ドラコ「うわぁぁー!!!!!」


ウィッチ「ドラコさん?どうしましたの?」


ドラコ「うわぁぁぁぁー!!!がおー!!がおがおー!!!」


ウィッチ「少し落ち着きなさい!どうされましたの!」


ドラコ「がおがおがおがおー!!!!!!」


ウィッチ「ちょっといい加減になさい!どんえーん!!」


ドラコ「うわぁー!!!」


ウィッチ「そんなに大騒ぎして!ほんとにどうされましたの!?」


ドラコ「ない…」


ウィッチ「何がですの?」


ドラコ「あたしメインの回…」


ウィッチ「え?」


ドラコ「あたしメインの回が全然回ってこない…うわぁぁーん!!!」


ウィッチ「んな事言ったら私だってそうですわよ」


ドラコ「ウィッチはそれっぽい回ある事はあるでしょ!?あたしはそれらしい回すらないよ!」


ウィッチ「そうでしたっけ?申し訳ないけど記憶にございませんわ」


ドラコ「記憶にないってことはやっぱりそうなんだよ!うわーん!メインになりたーい!!」


ウィッチ「それを私に言われましても…作者に頼みなさいよ」


ドラコ「今までのメインを見てみたんだけどさ…」


ウィッチ「ええ」


ドラコ「とりあえず覚えてるのだけまとめてみたんだよ、ちょっとみてよこれ」



2023年4月3日投稿 闇夜に迫る黒い影 

シグ


2023年 4月7日投稿 まぐろの美形ビームパラダイス 

まぐろ


2023年4月22日投稿 そして誰もいなくなった 

シェゾ


2023年6月11日投稿 突撃!闇の魔導師の私生活 

アルル、アミティ、りんご&シェゾ、レムレス


2023年6月14日投稿 名探偵クルーク再び! 

