レムレス「今日は前回企画した今月いっぱいでバイトを卒業する平次くんと和葉ちゃんの送別会だよ〜!」


サタン「いえーい待ってました!!」


エコロ「楽しみにしてたよー」


元太「みんなで焼肉だぜ!!」


光彦「嬉しいですね〜!」


歩美「みんなで焼肉、歩美もすごく嬉しい!!」


ドラコ「がうー!高級焼肉超嬉しいー!!お肉だー!!」


灰原「まあ、悪くはないかもね」


コナン「にしても服部たち、今月でバイト最後なのか…」


灰原「ま、夏休みも終わりだしね」


コナン「まーな」


蘭「でも私たちまで良かったんですか?仕事の送別会なんですよね?」


園子「そうですよ!私たち関係ないじゃないですか!」


阿笠博士「蘭くんとか園子くんまでならまだ分かるが、わしまで…」


レムレス「みんなで集まった方が楽しいじゃないですか!それに皆さんだってうちの店によく来てくれてましたし!」


蘭「えへへー、だってここの料理すごく美味しかったから…」


園子「ここの料理を思い出したらついつい来ちゃうのよね〜」


阿笠博士「とっても美味しいからな!分かるぞー」


レムレス「そう言ってもらえて僕もとても光栄に思います!また是非いらしてくださいね」


蘭「はーい!また美味しい料理ご馳走してください!」


園子「スイカフルーツポンチがとっても美味しかったからまた頂きに来るわ!もちろん他の料理も!」


レムレス「はい!とびっきり美味しいスイカフルーツポンチ作って待ってますね!他の料理も」


灰原「ハムエッグサンドイッチ…」


レムレス「ハムエッグサンドイッチもね」


シェゾ「やっぱりそれは外せないんだな…」


コナン「ほんと好きだよな」


レムレス「では改めて!平次くんと和葉ちゃんには約1ヶ月の間バイトを頑張ってもらいました!そんな2人が今月いっぱいでいよいよ卒業です!2人には今回ここでバイトした事を活かして今後も色々頑張ってもらいたいなと思います!」


シェゾ「はい、それじゃあまず平次から一言!」


平次「へいへい!1ヶ月大変世話になったな!迷惑かけた場面も沢山あったかもしれんが、みんなと仕事したり、事件を探したりとか…その他もろもろで、色々楽しかったで!事件に巻き込んでしまったりとかもしてしもーたが、俺は楽しかったで!大変世話になった!!」


レムレス「はい、それじゃあ次は和葉ちゃん」


和葉「ええっと…最初は飛び入り参加みたいな感じで入ってしもーたが、でもみんなに色々教えて貰いながらバイトしたり、バイトじゃなくてもその他も普通に一緒に過ごせてとっても楽しかったで!また遊びに来るわ!その時はまた美味しい料理ご馳走してくれな!」


