※注意

他アニメのキャラが恋人同士になるという、非公式の設定がある回になります


自分のブログの世界だからよっぽど酷すぎる内容でさえなければ、基本的にはなんでもありだと思って書いてます


他アニメのキャラが結ばれる結末が嫌な人や無理な人、私の自分のブログだからなんでもありって考えが嫌な人は閲覧を控えてください


大丈夫な人だけ読んでください!





レムレス「はいはいはいはい!キノコのグラタンとトマトソースのボロネーゼです!」


まろん「うわー!美味しそー!」


稚空「君やっぱり可愛い!俺と付き合わない??ね?」


ラフィーナ「付き合いません!!」


稚空「そっかー、つれないなぁ」


ラフィーナ「まあ確かに稚空さんは顔はかっこいいけど…でも…」


りんご「そういえばアミティ、買い出し帰り遅くないですか?」


アルル「アミティ?あ、確かに!」


まぐろ「そっかアミティ買い出しに行ってたね‪☆」


シェゾ「確かに遅いな…連絡してみるか」


Dシェゾ「…?」


シェゾ「どうした?」


Dシェゾ「いや、それ…」


シェゾ「ああ、これか、携帯ってやつだ」


Dシェゾ「それって一緒に居なくても話が出来る道具?というやつだよな」


シェゾ「そうだな」


Dシェゾ「この世界にいるからには俺も持っといた方がいいか…」




携帯ショップの人「はい!ではお客様の本人確認が出来る身分証明書などをお願いします!」


Dシェゾ「本人確認…?身分…?」


携帯ショップの人「それから、お客様の住所も…」


Dシェゾ「住所…今の居候先の住所でもいいのかな…」


シェゾ「あー…2台目!俺が2台持ちします!」


携帯ショップの人「ありがとうございます!契約完了です!」




シェゾ「いいか?ここを押すと電話がかけられるんだ」


Dシェゾ「なるほどな…」


シェゾ「それでここになにか文章を打ってここを押すとメールが送れる、これで俺と会話ができるってわけだ」


Dシェゾ「やっぱあった方がいいな、これ」


シェゾ「そうだな」


Dシェゾ「そういえばあいつもこれを持っていたよな」


シェゾ「あいつ…?あ、ああー…」


Dシェゾ「あいつとも連絡取っても…いいか?」


シェゾ「ああ、いいぞ、向こうがいいって言えばだけどな」


Dシェゾ「そうか」


シェゾ「まあ、いいって言うだろうけどな」


Dシェゾ「わかった、ありがとう」




Dシェゾ「今日はどこにいるか…」


灰原「あら?ドッペルゲンガーさんじゃない」


Dシェゾ「灰原…!今お前を探していた」


灰原「あら?そうなの?今日は何か用かしら?」


Dシェゾ「その…おれ、携帯というやつを買ったんだ」


灰原「あら!そうなの??」


Dシェゾ「ああ、それで…」


灰原「いいわよ、連絡先交換しましょう」


Dシェゾ「え!?いいのか?」


灰原「そのためにあたしを探しに来たんでしょ?違った?」


Dシェゾ「あ、いや…その…正解です…」


灰原「それじゃあこれで…登録完了よ」


Dシェゾ「これでお前といつでも連絡が…!」


灰原「うふ、連絡いつでも待ってるわね」


Dシェゾ「ああ、ありがとうな」


灰原「…!?」


Dシェゾ「…!」


灰原「あぶなーい!!」


Dシェゾ「うわっ…!?」


灰原「…」


Dシェゾ「トラックが通った時に水溜まりの水が跳ねてその水が灰原に…!」


灰原「全身ずぶ濡れ…」


Dシェゾ「ああ…えっと…すまん!俺が守るって約束してるのに…」


灰原「大丈夫よこのぐらい…でもそうね…さすがにこの格好で帰るのはちょっと…」


Dシェゾ「風邪ひかれても困るし、俺の家でシャワー浴びてくか?」


灰原「そうね…じゃあお言葉に甘えてシャワー借りようかしら」




灰原「あら、このシャンプー今もほんとに使ってたのね」


Dシェゾ「ああ、お前のおすすめのシャンプー、匂いがかなり好きで気に入ってる」


灰原「ほんと、いいでしょ?この香り」


Dシェゾ「そうだな…灰原お前のような優しさを感じるし…」


灰原「え?なに?」


Dシェゾ「いーや別に…そういえばこの前」


