アミティ「今日はバレンタインだね!」


アルル「みんなで男子達に美味しいチョコを作ろうよ」


りんご「良いですね!でもだたチョコを作るだけじゃつまらなくないですか?」


ラフィーナ「そうですわ!せっかくだからチョコで色々なものを作りましょうよ!その方がインパクトあるんじゃなくて?」


リデル「賛成です…なんだか楽しそうです…!」


ドラコ「じゃあ今日はチョコパーティだね!キャッホーイ!!」


ルルー「私も…サタン様に愛をビッシリ伝えますわ!!」


フェーリ「あたしも先輩に飛びっきり美味しいチョコを作って…うふふふふ」


ウィッチ「そうと決まれば早速準備ですわ!」


アミティ「おー!!」






シェゾ「おい、今の聞いたか」


クルーク「なんだろう…とても嫌な予感しかしない…」


レムレス「みんなでお菓子作りするんだ!!僕も混ざりたーい!」


シェゾ「おいバカ野郎!死にたいのか!?」


レムレス「うわちょっ…ええ!?」


サタン「あの女共が作る料理だぞ…」


クルーク「恐ろしくて口に持っていけないですよ!」


レムレス「そ、そうかな…そんな事ないと思うけどな…」


シェゾ「じゃあ!前に角川で出た小説3弾のシグの秘密とか見直してみろ!」


レムレス「あ、ああ…」


クルーク「アルルはケーキにスパイスを入れてて、もうもはやケーキじゃない別な何かを作ってたり、りんごはモロヘイヤクリームみたいなのを作ってたし!そんなのを作るやつらの料理なんて怖すぎるよ!」


まぐろ「アミティちゃんに関してはもう色々やらかしてたしわんちゃん今回も…☆」


シェゾ「アミティはやりかねんな…というか料理回じゃなくてもあいつはいつもそうだろ…」


サタン「ルルーとウィッチ、それにドラコとフェーリだって何しでかすか分からんぞ…」


クルーク「ああ…フェーリとルルーに至っては好きな相手が居るからね…特別に愛情を込めすぎてやばくなったりしそう…」


レムレス「で、でも!ドラコとかウィッチとかはまあとりあえず置いといて!ラフィーナとかリデル辺りはまだマシな方じゃないかな?」


クルーク「ラフィーナとリデル?」


レムレス「ほら!あの2人はまだしっかりしてる方だからみんなをちゃんとまとめてくれそうじゃない!?変なことしてる人がいたらちゃんと止めてくれたり…」


シェゾ「いや…混ぜる力強すぎて色々周りに飛び散らして周りに飛ばした量の方が多かったり…なんか辛かったり酸っぱかったりと変なまんじゅうやら飲み物作ってたやつらのどこがしっかりしてるんだよ…」


レムレス「あー…そういえばそうだね…」


サタン「あの女共は一体なんなんだ!まともなやつが居ないじゃないか!」


クルーク「いや、君もほぼ似たような感じだから」


サタン「何!」


シェゾ「ここはあいつらに変なのを食わされる前に…」


まぐろ「逃げた方が良さそうかも…?」


ウィッチ「あ〜ら、盗み聞きですの?なんて趣味の悪い」


レムレス「うわ!ウィッチ!?」


ウィッチ「おほほほほほ、みなさん揃ってどちらへ?」


シェゾ「ちょっと…みんなでトイレにでも行かないか?って…」


ウィッチ「トイレならハウスの中にもありますわよ?それになんでそんな大人数でトイレなんかに行きますの?」


クルーク「た、たまたま!」


ウィッチ「たまたまじゃありませんわ!おほほほほ〜みんなで相談して今日は私らみんなでチョコを作ってそれをあなた方に感謝を込めてご馳走しますの、絶対逃がしませんわよ!」