レムレス「はーい2人ともありがとう!それでは!1ヶ月頑張ってくれた2人に感謝の気持ちを込めて、乾杯〜!!」


「乾杯〜!!」


サタン「ぷはぁー!やっぱりこーゆう場で飲むビールは最高だなぁ!!」


エコロ「おじさま飲みすぎないでよ」


シェゾ「ほんとだぜ…お前が酔っ払うとまじ大変だからな」


サタン「なんだと!私がいつ皆に迷惑をかけたというのだ!」


アルル「いつもかけられてるから!」


りんご「ほんとです!」


ラフィーナ「迷惑事はもうほんとに勘弁して欲しいですわ…」


ウィッチ「ほんとですよね」


りすくま「この赤身カルビ、とても美味」


まぐろ「うんうん☆さすが高級焼肉☆」


ドラコ「この黒毛和牛レバーも最高!!あと神戸牛特選カルビも!」


アルル「これは黒毛和牛ハツかな?美味しい〜!」


元太「美味い…美味すぎる!!」


光彦「ほんとです…ああ…生きててよかった…」


コナン「大袈裟だな…でもほんとに美味いな」


灰原「高級焼肉ですものね…」


レムレス「ほーら、霜降りカルビだよ!」


シェゾ「うわやば!!」


サタン「美味すぎだろ!!」


歩美「ほんとに!ほっぺが落ちちゃうー!」


レムレス「厳選ハラミも厳選ロースもほら!」


アルル「そしてこれは黒毛和牛大トロカルビ!」


クルーク「黒毛和牛大トロカルビはやばい!!そんなものまであるのか!」


りんご「いやー、幸せすぎますね…」


平次「美味い…美味いー!まじまいうーや!!」


和葉「こんな高級焼肉で送別してくれるなんてほんとにいい人たちやな…」


蘭「そうだよね!しかも私たちまで誘ってくれるなんて!」


阿笠博士「…」


リデル「あの…阿笠さんは食べないんですか?」


阿笠博士「あ、いや、その…」


灰原「…博士」


阿笠博士「ああ…うん、分かっとるよ…肉は食べん、わしはサラダとかその辺を…」


灰原「良いわよ」


阿笠博士「え?」


灰原「せっかくこんな高級焼肉に誘ってもらったんだもの、それなのにお肉を食べないのはさすがに勿体ないわ」


阿笠博士「哀くん…それは今日はお肉たくさん食べていいって事かの?」


灰原「ええ、その代わり明日からはまた厳しい野菜生活よ」


阿笠博士「哀くん…ありがとう…ありがとう…!!!」


灰原「全く、博士にも困ったものね」


コナン「でも良かったな!博士!」


阿笠博士「ああ…今人生で1番嬉しいかも…!」


灰原「大袈裟ね…」


園子「まあ私はいつもこのぐらいの食べてるけど!でも中々いけるわね!」


フェーリ「こんな超高級クラスのお肉をいつも食べてるの…?」


ラフィーナ「私だってそうよ!」


サタン「まあそうだよな…すごいなお前ら2人して…」


アルル「前から思ってたけどラフィーナと園子さんも結構似てるとこあるよね」


アミティ「お家がお金持ちなとことか?」


アルル「それもだけど、プライドが高くてサバザバしてる性格とかもさ!」


りんご「確かに確かに!」


ラフィーナ「私ら…」


園子「意外と気が合うかもね!ええっと、ラフィーナだっけ?」


ラフィーナ「そうですわ!あなたは園子さんですわね」


園子「そうよ!わたしは園子!鈴木財閥のお嬢様よ!」


ラフィーナ「あの鈴木財閥の!?私も家がお金持ちでお嬢様なんですわ!」


園子「そうなんだ!お嬢様同士気が合うかもね!仲良くしましょ?」


ラフィーナ「もちろんですわ!」


ラフィーナ園子「おーっほっほっほっほ!!」


シェゾ「今、謎の同盟が結ばれた気がする…」


アルル「んね…」


アミティ「まあいいんじゃない?仲良しで!」


りんご「ありもしない夕日が見えます…」


ルルー「サタンさま、ルルーからの愛の黒毛和牛大トロカルビですわ、あーん♡」


サタン「いや…自分で食べれるからいい…」


ルルー「そんな遠慮なさらずに!」


シェゾ「相変わらずそんな事してるのかよ…」


アルル「ね、相変わらずだな…」


レムレス「平次くん!バイトは楽しかったかな?和葉ちゃんも!」


平次「おうよ!色んな料理作ってみんなに提供出来てとっても楽しかったで!それと仕事の時じゃなくてもあんたらと過ごしてる時はいつも楽しかったで!」


和葉「あたしも!ほぼ飛び入り参加みたいな感じで入ってしもーたけど…でも!こんな私でも採用してくれてありがとうな!ほんとに楽しかったで!」


レムレス「それなら良かった!」


平次「それにこんな会まで開いてくれて…ほんまにありがとうな」


レムレス「とんでもない!」


シェゾ「ここでのバイトの事を今後も活かして頑張ってな」


和葉「もちろんや!」


アミティ「平次がいたおかげであたし達、大事な事に気づいたよ!ほんとに事件だったら大変だ、とか大切な友達が大変なことに巻き込まれてるかもしれないって…だから、ほんとに些細な事に気づくのって大事だね!」