クルーク


2023年8月17日投稿 意地っ張り対決サタンとシェゾ 

サタン&シェゾ


2023年 10月4日投稿 アミティのドタバタ看病 

アミティ、シェゾ


2023年 11月21日投稿 怪傑アミ☆ティ 

ラフィーナ


2023年 12月14日投稿 ぷよキャラたちのクリスマス

アルル、アミティ、りんご&ラフィーナ、シェゾ


2024年 1月2日から6日投稿 お年玉鬼ごっこ編

フェーリ、リデル、シェゾ



ドラコ「見てよこれ!あたし全然出てなくない!?」


ウィッチ「私だってそうですわよ!」


ドラコ「いやいや!ウィッチはこの前の怪盗からの挑戦状編でメインだったくない!?多分、一応」


ウィッチ「あれはまあ悪役でしたけど…」


ドラコ「でもメインには変わりないじゃん!」


ウィッチ「もう!うるさいですわね!ああ言えばこう言う!」


ドラコ「てか何!このシェゾの圧倒的メイン率!」


ウィッチ「まあシェゾさんは作者さんの推しですからね…推しが活躍する話を書きたいものですわよ」


ドラコ「うわーん!いいなーシェゾ!たまには譲って欲しいよ!」


ウィッチ「まあ…それは確かに…」


ドラコ「と言うか!次の魔導学校の文化祭の劇さ、クルークあたしメインの話考えてくれないかなー!」


ウィッチ「…あのクルークさんが考える物語ですわよ、多分ろくな役になりませんわよ…」


ドラコ「でも!それでもメインになりたーい!!」


ウィッチ「じゃあ…クルークさんに交渉してみます?まあ引き受けてくれるかは分かりませんけど…」


ドラコ「そうだね!ウィッチも行こうよ!」


ウィッチ「ええ!?私も!?」


ドラコ「ね!お願い!」


ウィッチ「はあ…仕方ないわね…」





ドラコ「と!言う事なんだ!次の文化祭の劇あたしがメインの話考えて欲しい!」


クルーク「ドラコがメインね…」


ドラコ「どう?どう?」


クルーク「んー、でもドラコが主役だと話考えにくいんだよね〜」


ドラコ「どーゆう事だよ!」


クルーク「ウィッチとかならまだ話作りやすいんだけど…」


ウィッチ「それもどーゆうことですのよ」


クルーク「ほら!悪役似合うから…ね?」


ウィッチ「ね?じゃないわよ!なんでこの正義のウィッチさんがいつもいつも悪役ですのよ!ここはルルーさんの方がよっぽどお似合いじゃなくって!?」


ルルー「全部聞こえてるわよ!それもどーゆうことよ!」


ウィッチ「うわルルーさんいつからそこに!?」


ルルー「ずっと見てたわよ!」


ドラコ「それってストーカー?」


ルルー「そうとも言うわね」


クルーク「そうとしか言わないよ!?」


ルルー「というか!なんでいつもいつも私悪役なのよ!?」


クルーク「だって意地悪で怖いんだもん!」


ルルー「この可憐な乙女のどこが意地悪なのよ!」


ウィッチ「そーゆうとこですわよ!」


ルルー「それはそっちが文句言ってくるからでしょ!?」


クルーク「そっちのせいなのかよ!」


ドラコ「うわぁーんクルーク!なんとか考えてよー!!」


クルーク「わわ、分かったよ!じゃあひとつ思いついた話!」


ドラコ「お!お!」


クルーク「ドラコで浦島太郎ならぬ、浦島ドラコ!」


ルルー「はあ…」


ウィッチ「またなんか変な話になりそうですわね…」



クルーク「昔昔ある所に浦島ドラコがいました」


ドラコ「あたしは浦島ドラコだよ!」


クルーク「浦島ドラコが海辺を歩いていると、魚王子をいじめている少女達を見つけました」


ルルー「やーい!この辺なピンク魚!!」


ウィッチ「変なマントですね!」


ラフィーナ「おら!おらおらおら!!」


さかな王子「や、やめるのじゃ!おうじにむかってなんてことを…!」


クルーク「浦島ドラコはなんの意味もなくとりあえずさかな王子を助けました」


さかな王子「ありがとうなのじゃ!」


ドラコ「大丈夫だった?」


さかな王子「大丈夫なのじゃー!じゃあわらわはこれにて!」


ドラコ「ちょっと待って!お礼はないの!?」


さかな王子「お礼じゃと?」


ドラコ「ほら!助けて貰った亀はお礼に浦島太郎竜宮城でおもてなすんじゃないの?」


さかな王子「そんな考えはなかったが…」


ドラコ「なんでだよ!美味しいもの沢山食べたーい!!!がうー!!!」


さかな王子「あ、暴れるでない!全く仕方ないの…」


クルーク「どうしてもお礼がされたいドラコは仕方なく妥協したさかな王子に自分を無理やり竜宮城に招待させました」


オトモ「うちの王子を助けてくれたそうですね!お礼をします!シェゾさん!」


シェゾ「はっ!」


オトモ「お傍に」


シェゾ「はっ!」


オトモ「やれ」


シェゾ「レムレス!」


