アミティ「お待たせしました!シーフードグラタンです!」


アルル「今日みたいな寒い日はグラタンとかの温かい食べ物を食べて温まってね」


ウィッチ「ありがとうございますわ」


ドラコ「がうー!これ食べて温まるぞー!」


サタン「ドラコは別にグラタン食べなくても自分で火吐けば行けるくないか…?」


りんご「それをつっこんだら終わりですよサタン…」


シェゾ「多少の事は目を瞑れサタン」


サタン「そうか…」


リデル「それにしても寒くなってきましたね…」


ラフィーナ「そうね…グラタンやオニオングラタンスープ、あとミネストローネなどの温かい料理の注文が増えてきましたわね」


まぐろ「寒いもんね☆」


りんご「今年は冬はすごい寒くなるって聞きました!」


アミティ「そうなんだ…寒くなっちゃうのか…」


初音ミク「ネギソフトもすごい人気ですよ!」


アルル「え、ああ…まあ、そうだね…人気なんじゃない??あははは…」


ラフィーナ「いうほど売れてない気がしますけど…」


初音ミク「というわけでこのグラタンにネギ大盛りで!」


シェゾ「グラタンよりもネギを多めにするな!」


サタン「なんだその未知の食べ物は…」


クルーク「こんな食べ物見た事ない…」


シェゾ「いいかミク、ネギは別に乗せてもいいが、このぐらいでいいんだ」


初音ミク「ええ!?そんなちょびっと〜?」


アルル「その方が見た目もいいもんね!」


アミティ「そうだよ!」


ラフィーナ「ミクさん、ネギはネギフェアの料理だけで我慢してください」


初音ミク「ええ…まあ皆さんがそう言うなら…」


りんご「ミク、ありがとう」


初音ミク「分かりました、改めて皆さんに美味しい料理を提供します!あと今後は歌もぜひ…」


アミティ「歌はまた今度ゆっくり聞かせてね!」


カランコロン


レムレス「はーい!いらっしゃいませー!あれ?」


シェゾ「お前は、確か…」


和葉「みんなー!!!」


アミティ「和葉ちゃん!」


りんご「和葉ちゃんお久しぶりです!」


アルル「平次は一緒じゃないの?」


和葉「そんな事より事件や事件!」


アミティ「ええ!?」


サタン「事件だと!?」


リデル「なんとー!」


ラフィーナ「今回はどんな事件です!?」


和葉「最近な!米花町の色んなところに大量のゴミが落ちてるんや!」


りんご「おお…」


和葉「それも超大量のゴミでな…」


サタン「それはやばい…」


和葉「んでな!その大量のゴミの近くに、毎回1人同じ人物がおるんや!」


アミティ「おお!じゃあその人が犯人なんじゃない?」


和葉「だと思う、でもうち…その人になんか見覚えがあってな…」


りんご「え、犯人に見覚えあるんですか??」


ラフィーナ「それなら話が早いんじゃなくて?それは一体誰なのかしら」


和葉「ええっと確か…あ、ああー!!!!」


シェゾ「なんだ!?人の顔を見た途端突然大声出して!」


和葉「あんたやあんた!その大量のゴミの近くにいた人!」


シェゾ「はああ!?!?」


アルル「え、シェゾが…?」


アミティ「シェゾ…ゴミ散らかしちゃダメだよ…」


りんご「ゴミはちゃんとゴミ箱に!」


シェゾ「そもそも最近米花町なんて行ってないし、ゴミのルールぐらいちゃんと分かるわ!!」


和葉「そのゴミの近くに毎回あんたがいるから、あんたが犯人なんじゃないかって思たんや!」


シェゾ「おれがそんな事するはずがないだろ!?米花町なんてマジで行ってねえし…」


アルル「ねえ…和葉ちゃん…その人、本当にシェゾだった…?」


和葉「そうや!だってバンダナ付けててマントもしてて、あと腰に剣もあったし…そんな目立つ格好するのあんたしかおらんやん!」