平次「そうや!それもあんたの言う大切な友達を守るためなんや!それ大事な事やけん忘れちゃあかんでー」


アミティ「うん!絶対忘れない!」


サタン「はあ…ひっく…」


シェゾ「うわ、こいつ酔ってきやがったかも」


エコロ「うわーまじか」


まぐろ「めんどくさくなりそうだね☆」


サタン「アルル…好き好き大好き!!」


アルル「はあ!?」


サタン「そんな可愛いアルルにはビール10杯サービスサービスぅ〜!おーい!ビール10本持ってこーい!」


シェゾ「あほ!10本はやばい!」


アルル「てか僕お酒飲めないよ!?」


サタン「いいんだよ!飲め飲め!たーくさん!!」


クルーク「てか、サービスサービスってエ○ァのミ○トさんかよ!」


シェゾ「今のビール10杯の注文はキャンセルで!」


サタン「ええ〜!?なんで〜!?お前はアルルが可愛くないのか〜??ビールサービスしたくないのか〜??」


シェゾ「確かにアルルは可愛いが!でもビール10杯はさすがにやばすぎるだろ!!」


サタン「ええ〜そんな冷たい事言わないでよー!シェゾく〜ん!」


アルル「あれ?シェゾが僕を可愛いって…」


ルルー「それじゃあそのビール10杯はアルルなんかへのサービスじゃなくてこのルルーへのサービスで!」


シェゾ「そーゆう問題でもない!」


灰原「大変ね…」


コナン「ああ…てか普通に喉乾いた、水飲みたい」


歩美「コナンくん、お水そこに置いてあるよ」


コナン「ああほんとだ、サンキュー、ごくごく…」


りすくま「普通にお腹いっぱいですね」


フェーリ「そうね…」


ラフィーナ「私はまだまだ食べられますわ!」


園子「私もよ!ラフィーナ、これ食べる??」


ラフィーナ「貰いますわ!園子さんもそれ、そろそろ食べてもいいんじゃなくて?」


園子「そうだね!じゃあ貰うね!」


蘭「沢山食べるね…」


リデル「はい…私はもうおなかいっぱいですから少し休みたいです…」


サタン「おっと〜?ダメだよリデルちゃ〜ん?せっかくの高級焼肉なんだからもっと食べなきゃ!」


リデル「ええ〜??」


サタン「蘭ちゃんも!ほら!あ、蘭ちゃんはこっちの方がいいかな?はい!ビール!」


蘭「え、ちょ!私はまだ未成年なんでお酒なんか飲めませんから!」


ドラコ「がうー!肉肉〜!」


サタン「ドラコちゃんも肉よりビールだよ!」


ドラコ「ええ!?あたしもお酒まだダメだよ!?」


シェゾ「もうその辺にしとけ!ほら、この水でも飲んどけ」


サタン「なんで〜!?それじゃあシェゾくんが一緒に飲もう!」


シェゾ「俺はそこまで飲まないから!お前じゃあるまいし!」


阿笠博士「あっはははは…大変じゃのう…」


灰原「でも、なんだかんだ楽しそうじゃない?」


コナン「まあ楽しそうにはしてるよな…」


元太「俺はまだ食べれるぜー!」


光彦「僕も僕も〜!」


歩美「歩美もまだまだ食べる!」


ドラコ「お!あたしもまだまだ食べれるから一緒に食べよー?」


元太「やったー!」


コナン「…うぅ!?」


元太「え?」


光彦「コナンくん…?」


コナン「な、何だこの感じ…!」


歩美「どうしたのコナンくん?具合でも悪くなったの?」


元太「肉食べすぎて腹でも痛くなったか?お前も子供っぽい時は子供だよな〜」


コナン「違う…これは…体が熱くなってきたから…恐らく…!」


アルル「コナンくん!?大丈夫!?」


灰原「ちょ…まさか…」


平次「おい工藤…!大丈夫か…?」


阿笠博士「おおーコナンくん、食べすぎちゃってお腹痛くなっちゃったかな〜?よーしおじいちゃんとトイレに行こうね〜?」


まぐろ「なんだトイレか…☆」


アミティ「ね!びっくりした〜」


シェゾ「おどかすなよな…」