灰原「ん?」


Dシェゾ「ほら、アルルの家でアルルと一緒にゲームしてたあいつ…」


灰原「あ、ああ…あの人ね」


Dシェゾ「なんであいつだってわかった途端、俺を連れてあの家から逃げ出したんだ?」


灰原「あの人、あたし知ってる人なの」


Dシェゾ「そうなのか?灰原の知り合いだったのか?」


灰原「いや、知り合いというか…その…」


Dシェゾ「嫌じゃなかったら教えてくれ」


灰原「…あの人ね、あたしの正体に勘づいているかもしれなくて…」


Dシェゾ「なに?それじゃあもしかしたらあいつは…その組織の…!」


灰原「それは…多分違うと思う…でも、あたしの秘密を探るために何かしらで近づいてきてる感じがするのよ」


Dシェゾ「それで、彼女の目的が明らかになるまでは少し距離を置いている…そーいう事か?」


灰原「ええ、その通りよ、彼女はあたしの事を狙ってるかもしれない、でも目的が分からない、そんな目的も分からないのに迂闊に近づけないもの」


Dシェゾ「そうか…やっぱりそんな感じの事情が…」


灰原「ところでドッペルゲンガーさん」


Dシェゾ「なんだ?」


灰原「あなた…いつまでそこにいる気?」


Dシェゾ「…え?」


灰原「あたし、もうあがりたいんだけど…それに、そんなとこでずっと待っててもあたしのサービスシーンなんか見れないわよ」


Dシェゾ「あ、バレてる…」


灰原「エッチ…」




※灰原はお風呂、Dシェゾは洗面所にいてお風呂の扉越しにずっと話してました




灰原「お風呂、ありがとう」


Dシェゾ「なあ…今日は夜も遅いし、良かったら泊まって行かないか?」


灰原「今夜はパス、明日学校だもの」


Dシェゾ「学校っつっても小学校だろ?そんなの1日ぐらいサボれよ…」


灰原「無理、あたし優等生してたいから…」


Dシェゾ「お前は本当は18歳なんだろ?小学校なんて1回学んだだろ?科学者になるぐらいなんだから知識はもう充分なはず、だから…1日ぐらい行かなくても…いいんじゃないか…?」


灰原「いいの?あたしがそんな不良みたいな子になっても」


Dシェゾ「今は…無性にお前と一緒に居たい」


灰原「灰原を絶対に守る!の意味合いが違う方向に言っちゃってる気がするんだけど…ふふ、Dシェゾさんもだいぶ大人になったわね」


Dシェゾ「なあ…ダメか…?」


灰原「今晩一緒に過ごして、それで守ってくれるのよね?あなたなりのあたしを守りたいなのよね?」


Dシェゾ「灰原…」


灰原「…分かったわよ、今日だけ…お世話になろうかしら?」


Dシェゾ「本当か?」


灰原「嘘つくような子に見える?」


Dシェゾ「あ、いや…」


灰原「否定はしないのね、うふふ、まあ無理もないか…」


Dシェゾ「…すぐ帰ってくるから、ちょっとここで待っててくれないか?」


灰原「え?」


Dシェゾ「ほんとにすぐに帰ってくるから…そうだな、30分以内!」


灰原「それって…すぐって言うのかしら…?」




Dシェゾ「するなら今日だ!灰原に…あれを渡したい…そのために早くデパートに行って…!」


???「おい貴様」


Dシェゾ「…なんだ!?今俺はすごい急いでいる」


???「なるほどな…まあ今の独り言を聞いてたから事情は分かった」


Dシェゾ「は…?」


???「協力してあげようか」


Dシェゾ「ちょ…な、何を…!?」




灰原「30分以内って言ったのにもう30分過ぎてるじゃないの!嘘つき…」


プルルルル


灰原「あら?なに?ドッペルゲンガーさんから電話?…あなたねえ!30分以内に戻るって言ったでしょ!?女の子を待たせるなんて…」


???「お前は灰原哀だな」


灰原「…!?誰…あなた誰!?」


???「お前の彼氏は俺が預かった、返して欲しければ…米花デパートの屋上まで来い」


灰原「え、そんな!ドッペルゲンガーさんが!?というか!あなたは誰!?」


???「いいから早く来い、米花デパートの屋上だ」


灰原「そんな…でもこれは今のこの体じゃあ…」




アミティ「今日もおつかれー!」


アルル「うん!お疲れ様!」


カラン!