レムレス「それはもうシェゾの可能性が高いね…」


シェゾ「違う!ほんとに違う!おれは米花町なんて行ってない!」


サタン「でもここまで条件が一致してると別人だって思う方が難しいかもしれんな…」


アルル「でも僕、シェゾがそんな事するはずないって思ってる」


シェゾ「アルル…」


ラフィーナ「私もそう思いたいけど…でも」


アルル「僕!米花町に行って犯人を探す!」


りんご「アルル、まじですか!?」


サタン「ダメだ、危険すぎる」


アルル「でも僕…シェゾがそんなことするはずないって信じたいから!だから…」


ラフィーナ「私も行くわ、シェゾさんがそんな非常識な事するはずないもの、私も信じてるわ」


シェゾ「お前たち…俺ももちろん行く、俺の無実を証明しに行く!」


サタン「わかった、気をつけて行って来いよ」


アミティ「うん!待ってるからね〜」


ラフィーナ「あなたたちは来ないのね!?」


アミティ「うん!だって寒いし」


リデル「温かい食べ物食べてゆっくり待ってます」


シェゾ「なんなんだよこいつらは…冬はやる気ゼロなのかよ!」


レムレス「じゃあそんなみんなには温かいおしるこを作るね」


アミティ「わーい!!」


クルーク「寒い時に食べるレムレスのおしるこは最高です!」


ラフィーナ「あんなやつらほっといて行きましょ」


シェゾ「そうだな…」


アミティ「行ってらっしゃいー!」


レムレス「頑張ってね〜!」


シェゾ「チッ、他人事のように…」




アルル「和葉ちゃん、いつもゴミはどの辺に?」


和葉「結構あちこちや!特に路地裏とか…ほら!」


ラフィーナ「うわっ…ほんとですね…」


シェゾ「何だこの大量のゴミは…」


アルル「うん、酷すぎる…」


ラフィーナ「これをバンダナとマント付けて剣を持ってる人がやったと?」


和葉「そうなんや!毎回その近くにおるしな…そんな目立つ格好してるのはあんたしか居ないと思ったから絶対あんたが犯人だと思ったんだけどな…」


シェゾ「それにしても犯人もなんなんだよほんとに…」


ラフィーナ「考えられるのは、犯人はシェゾさんの事を相当嫌ってて、シェゾさんに悪いイメージを付けるためにシェゾさんの格好をして悪質な行為をしてるって感じかしら」


シェゾ「俺も絶対そうだとは思うが、誰がなんのために…ゴミを散らかして迷惑をかけるって内容からして俺に相当恨みを持ってるやつだとは思うが、一体誰がなんのために…」


アルル「しかも場所がプリンプタウンではなく米花町ってのも謎じゃない?」


ラフィーナ「プリンプより先に米花町の人達にシェゾさんの悪いイメージを広めたかったのかしら?」


シェゾ「なるほど…俺のことがよっぽど嫌いなやつなのかもな」


アルル「米花町の人たちにシェゾの悪いイメージ広めるって行動も中々謎だけどね…」


シェゾ「ああ…全く意味がわからん」


ラフィーナ「その犯人らしき人、今日は出てこないのかしら」


和葉「そうやな…いつも近くにいるんだけどな…」


アルル「…ねえ、そこに人影が」


ラフィーナ「…ほんとだわ、人がいる!」


シェゾ「…!?」


和葉「ああー!そうやあいつやあいつ!!あいついっつも近くにおるんや!あいつが犯人や!捕まえるでー!!」


アルル「おー!!」


シェゾ「あの力とあのオーラ…前に感じた事があるような…」




和葉「逃がすかまてーい!!」


アルル「逃がした!?」


ラフィーナ「そうね、逃げられたかも…」


アルル「そっか…」


和葉「でも逃げたってことはあいつがやっぱり犯人や!でも兄ちゃんはそこにおるし…やっぱり別人?」


ラフィーナ「そうね、でもなんのためにシェゾさんの格好をしてるのかしらね…」


アルル「でも良かった…シェゾが犯人じゃなくて…ね、シェゾ?」