レムレス「…」




コナン「ぐっ、うう、うわぁぁぁ!!!」


阿笠博士「新一!おい新一!大丈夫か!?」


コナン?「…はあ…はあ…なぜか戻っちまった」


阿笠博士「やっぱり…」


新一「元の工藤新一に戻っちまったぜ…」


阿笠博士「扉少し開けるぞ?はい服、一応何かあった時のために持ち歩いてたんじゃ、すぐにこれに着替えろ」


新一「ああ、サンキューな博士」


阿笠博士「しかしなぜ突然元の体になんか…?」


新一「多分さっき飲んだ水だな、あれは多分パイカル、恐らくサタンが頼んでたんだろ、俺はそれを水と間違えて飲んじまったんだな…」


阿笠博士「なるほど、水だと思って飲んだのがパイカルでそれで元の体に…」


新一「多分そうだな、しかしどうしよう…今このまま戻ったらさすがにやばいよな…」


阿笠博士「んー、でもだからと言ってずっとここに居るのも危険じゃ…ずっとここに居るといずれバレてしまうかもしれん」


新一「じゃあどうしたら…」


阿笠博士「この窓から出て、入口に周り、あたかも普通に来店したように見せて皆の前に姿を現すならここにずっといるよりかは…」


新一「なるほどな…!」




蘭「博士!コナンくんは大丈夫です?」


阿笠博士「なーに!ちょっとお腹を壊しただけじゃ!すぐに戻ってくるよ」


蘭「良かった〜!」


元太「にしてもコナンも普段大人ぶってるけど結構ガキっぽいとこあるよな!」


光彦「そうですよね!あのコナンくんがまさか食べすぎてお腹壊すなんて!」


アルル「コナンくん大丈夫なのかな…」


カランカラン


店員「いらっしゃいませー」


新一「どうも、そちらのお客様と一緒です」


店員「はーい」


レムレス「なっ…!?」


平次「工藤…!?」


灰原「ちょっと…あなたどうして…!」


シェゾ「お前…!何故ここに…!」


蘭「ええ!?新一!?!?」


園子「なんで工藤くんがここに!?」


アミティ「お兄さんだーれ?」


りんご「もしやあなた…工藤新一では…?」


ラフィーナ「工藤新一って…あの高校生探偵の!?」


アルル「すごーい!本物初めて見た!」


蘭「新一!なんでここに?」


新一「たまたまこの近くに用があって!そしたらたまたま博士に呼ばれたんだ!ここで送別会してるって!」


蘭「でもあんたねぇ!どこ行ってたのよ今まで!ろくに連絡もよこさないで!」


新一「相変わらず事件が片付かなくてさ…はははは…」


灰原「ちょっとあなた!」


シェゾ「ちょっとこっちこい!」


平次「俺もいくで!」


新一「ああ!おい!引っ張るなよ!」




灰原「あなた…どうして…!」


シェゾ「お前が工藤新一だと言うことは知ってはいたが…一体どうやって元の姿に…!」


新一「それがな…」


灰原「なるほど、さっき飲んだのが水じゃなくてパイカルだったってわけね」


シェゾ「そのパイカルって酒の成分がお前が飲まされた毒薬の効果を一時的に消し去る…だから元の体に戻ったっけわけか」


新一「そーゆうこと、にしても注意不足だったな…」


シェゾ「サタンがやつが頼んでたんだな、恐らく」


平次「にしてもどーすんやこれから」


新一「本当は隠れてないといけないんだけど、でもずっと隠れてる訳には行かないよな…」


レムレス「なるほど、そーゆうことだったんだね…」


新一「なっ!?」


灰原「…はっ!!」


平次「兄ちゃん!」


シェゾ「レムレス!」


レムレス「君はとある人物に口封じのために毒薬を飲まされ、その薬の副作用で体が小さくなってしまった、しかしその人物は君を殺したつもりでいるから実は生きてるのがバレてしまうと再び命が狙われてしまう、だから今は正体を隠している…そうだろう?工藤新一くん、いや、江戸川コナンくん」