レムレス「はいはい、だと思って準備できてるよ、配膳の手伝い誰か出来るかな?」


サタン「私がしよう!!」


シェゾ「まて!お前まさかつまみ食いする気じゃないだろうな?」


サタン「私がそんな事すると思ってるのか!?」


シェゾ「当然だ!」


サタン「私なら全部食べる!何も残さん!」


レムレス「サタン、皆の分も別にとってあるから取らなくて大丈夫だよ」


まぐろ「ぼ〜くがしよう☆」


シェゾ「まて、お前にはほかの役目がある」


まぐろ「役目?」


シェゾ「レムレス、他をよこすから進めておいてくれ」


レムレス「おっけー、早めに頼むね」





クルーク「そして浦島ドラコの前に沢山の料理が出てきました」


ドラコ「すっごーい!これ全部食べていいの!?」


レムレス「もちろんだよ!」


ドラコ「わーい!いただきまーす!!」




オトモ「皆さんよくやってくれましたね」


シェゾ「このぐらい…」


オトモ「はい!次です!」


まぐろ「ここで僕の出番なのか…☆」


オトモ「シェゾさん!あなたもやってください!」


シェゾ「は!?俺もなのか!?」


レムレス「僕達もやるみたい…」


シェゾ「まじかよ…」





クルーク「そしてシェゾ、レムレス、サタン、まぐろの4人はダンスをして浦島ドラコをもてなしました」


オトモ「ほら!手の動きもつけて!」


シェゾ「ちっ、こうか?これでいいのか?」


まぐろ「なんで僕がセンターなの?☆」


オトモ「趣味が多いまぐろさんはダンスも得意かと思ってなんとなく!」


サタン「おい変態!ずれてる!私に合わせろ!」


シェゾ「ズレてるのはお前だ!」


クルーク「そう、この4人はチ○ーチ○ートレインを踊らされました」




ドラコ「…なんか微妙…」


シェゾ「悪かったな!」


ドラコ「お腹いっぱいになったしそろそろ帰るよ!」


オトモ「帰られてしまうのですか?ずっとここにいていいんですよ?」


ドラコ「いやーでも戻ってからもやる事があるので…」


オトモ「なら仕方ないですね…これを持っていきなさい」


ドラコ「え!?手土産までくれるのー!?ありがとう!じゃあね!」


レムレス「おトモさん、ドラコに何を渡したの?」


オトモ「ふふふ、オトモ特製丸一日記憶が無くなるお薬です!」


レムレス「ちょっ!何渡してるんですか!?回収しないと!」




クルーク「そしてレムレスは浦島ドラコを追いかけました」




レムレス「ドラコ!ちょっとまっ…ええ!?」


ドラコ「はれ?あたしはだれ?ここはどこ?」


レムレス「遅かったか…」


サタン「なんだなんだ〜?珍しくバットエンドか〜?もぐもぐ」


レムレス「サタン!食べ歩きはダメって前に言ったよね!?」


サタン「これ美味しいぞ!」


レムレス「衛生的にもあまり良くないから部屋に戻ってゆっくり食べよう??」




クルーク「でもその薬の効果は1日だけだったのでまた次の日になったらドラコの記憶は元に戻り、またルルー、ウィッチ、ラフィーナにいじめられてるさかな王子を助けて竜宮城に再び招待させ、また料理をもてなしていただいたドラコでした、めでたしめでたし」




クルーク「どうよ?」


ドラコ「うーん、まあ悪くはないのかな?」


ルルー「悪すぎよ!なんでまた悪役!?」


ウィッチ「また私もそうじゃない!」


クルーク「だって意地悪キャラ枠は君たちじゃないかー」


シェゾ「俺も反対だ!ずっと聞いてたがなんなんだあの途中の俺らがチ○ーチ○ートレイン披露する場面は!あれ要らねえだろ!」


ラフィーナ「私も悪役じゃない!なんでなのよ!」


ウィッチ「シェゾさん!ラフィーナさんも」


ルルー「あんた達もずっとみてたの?」


シェゾ「ああ最初から最後までバッチリな!」


ラフィーナ「却下却下!絶対却下!」


ドラコ「あたし的にはまあ無くはないんだけどな…」


シェゾ「お前はいいかもしれんが俺らの扱いが嫌だ!だってそれほんとにやるとしたら俺ら4人であれ踊るんだろ?」


クルーク「そうだね」


シェゾ「絶対にい・や・だ!!」


ルルー「私だって悪役は嫌よ!!!!」


ウィッチ「悪役がいない劇にしましょうよ」


クルーク「そうなるとまた難しいな…」


ラフィーナ「とにかく!次私らを悪役にしたら許さなくってよ!」


クルーク「ええー!悪役キャラが居ないと盛り上がらないのに〜!!あと面白枠も」


シェゾ「その面白枠ってのは誰の事だ!?」


クルーク「本人に1番心当たりがあるのでは」


シェゾ「やっぱり俺か!?」


クルーク「シェゾなんて一言も言ってないじゃないか!てことはやっぱり自覚あるんだな!?」


ドラコ「せっかくメインにしてもらったのにこれもボツなの〜!?そんなー!!がうー!!!!」





おわり