シェゾ「…」


ラフィーナ「シェゾさん?」


和葉「どうしたんや?あんたさっきからずっと大人しいけど…」


シェゾ「あ、いや…さっきのあいつから感じた力…前にもどこかで感じた気がしてな…」


ラフィーナ「ええ?どういう事かしら…」


シェゾ「前にもどこかで会ったことある気がしてな…」


アルル「ええ?あ、確かにそう言われてみれば僕も…なんかどこかで…」


ラフィーナ「ええ?まさか2人のお知り合い?」


シェゾ「いや、分からない、でもなんかそんな気がするかも…」


ラフィーナ「とりあえず!相手が誰であろうとも悪い事をしてるのは確かなんですから、絶対必ず捕まえますわよ!」


アルル「う、うん!そうだね」


和葉「気合い入れてくでー!」




和葉「探偵事務所の前にもゴミが…!」


アルル「ここって確か…」


ラフィーナ「ええ、コナンくんたちの家ね」


アルル「こんなところにまで被害が…」


シェゾ「…!?やっぱりここでもあの力を感じる…」


ラフィーナ「それって、さっき言ってた?」


アルル「うん、僕もなんか前に感じた事のある力を感じるよ…この力を感じたのは初めてじゃない!」


和葉「じゃあやっぱり犯人も犯人であんたらの知り合いって事?」


シェゾ「おい!そこにいるのは誰だ!いるのは分かってる、出てこい!!」


???「俺の気配に気づけるとは…やはりお前は只者じゃないな」


アルル「やっぱりこの声どこかで!」


???「また会えたな…我が力の源、シェゾウィグィィよ」


シェゾ「…!!お前は…!」


アルル「君は…!ドッペルゲンガーシェゾじゃないか!!」


ラフィーナ「ええ!?シェゾさんが2人!?」


和葉「ええー!?兄ちゃん双子かなんかだったんか!?」


アルル「前にも感じたことある力だとは思ったけど…君だったのか…」


Dシェゾ「俺の存在に気づけるとは、相変わらず感の鋭いやつだな」


シェゾ「お前は確かあの時、俺が倒して消滅したはずなのに…」


Dシェゾ「そうだ…おれの正体は時空の水晶、かつてお前の力を奪ってお前そっくりな体と力を手に入れた、しかし力を増したお前との勝負に敗北し1度は消滅した」


ラフィーナ「まあ…そんな事が…」


Dシェゾ「でも…なんか知らないけど何故か復活していた」


アルル「なんで!?」


Dシェゾ「わからん、いつの間にか何故かこの街にいた」


シェゾ「なぜに米花町なんだ!?」


Dシェゾ「俺にも全く意味がわからん」


ラフィーナ「なんなのよこの人…」


アルル「…で?ゴミを散らかしたのは君?」


Dシェゾ「ゴミ…?いや、俺はただ散らかってるゴミを片付けてただけだ」


シェゾ「え?」


ラフィーナ「片付けてたの?」


Dシェゾ「ああ、片付けないと環境に悪いからな」


アルル「なんか色々丸くなってる…」


ラフィーナ「すごく優しいいい人なのね…」


和葉「ええっと…全然理解が追いつかないんやけど…えっと、なに?兄ちゃん双子かなんかなん??」


シェゾ「さっきの説明聞いても分からないのかよ!」


ラフィーナ「ええっと…要するに、シェゾさんのドッペルゲンガー…もう1人のシェゾさん?って事かしら?」


Dシェゾ「そうだな、おれはシェゾのドッペルゲンガー、シェゾの偽物であり、ある意味本物のシェゾでもある」


和葉「全く分からない…」


アルル「あはははは…まあ後で説明する!でも君はゴミを片付けてたんだね、それでゴミの近くにいたのかな?」


Dシェゾ「そうだ」


ラフィーナ「それじゃあ和葉さんが見かけたのは散らかってるゴミを片付けるためにたまたま近くにいたDシェゾさんだったってことかしら」


シェゾ「恐らくそういう事になるな」


和葉「なーんだ!兄ちゃん疑ってしもーてごめんな!」


