…いつからお寿司屋さんになりましたの…?」




アスカ「マロンパンケーキとキノコのグラタン一丁あがり!!」


まろん「一丁あがり…?」


稚空「ラーメン屋かよ…」




シェゾ「おいアスカ!!ここはラーメン屋やら寿司屋じゃねんだぞ!」


レムレス「まあまあ!つまんなそうに暗く接客して雰囲気暗くするよりかはいいんじゃないかな??」


アミティ「そうだよ!アスカの明るいテンションのおかげで店内の雰囲気が明るくて楽しい!!」


シェゾ「そうか…?」


アルル「それにアスカ、ミサトさんの事すごく心配なんだと思うし…あーやって無理やりにでも高いテンションでやらないと、今はやっていけないんじゃないかな…?」


りんご「あー確かにそれはあるかもですね…」


ラフィーナ「まあ…よっぽど酷い時は注意すればいいですわ、でもあれはまだいいんじゃなくて?」


レムレス「そうだね、今は見守ってあげるしか…」


???「きゃっ!!」


???「いいじゃねーかよねーちゃん!!」


???「やめてください!!」


シンジ「え…なに?」


シェゾ「なんだ!?」


アミティ「ねえ、なんかちょっとやばげじゃない…?」


レムレス「うん、行こう」




男「あんた可愛いねぇ…なあ、今から俺と遊びに行こうぜ!!」


園子「嫌よ!やめてください…!!」


男「はあ!?俺に逆らうのか!?そんな態度とってるとな…!」


園子「あ、いや!!」


アルル「ああ!」


シェゾ「園子…!!」


アスカ「ちょっと」


男「ああ!?なんだてめえ…」


アスカ「こんな女子高生相手に、無理やり何してるのよ」


男「なんだっていいだろ!俺の腕に触れるな!その手を離せ!」


アスカ「なんだって良くないわ、その子嫌がってるじゃないの」


男「うるせえな!…でもお前もよくよく見ると…ちょっと可愛いかもな、悪くない」


アスカ「はぁ?」


男「そうだな…このねーちゃんじゃなくてお前でもいいぜ…この後俺に付き合え!!」


アスカ「ふん、はぁ…!やー!!!!!」


男「うわっ!!わー!!!!!」


アスカ「女子高生を口説くのに力づくなら、女子高生を助けるのも力づくでいいわよね?」


男「ま、参りました…」


レムレス「す、すごい…」


アミティ「すごーい!!アスカかっこいい!!」


シンジ「すごいよアスカ!」


シェゾ「蘭といいアスカといい…女ってなんでみんなこう…見かけによらずおっかないやつが多いんだ…?」


園子「助かったわ!ありがとう!えっと…」


アスカ「アスカ…あたしアスカよ、惣流・アスカ・ラングレー」


園子「そっか!アスカって言うんだ!アスカありがとう!」


シンジ「すごい…すごいよアスカ!!」


アスカ「でも…女子高生の人を助けるためとはいえ…お店で男の人に暴力ふるっちゃった…あたし…きっとクビね…」


レムレス「え!?そんなことないよ!!」


アルル「そ、そうだよ!アスカのおかげで園子さんを助けることが出来たんだし!」


アスカ「いや…でも…それでも人に暴力ふるったことには変わりないわ…はあ…ミサトを助けるためのバイトだったのに、こんなじゃミサトの力にはなれない、むしろ助けるどころじゃないわね…」


