アミティ「今日は珍しくみんなで居酒屋でランチしに来たよ〜!」


アルル「飲酒しないで食事だけでもいいんだってね」


りんご「まあ成人の方が同伴だから別に大丈夫らしいですけどね」


シェゾ「俺は保護者かっつーの」


サタン「いえーい!今日は飲むぞ〜!!」


ラフィーナ「飲むのはもちろんいいですけど、一応保護者役なんですから保護者っぽくしてくださいね?」


リデル「一応保護者はシェゾさんお兄様ルルーさん、そしてレムレスさんですかね??」


レムレス「あはは、ゆーて僕こう見えてまだ未成年なんだけどな…」


まぐろ「大人っぽく見えるってことでいいじゃないですか☆」


シェゾ「まあ騒いでもいいが俺らに面倒かけんなよ」


フェーリ「そうよ…先輩を困らすようなことしたら…きええええ!」


レムレス「フェーリの威嚇も充分困るよ!」


ドラコ「まーまー!細かい事は置いておいて!」


ラフィーナ「果たしてそれは細かいのかしら」


ウィッチ「おそらく細かいことではないでしょう」


ルルー「私もたくさん飲むわよー!!!」


アルル「ルルーは酔うと絶対サタンへの恋バナが止まらなくなるから程々にね!?」


シェゾ「こいつは酔っ払ってなくてもいつもめんどくさいからな…」


レムレス「めんどくさいって次元の話じゃないんだね…あはは…」


アミティ「と!とにかく!色々頼も??あたしサーモンのカルパッチョ!」


アルル「僕はお刺身盛り合わせかな」


りんご「じゃあ私は団子串揚げをとりあえず頼みましょうか」


ラフィーナ「私はローストビーフにカマンベールベーコン、そしてお寿司10貫盛り合わせに馬刺しに牛たたきのユッケ風、それから…」


シェゾ「ラフィーナ相変わらずリッチだな!」


サタン「わたしは軟骨ホルモンぼんじり、そして生ビール!!!」


ルルー「わたくしも生ビールですわ!!!」


ウィッチ「まあ、カエルの煮付け、いなごの佃煮なんてありますのね、それを頼みましょうかしら」


クルーク「カエルなんて食えんのかよ…」


ドラコ「ま、確かにウィッチはそーゆうの食べれそうなイメージあるよね…」


クルーク「うん…」


レムレス「僕は海鮮丼セットにしようかな、フェーリとリデルは?」


フェーリ「先輩のと同じにするわ…それが…運命だから…」


リデル「私も同じでいいです…」


レムレス「分かった!2人も僕と同じ海鮮丼セットね!小鉢と味噌汁付くらしい」


まぐろ「ぼーくはまぐろ丼にしようかな?」


りんご「共食いですか!」


まぐろ「のーのー☆」


シェゾ「俺はそうだな…トリワサ、カマンベールベーコン、たこの唐揚げでも頼むか…」


ラフィーナ「シェゾさんも中々リッチですわね…」


ドラコ「カツオのたたき食べたーい!」


アミティ「それと!全員にソフトドリンク!」


アルル「頼もう!」





店員A「お待たせしましたーソフトドリンクです、あと生ビールのお客様は…」


サタン「はいはいはーい!!」


ルルー「私とサタンさまの愛の2人組ですわー!」


店員A「は、はぁ…」


アルル「店員さん困ってるから余計なことは言わないのルルー」







店員A「あのお客さんたち、大人数でお食事会いいですね〜」


店員B「そうですねー楽しそう」


店員A「あれだけ大人数だと絶対盛り上がりますよね」


店員B「そうですよね〜あれ?」


店員A「どうしました?」


店員B「あの方達に出す予定のソフトドリンクがここにありますわよ」


店員A「え?あれ、でも今確かにソフトドリンクお出ししたんですけど…」


店員B「でもここにソフトドリンクがあるってことはあの方達に出したのは…」


店員A「…」


店員B「ど、どうします?回収します?」


店員A「いや…と、とりあえず様子見て見ません?」


店員B「いいんですか!?」


店員A「なんか…面白くなりそうじゃないですか??」