新一「…なっ、こいつ…!」


レムレス「まさか君が工藤新一だったとはね…」


灰原「この人…まさか…!」


レムレス「そしてその組織の元一員がそこにいる灰原哀、またの名を宮野明美、コードネームはシェリー、かな?」


灰原「…!?」


レムレス「君も組織を逃げるためにその薬を飲んで小さくなってるんだよね?シェリーちゃん??」


平次「ちょ!まて!あんた…なんなんや!なんのつもりなんや!」


レムレス「え、ああ…違うよ!僕は悪いことは企んでない!」


平次「じゃあなんなんや!」


レムレス「実は僕もその組織を追っているんだ」


新一「え?」


シェゾ「組織を…?」


レムレス「そう、僕のその組織のことが気になって彼らを追っているんだ、そして色々調べて行くうちに君たちの事も分かった、君たちの正体とか君たちも組織を追っている事とか…」


灰原「でもどうして…」


レムレス「ちょっと詳しくてね、僕に分からないことはないよ」


平次「何やかんやで見抜いたって事か…」


レムレス「そーゆうこと」


新一「…俺たちの敵では無いって事か?」


レムレス「そうだね、僕はその組織の敵、だね」


平次「なんだ良かったな…」


新一「ああ…どうやら少なくとも俺らにとっては味方らしいな」


レムレス「それで僕もその組織を何とかしようと思っている、どうだ?手を組まないかい?」


新一「組織を潰すためか?」


レムレス「もちろん、あの組織…さすがに放っておくわけにはいかないだろ?あの薬の被害者をこれ以上増やさないためにも!」


新一「そうだな…よし分かった、手を組もう」


灰原「工藤くん!」


新一「こいつ、敵じゃないみたいだし今はこうするのが一番いい気がする」


平次「俺も協力するで!」


シェゾ「俺もだ、できる事なら協力してやる」


レムレス「よし、それじゃあ決まりだね」


新一「ああ…!何か分かったらすぐに教えて…んん!?」


平次「おい!」


シェゾ「どうした!?」


新一「もう来やがった…!」


灰原「今回なんか早いわね…」


新一「元のコナンに戻っちまう…!」


シェゾ「そんなすぐに戻っちまうのか!?」


新一「ああ…薬の効果は一時的なんだ…ぐ、う、うわあああ!!!!」


レムレス「新一くん!」


コナン「はあ…はあ…戻った…」


シェゾ「こーゆう感じなのか…なるほどな…」


レムレス「実に興味深いのを見れた気がする」


平次「感心しとる場合か!」


コナン「まあでも、薬の効果がすぐに切れたおかげであっちに戻りやすくなったな」


灰原「確かに…まあ、不幸中の幸いだったかもね」


シェゾ「まあいいならいいが…みんなが待ってる、戻るぞ」


レムレス「そうだね!みんなの所へ戻ろう」




シェゾ「待たせたな」


アルル「あ、おそーい!みんなで何話してたの?」


平次「ああ!えっとな、工藤久しぶりやなー!ってみんなで話しとったんや!」


ルルー「でもそれならこっちでみんなで話しても良かったんじゃなくて?」


レムレス「まあ、いいじゃないか!!」


蘭「あれ、ねえ、新一は?」


平次「工藤か?ああ…工藤はまた事件を思い出して急いで走ってったで!せっかく来たのにごめんなってゆーとったで」


蘭「あ…そう…また行っちゃったんだ…」


和葉「蘭ちゃん…?」


蘭「何よ…何よ!事件思い出して謝っていくぐらいなら最初から来なきゃ良かったのよあの推理オタク!!!」


アミティ「ひぇ〜!」


シェゾ「怖えよ…」


蘭「もう!なんなのよアイツ!こうなったらやけ食いよ!デザートのアイス沢山食べちゃう!」


ドラコ「ええ〜!?アイス20個!?」


シェゾ「そんなに食えんのか!?」


蘭「食べれるわよ!」


アミティ「アイスそんなに食べたらお腹冷えてお腹壊しちゃうよー!」


元太「そうだよ!さっきのコナンみたいになるぞ!」