まぐろ「うわー!!怖いよ〜!!!」


シェゾ「感謝を込めてチョコをご馳走する態度じゃないだろ…」


レムレス「んね…とっても怖いよウィッチ…」






アミティ「はーいお待たせ!」


アルル「みんなからのバレンタインチョコだよ!!」


サタン「あ、ああ…」


クルーク「ワートッテモオイシソー」


シェゾ「もう少しわざとらしさを隠して言えないのかお前は…!」


まぐろ「棒読み感が半端ないよ〜☆」


アミティ「チョコマカロン、チョコトリュフ、チョコケーキ、チョコブラウニー、チョコパイ、チョコプリン、チョコラスク!」


アルル「チョコクランチとフォンダンショコラもあるよ!」


ラフィーナ「さあ、遠慮ならさず沢山お食べないさい?」


シェゾ「お、おう…」


レムレス「ありがとういただきます…」


サタン「ごくり…」


まぐろ「…いただきます!!」


シェゾ「…あれ、なんだ普通に美味いじゃないか」


クルーク「ほんとだ、普通に美味しいぞこれ」


レムレス「美味しい!え、普通に美味しいじゃん!これなら全然行ける!バクバク」


サタン「よく食べれるなお前…しかしほんとに普通に美味いな」


アミティ「ほんと〜!良かった〜!!」


リデル「喜んでもらえて嬉しいです…」


ドラコ「頑張って作ったかいがあったね!」


りんご「おかわりはまだ沢山ありますよ!」


レムレス「全部美味しいけどフォンダンショコラ気に入った!誰が作ったの?」


ウィッチ「それはラフィーナさんですわ」


ラフィーナ「まあこの私が作ったんだから美味しくて当然よね!」


クルーク「これ作るのに色々飛び散らしてないよね…?」


ラフィーナ「そんなこといたしませんわ!全く…」


クルーク「いや過去にしてました」


アミティ「今日は特に何もやらかしてないよ?ね?ラフィーナ!」


りんご「普通に作れてましたよ」


アルル「ね!普通だったよ」


シェゾ「色々こぼしてやらかしたり、変なスパイスのケーキやらモロヘイヤクリーム作ったやつがよく言うな…」


クルーク「だろ?あれはないよな…」


シェゾ「うん、あれはないな」


ルルー「まだまだよ!」


シェゾ「…は?」


ルルー「みんなしてこれで満足してるみたいだけど…!」


フェーリ「これはまだ練習みたいな作品よ…」


クルーク「練習…?」


ルルー「そう!サタン様と!」


フェーリ「レムレス先輩には…」


ルルー「とびっきりがありますわよ!」


フェーリ「そう…とびっきり…」


レムレス「ええっと、なんだろう」


サタン「とっても嫌な予感しかしない…」


ルルー「愛するサタンさまへのとびっきり!はい!!」


フェーリ「あたしのレムレス先輩にはこれ…」


サタン「おいルルー、なんだそれは」


レムレス「僕もサタンと同じ事思ってる…フェーリ、それは…?」


ルルー「ルルーから愛するサタン様への愛の贈り物、ドロドロチョコレートよ!」


フェーリ「あたしも…先輩への愛を込めて…巨大チョコレートボール…先輩のために一生懸命作りました…」


サタン「いやいや!愛の贈り物って見た目をしてないぞルルー!もはやカオスな見た目をしている!」


レムレス「フェーリも!一生懸命作ってくれたのは分かるけど…それは…!」


ルルー「さあ遠慮しないでお食べになってくださいサタン様!ルルーからの愛です!」


フェーリ「先輩も…あたしからの熱い愛を受け取ってください…うふふふふふ」


サタン「ぎゃ…ぎゃあああ!!!!」


レムレス「に、逃げなきゃ!」


ルルー「ああ!お待ちになってサタン様〜!」


フェーリ「逃げないでください先輩…なんで逃げるんですか!」




シェゾ「恋する乙女ってほんと怖いな…」


クルーク「んね…誰からも想われてなくて良かったって改めて実感させて貰えた瞬間だったね」


まぐろ「全くだよ…☆」


ラフィーナ「ほら、まだまだありますわよ」


リデル「たくさん食べてください…」


シェゾ「まあこっちは全然普通に平和そうだから良かったぜ…」


まぐろ「ほんとですよ…これ貰うね☆」


りんご「どうぞどうぞ!」


ドラコ「コレ見てたらお腹すいたー!あたしも食べちゃお!」


ウィッチ「まあなんて食いしん坊さん、でも私も食べちゃいます!」


アミティ「自分で作ったのはなんでも美味しいって言うもんね!よーしあたしも!」






ルルーフェーリ「待って〜!!!!」


サタンレムレス「もう勘弁して〜!!!」





シェゾ「まだやってんのかよ…」




終わり