シェゾ「いや、大丈夫だ」


和葉「そっちの兄ちゃんもゴミを片付けてくれてありがとうな!」


Dシェゾ「地球の環境のためだ、このぐらい…」


アルル「Dシェゾはゴミを片付けてたって事でしょ?それじゃあ…」


ラフィーナ「ゴミを散らかした真犯人は結局誰…??」


シェゾ「俺に化けて罪をなすり付けるためとかではないなら…本当に手がかり何もなくなったな…」


???「なーっはっはっはっは!!!」


シェゾ「…は?」


ラフィーナ「あなたは!」


和葉「蘭ちゃんとこのおっちゃん!」


小五郎「お!なんだー?ひとが沢山いる!!」


Dシェゾ「何だこのおっさん…」


シェゾ「酔っ払ってんのか…?」


小五郎「おお!今日のゴミステーションは家の前にある!それもすごい広い!!えいやー!!」


ラフィーナ「あああー!!!!!」


小五郎「え?」


和葉「捨てた…」


シェゾ「このおっさん!大量のゴミをここに投げ捨てた!」


アルル「て事は…このゴミの犯人はあなた!?」


小五郎「ええー!?だってここゴミステーションでしょ??それも広くて街に沢山!!」


コナン「なんか表が騒がしいと思ったら…なんだまたお前たちか…」


アルル「コナンくん!」


蘭「あ!もうお父さんまた酔っ払っちゃって!…って、何このゴミ…」


小五郎「お!蘭ちゃん!コナンくん!!いやー今日のゴミステーションは家の目の前にあってしかも広くていいね!ゴミがたーくさん捨てられる!」


蘭「もしかして今までのゴミの事件って全部酔っ払ったお父さんが犯人〜!?」


小五郎「街の色んなところに大きくて広いゴミステーションが沢山あるから!いやー街の所々にあって便利でいいな〜!!」


蘭「今すぐ片付けてみんなに謝って〜!!」


アルル「なんだ犯人は酔っ払った毛利のおじさんだったのか…」


ラフィーナ「なんかよくわからないオチだったわね…」


シェゾ「なんか…かなり疲れちまったな…さっさと帰るぞ」


アルル「そうだね、でも…シェゾが犯人じゃなくて良かった」


和葉「ごめんな!私の勘違いでこんな夜遅くまで付き合わせてしもーて!」


アルル「うんうんそんな事ないよ、和葉ちゃんもわざわざありがとうね」


和葉「兄ちゃんも人違いで疑ってしまって本当にごめんな…」


シェゾ「気にすんな」


和葉「そっちの兄ちゃんも…片付けしてたのに疑ってしもーて…」


Dシェゾ「大丈夫だ」


和葉「ありがとうな…みんな、夜遅いから気をつけて帰るんやでー」


アルル「うん!ありがとう!おやすみなさーい」


シェゾ「さて、要は済んだからさっさと帰るぞ」


ラフィーナ「そうね、はあ…普通に疲れましたわ」


アルル「帰ったらレムレスに何か暖かいもの作ってもらおう、寒いし」


シェゾ「そうだな、お前は…これからどうするんだ?」


Dシェゾ「そうだな、まあ近々また会うことになるだろう」


ラフィーナ「え、そうですの?」


アルル「まさか…」


シェゾ「ああ…もしかして…」




レムレス「新しい面接の応募来たよー!」


シェゾ「その応募したやつってまさか…!あーやっぱり…」


サタン「まじかこいつ来るんかよ…」




レムレス「今日からお店の従業員、そしてこのブログのレギュラーとして参加することになったドッペルゲンガーシェゾだよ!」


Dシェゾ「俺はもう1人のシェゾだ、簡単に言えばドッペルゲンガー、今後はブログのレギュラーとしても参戦する」


シェゾ「なんでこうなるんだよ!!」


アミティ「ええー!シェゾって双子だったの!?」


シェゾ「そのくだりももういいわ!!」




おわり


ドッペルシェゾは今後レギュラーとして参戦です笑


今回の主役はアルルとシェゾと和葉ちゃんとラフィーナってことで…(多いな)