店員「アイス20個お待たせしましたー」


蘭「はいありがとうございます!ぱくぱくむしゃむしゃ…」


シェゾ「ほんとに頼んだし…」


平次「女って…怖いな…」


コナン「も、戻ったよ…」


元太「お!コナン!」


光彦「体調はもう大丈夫ですか?」


コナン「ああ…何とかな…それより蘭ねーちゃん…何してんの…?」


蘭「新一にイラついてアイスやけ食いしてるのよ!全く…!」


コナン「ははは…また怒らせちまったな…はあ…次会った時絶対にボコられるな」


平次「あ、そうやみんなにひとつ大事な話が!」


アルル「何?」


平次「今日ここで工藤新一を見た事、他所では絶対に言わんとってや!」


アミティ「えっと?」


りんご「要するに工藤新一に会ったこと、他の誰かに言わないでって事ですか?」


平次「そうや!工藤はあー見えて実は意外と恥ずかしがり屋なんや!だから外では工藤の話すらもしないで欲しいんや…!絶対に工藤の名前を出したらあかん!頼んだで!」


アミティ「名前も出しちゃダメって…」


アルル「他所では工藤新一の話すらしちゃダメなの?」


平次「そーゆうことや!」


アルル「そんなに恥ずかしがり屋なんだね…」


ウィッチ「まあ、分かりましたわ、約束は絶対に守りますわ、なんだって私は正義ですから!」


エコロ「正義かどうかは分からないけど…」


ウィッチ「何か?」


エコロ「何も〜?」


アルル「わかったよ、工藤新一の話は絶対にしないよ」


平次「ああ!頼んだでー」


レムレス「それじゃあいよいよ終わりの時間が近づいて来ましたね…みんな楽しかったかな?」


サタン「楽しすぎたよー!いえーい!!」


シェゾ「まだ酔っ払ってんかよ…」


レムレス「平次くんと和葉ちゃんは?」


平次「とっても楽しかったで!俺らのためにこんな高級焼肉店で素晴らしい会を開いてもらってとっても嬉しかったで!ありがとうな、おおきに」


和葉「あたしもや!嬉しかった…」


レムレス「そう言って貰えて嬉しい!」


シェゾ「俺たちみんなからのプレゼントだ、ほら」


平次「わあ…花や!!!」


和葉「綺麗やな…」


シェゾ「みんなで用意したんだ」


アミティ「平次たちに合うような綺麗なお花をね!」


アルル「君たちに合いそうな花の組み合わせとかをみんなで相談して選んだんだよ」


平次「ありがとう…ほんまにありがとう…」


和葉「大切に飾るわ!」


レムレス「お店にもまたいつでも遊びに来てね、とっても美味しい料理を用意して待ってるから!!」


りんご「いつでも待ってますよ!」


リデル「その時はまたお話したいですー!」


シェゾ「いつでも待ってるからな」


平次「ほんまにありがとうな…」


アミティ「また会える!?会えるよね!?」


平次「そりゃーもちろんまた会えるで!というか多分すぐに会う事になるな」


アミティ「え?」


平次「なぜなら…」




9月1日


アコール「今月いっぱいまでの特別留学生の服部平次くんです」


平次「またよろしゅうなー」


シグ「わー…」


リデル「えっと…」


ラフィーナ「留学生…?」


クルーク「どゆこと?」


アコール「服部くんは9月30日まで特別留学生としてこのクラスに入ります、皆さん仲良くしてくださいね」


平次「仲良くしてくれなー」


ラフィーナ「ほんとにすぐに会えた…」


リデル「嬉しいですけど…」


クルーク「またこいつとの1ヶ月かよー!」


アミティ「あの別れは一体なんだったんだー!!」


ラフィーナ「ほんとですわよね!」


平次「まあまあ!本当は嬉しいんやろ?」


アミティ「まあでもそうだね…嬉しい!」


ラフィーナ「学校の事も色々教えますわね」


リデル「沢山遊んだりもしたいです〜」


平次「よしゃ!ほんならまたみんなと楽しい思い出作るで〜!」


アミティ「おー!!」




おわり