アミティ「はーいいらっしゃいませー!…じゃなかった、今日はもうお店は閉店なんですすみません!って…!」


灰原「…はあ…はあ…」


アミティ「哀ちゃん!?」


アルル「どうしたの!?こんな夜遅くに1人で…」


アミティ「しかもなんか疲れてない!?」


灰原「ドッペルゲンガーさんが…誘拐されたわ…」


シェゾ「なに!?」


アミティ「うそー!」


シェゾ「どこの誰にだ!?犯人は!?」


灰原「ドッペルゲンガーさんの携帯から、加工した声で電話がかかってきたの…」


シェゾ「それで!?犯人の要求は…」


灰原「米花デパートの屋上に来いって…」


アミティ「え?」


アルル「それだけ?」


灰原「ええ…」


シェゾ「金とかの要求はなしか…?」


灰原「ええ、米花デパートに来いとだけ…」


シェゾ「…なんだろう…何となく犯人とその目的がわかったような…」


アルル「あー!確かに!だってお金とか要求してないもんね!」


アミティ「え?どういうこと?」


アルル「哀ちゃん、それ絶対大丈夫だから一人で行ってきな!」


灰原「ええ!?そんな!ただの小学生がそんな誘拐犯なんかと…」


シェゾ「まあ、あいつには後できつく注意はするとして…とりあえず、大丈夫だ」


アルル「うん!絶対大丈夫だよ!行っておいで!」


灰原「そ、そうなの??まあいいわ…」


アミティ「なんで哀ちゃん1人で行かせるの!?相手は誘拐犯なんだから危ないよ!?」


アルル「大丈夫だよアミティ!これは多分…」


アミティ「あーなるほど!そーゆう作戦なんだ!」


シェゾ「だって金とか要求してないし…それに米花デパートの屋上からの景色は…」




灰原「来たわ…米花デパート屋上…!ドッペルゲンガーさん!どこ!?どこなの!?お願い…無事でいて…!」


???「はーははは!!」


灰原「…!?だれ?」


サタン「誰と聞かれたら答えてあげよう!私は優しいイケメン魔王のサタン様だ!」


灰原「…なんだおじさんか」


サタン「おじさんとはなんだ!失礼な!…まあいい、あの男を返して欲しいか?」


灰原「あなたが彼を誘拐した犯人ね!?一体なんのつもり!?」


サタン「こーゆうつもりだ」


灰原「え?」


Dシェゾ「灰原…!」


灰原「…ドッペルゲンガーさん!?」


サタン「ほら、いけ、舞台は整っている」


灰原「無事だったのね!?」


Dシェゾ「俺は全然無事だ、まあ最初は少しびっくりしたが…」


灰原「…!」


Dシェゾ「うわぁ!?」


灰原「良かった…ほんとに良かったわ…無事で…」


Dシェゾ「わ、わかったから…抱きつくなよ…その…恥ずかしい…」


灰原「あなた…そんな可愛い顔ができるようになったのね…」


Dシェゾ「そんなこと言うな…!」




サタン「良かったじゃないか、好きな女の子に心配してもらって」


アルル「やっぱりこーゆう事だったんだね」


サタン「アルル!シェゾにアミティも…」


シェゾ「Dシェゾを誘拐したふりをして灰原をおびき出し、それで灰原にDシェゾを助けるかのような流れを作ったんだな」


サタン「…そうだ!好きな人から助けてもらえるととても嬉しいだろう」


アルル「場所も考えたんだね、夜景がとても綺麗な米花デパートの屋上!」


サタン「このデパートから見る夜景…その…告白スポットとやらには…ピッタリじゃないかな…って」


シェゾ「好きな人に助けて貰った時はお互いの仲が一段と深まる、その時に…か」


アミティ「ドキドキ…」




Dシェゾ「心配だったか?」


灰原「当たり前でしょ!?だってもう…こんなにも…」


Dシェゾ「俺も…助けに来てもらえて…とっても嬉しかった…」


灰原「そっか…中々このようなタイミングに持って来れないから…あのおじさん、この機会作ってくれたのね、誘拐したとか言って無理やりにでも…」


Dシェゾ「灰原、これ…俺からのプレゼントだ」


灰原「これは…フサエブランドの銀杏のブローチ!これ、すごい高くていいやつなのよ!?」


Dシェゾ「灰原に初めて渡すプレゼントは絶対にお前の好きなブランドにするって決めてたからな」


灰原「ドッペルゲンガーさん…」


Dシェゾ「俺は初めて会った時からお前の事を…でも灰原は俺の事そーゆう対象として見てくれてないかもって…だから最初はほんとにただ守るだけの人だって思っていた…でも一緒に過ごしていくうちに…この感情がやっぱり本物だって気づいてしまった…今はもうただ守るだけの人ではないぐらいの感情を抱いてしまっている、灰原はこの感情の説明ができるか?」