レムレス「クビにはしないって!大丈夫だって!!」


ラフィーナ「そうよ!そのミサトさんを助けたいんでしょ!?だったらもう少し人の話をちゃんと…!」


りんご「はい!いらっしゃいませー!」


ミサト「どもー!!おひとり様でーす!!」


シンジ「はい、いらっしゃいませ…あれ?ええー!?」


アスカ「えー!?ミサトー!?」


ミサト「あれ?アスカとシンジくんー!?こんなとこで何してるのー?スーツなんか着ちゃってー!」


アスカ「ミサト!あんたなんでここにいるの!?病院に行ったんじゃ…」


シンジ「そうですよ!その割には…なんかすごい元気そうですし…」


ミサト「病院…?あ、ねえ!そんなことよりみて!私何か変わったと思わない??」


アスカ「ええ?変わった?何が変わったのよ?」


ミサト「変わりまくりでしょ?ほら!このかーみ!!」


シンジ「髪…?ああ!ほんとだ!よくよく見ると…結構短くなってる…」


ミサト「そー!実は美容院に行っててねー!肩下ぐらいまでバッサリ切っちゃったの!」


アスカ「美容院…?びよういん…ああー!!!」


シンジ「もしかしてミサトさん…病院じゃなくて、美容院に行ってたの…?」


ミサト「そう!朝から美容院に行ってたの!髪の毛バッサリ切って驚かせたかったから行き先書いた手紙置かないで行っちゃった!!」


アスカ「あー!!!そーゆう事!?」


シンジ「なるほど…行き先書いた紙がなかったのはそーゆう事だったのか…」


アスカ「でも!ミサト昨日の夜中血を吐いてって…!」


ミサト「え?血…?」


アスカ「そうよ!シンジが昨日の夜中、ミサトがリビングで血を吐いてる所を見たって!」


シンジ「そ、そうですよ!!昨日の夜中…僕見たんです…リビングで真っ赤にして…」


ミサト「あ、ああ…多分トマトジュース飲んでむせた時かしら…?」


アスカ「…え?」


シンジ「トマトジュース?」


ミサト「テレビ見てて面白くて笑ってふざけながらトマトジュース飲んでたらね…変なとこに入っちゃって…それでむせてちょっち吐き出しちゃったのよね…!それを見たのかしらね?」


シンジ「なんだ…トマトジュースだったのか」


アスカ「じゃあ、ミサトは美容院に行ったってだけで、病院になんか行ってないのね!?」


ミサト「病院?そんなわけないでしょ!あたしはどこも悪くないしすっごく元気よ!!」


アスカ「何よもう!心配かけて!!」


シェゾ「いやお前らが勝手に勘違いして先走ってただけだろ…」


ラフィーナ「ほんとよ…」


アミティ「いやーでも良かったじゃん!ミサトさんご病気とかじゃなくて!」


アルル「そうだよそうだよ!元気そうで良かったじゃん!」


アスカ「うるさいわね!あたしがどのぐらい心配したかも知らないで!!」


アミティ「うわー、アスカなんかすごい怒ってる…」


レムレス「あはははは…ツンデレさんだね…アスカ…」


アスカ「ミサトも無事だったわけだし!今日限りでこのバイトは辞めるわ!」


レムレス「ええ!?辞めちゃうの!?」


アミティ「そんなー!アスカが居ると店内の雰囲気明るくていいのに…」


アスカ「もうあたしの目的はなくなったから!ふん!」


シェゾ「突然いきなり働かせてとか言ってきたくせに目的が無くなるともうすぐに急に辞めるとか…全くなんなんだよ最近の若い女は…」


レムレス「まあでも辞めるって言ってるのに無理に引き止めるのも法律上あまり良くないからね…わかったよ、アスカ」


シンジ「あ、それじゃあ僕も…でも、楽しかったです」


アルル「うん!僕たちもシンジとアスカと一緒にお仕事できて楽しかったよ!」


アスカ「うるさいわね!あたしはあんた達みんなすっとろくてそんなに楽しくなかったわよ!」


アミティ「アスカ〜そんなに怒らなくても…」


アスカ「とにかく!また美味しい料理食べに来てあげるから!その時は美味しい料理作って待ってなさいよ!!行くわよ!ミサト!バカシンジも」


シンジ「ああ!待ってよアスカ!あ、えっと皆さん…短い時間でしたがお世話になりました!」


アルル「あ、うん!またね、シンジ」


ミサト「ああ待ってよ!なんで私も一緒に帰る事になってるの!?私…ここのお料理食べに来たのにー!!」


レムレス「あはははは…」


シェゾ「あいつも大変だな…あの小煩いアスカに振り回されて…なんかあいつ、今どきの女子高生って感じだよな…」


アルル「まあ…でもそれがいいんじゃないの?」


シェゾ「どこがだ…?俺にはあーゆうタイプの女なんかめんどくさくてたまんねえよ…」


園子「あら?次郎吉おじ様からメール?ええ!?」


レムレス「ん?園子さん?」


アミティ「どうしたの?園子さん」


園子「今次郎吉おじ様からメールが来たの!キッド様から予告状が届いたって!」


アルル「キッド?」


シェゾ「怪盗キッドか!」


園子「キッド様が来るのね…きゃー!!キッド様キッド様ー!!!!」


アミティ「あははは…」


シェゾ「こっちの方が今どきの女子高生って感じだしなんかめんどくさいな…はあ…なんなんだよどいつもこいつも…」




おわり