灰原「あたしも…同じだった、あなたのこと最初から…でもあなたはそのような対象として見てくれてないな、ただ守ってくれてるだけだなって…それにあたしは自分の立場上、あなたのことを簡単に愛する事は出来ないって…そんなの分かっていたわ、でも!あなたがどんな目にあってでもいい、お前を守りたいって言ってくれたから…」


Dシェゾ「今も灰原を守りたい気持ちは変わっていない、でも…もうひとつの気持ちも芽生えてしまった、灰原…好きだ!お前のそばにいたい!俺のこの感情の答え…これで合ってたか?」


灰原「そう思ってたの…あたしだけじゃなかったのね、でもあたしはあなたの想像してる以上に危険な立場の人間、こんなあたしなんかといたら…あたしの大切なあなたまで…」


Dシェゾ「灰原と一緒にさえ居られれば俺はどんな目にあったっていい…!俺は灰原哀…お前と一緒に居たいんだ!」


灰原「うふふ、心の中もしっかり大人になっちゃったわね…もうちょっとこっち来て」


Dシェゾ「え?」


灰原「ん」


Dシェゾ「…!?はははははいばら…!お前…何を…」


灰原「あら?今のあなたへの返事だったんだけど…気に入らなかった?」


Dシェゾ「あ、いや…そのっ…き、キス…初めてだったから…あの、その…」


灰原「あなたってほんっと飽きないわね…」




シェゾ「まじかよ…」


アミティ「やばいやばいやばい!チューしちゃった!!」


サタン「なんというか…すごいの見てしまった…」


アルル「これもサタンのおかげだよ、黙ってそーゆうことばかりしてればちょっとはよく見えるのに…」


サタン「おお!アルル!私の事見直してくれたのか!?このまま結婚してもいいんだぞ!?」


アルル「しません!!しないから!」


シェゾ「俺たちはお邪魔だな」


アルル「そうだね…いい結果になってるし帰ろっか」


アミティ「ねえねえ!せっかくデパートにいるしご飯でも食べて帰らない?今4人もいるし!」


アルル「いいね!賛成!僕このデパートのカレー屋のキーマカレーが食べたい!」


サタン「いいなあ!よーし!今日はほんとに大仕事した気分だから私も沢山食べれちゃうかも!」


シェゾ「仕方ないな…」


アミティ「行こう行こう!あたしいちごラッシー飲みたい!」


アルル「僕もそれ飲みたい!あ、でもマンゴーラッシーがいいかな?」


サタン「私はラッシー全部!」




Dシェゾ「なあ…」


灰原「ん?」


Dシェゾ「明日…ほんとに学校サボるのか?」


灰原「あなたがそうしろって言ったんじゃない、やっぱりいいの?いいならじゃあ今日は帰るわよ」


Dシェゾ「あ!いや…泊まってってください…」


灰原「はあ…勉強追いつかないフリして吉田さんにノート見せてもらわなきゃね、そうでもしないと誤魔化せない…」


Dシェゾ「なあ…灰原」


灰原「今度はなあに?」


Dシェゾ「あの、その、今あの薬の解毒薬って持ってるのか?」


灰原「薬の?まあ、あるにはあるけど…」


Dシェゾ「明日、どこにも出かけない覚悟で今それ飲んで…今すぐに大人に戻れないか?」


灰原「え?なんでまたいきなり…」


Dシェゾ「せっかくの機会だから…俺に…教えて欲しい」


灰原「教えてって…まさか…あれを!?」


Dシェゾ「…恋人というのはそーゆう事もするんだろう?俺経験ないから…これを機に教えて欲しい」


灰原「彼の目、ガチだわ…」


Dシェゾ「正体がバレるような事にならないように俺が守るから…!だから…俺と…1回だけ…!」


灰原「もう…すっかりそんな事まで言えるぐらいの大人になっちゃったわね…分かったわ、今日だけ特別に…」


Dシェゾ「本当か!?」


灰原「1回だけよ?それに…このあたしが教えるからには…手加減無しで行くわよ?」


Dシェゾ「分かった、手加減無しで来てくれ…」


灰原「そう来なくちゃね、分かったわ…それじゃあ、ドッペルゲンガーさんの余裕のないとこ沢山見させてもらうわよ!」




終わり


今回の主役

Dシェゾ 灰原哀