店員B「ええー!?そんなでいいのかしら…」






アミティ「いえーい!!!!!!!」


アルル「あっはははは!!!!!」


ドラコ「ひゃっほーい!!!!ちょー楽しい!!このテンションでいくと美少女コンテスト優勝行けるかも!!!!」


シェゾ「お…おい…」


クルーク「君たち…どうしたんだい…?」


レムレス「なんかテンション高すぎない…?」


アルル「テンションなんで知ったもんかこんちくしょー!!!あっはははははは!!!!」


アミティ「シェゾ〜!なんか面白いことして〜!!ねえいいじゃ〜ん!」


シェゾ「…これって…」


レムレス「まさかとは思うけど…」


ドラコ「ドラコケンタウロス!今から火を吹きます!」


ウィッチ「おーほほほ!できるものならやってご覧なさい!」


ドラコ「こうやって口にこれを入れて火を付けて…出来た!ファイヤー!」


ウィッチ「おお〜!素晴らしいですわー!!」


ドラコ「と思ったけど実は私…こんな事しなくても元から火吹けました〜!!」


ウィッチ「きゃははははは!!!ドラコさんちょ〜面白いですわ〜!!!!」


レムレス「あっちもやばい!!」


リデル「クルークさんはっけーん!!勢いで…あっちょー!!!」


クルーク「うわぁぁ!?!?なんだリデル!!」


リデル「きゃはははは!!クルークさん、ちょーさいこーです!!」


ラフィーナ「こっちもやばい!…ですわ」


まぐろ「これってもしかして…」


レムレス「この匂い…これは!」


シェゾ「まじかよ…」


クルーク「じゃあみんなはもう酔ってる状態!?」


まぐろ「あの、えっと…一応だけど、場酔いって可能性は…?」


シェゾ「それはないだろう、場酔いにしてはテンションが高すぎる」


まぐろ「じゃあ、みんなは本当に間違えて出された物を…」


サタン「ひゃっほーーーーい!!!!!」


ルルー「叫んでるサタンさまかっこいい!!!」


シェゾ「こいつは普通に酔ってる!そしてルルーに関してはいつもこうだから正直酔ってるのか酔ってないのかわからん!」


ラフィーナ「ど、どうしたらいいのかしら…」


りんご「ちょっと〜お嬢さん〜?」


ラフィーナ「へ?わ、わたくし…?」


りんご「そーわたくし、あなたテンション低いですね〜」


ラフィーナ「そんなの…あなた方のテンションが高すぎるだけですわ!」


りんご「ダメですよ〜テンション上げてかないと〜ほら!これをグイッとのんで…」


ラフィーナ「ひゃっ!や、やめてりんごさん!ぐっ…!ごほごほ…」


シェゾ「ラフィーナ!おい大丈夫か!?」


ラフィーナ「お…おーっほっほっほ!!!!!!さあ皆さんテンション上げていきますわよー!!!!!!」


りんご「そう来なくっちゃ!!!」


シェゾ「ラフィーナ!おいラフィーナしっかりしろ!!」


ラフィーナ「おーっほっほっほ!ほら!もっと酒持ってこーい!!!!ですわ!」


シェゾ「ダメだラフィーナまでもが…」


フェーリ「先輩…」


レムレス「ふぇ!フェーリ!?」


フェーリ「先輩とあたしで…あんな事やこんな事を…ふっふふふ、ついにこの時が来ましたね…」


レムレス「ちょ、や!やめてフェーリ!!」


クルーク「こーら!レムレスに近づくんじゃない!いつもならまあ許してやらんこともないけど今の君は超危険だ!!」


フェーリ「メガネは黙ってて…これから先輩と2人で2人っきりの楽しい愛の世界に行くのだから…うっふふふふ」


レムレス「だ、誰か助けてー!!!!」


リデル「クルークさんもー、テンション低すぎですー、それじゃあつまらないですー」


クルーク「なんだリデルまで!今の君もとても危険だ!」


リデル「ほらほらーこれを飲んでーはいー!」


クルーク「ぐっ!うっ!ごほ…!」


シェゾ「おいクルーク!クルーク!!」


クルーク「うひゃ…うひゃひゃひゃひゃひゃ!さーあ盛り上がってくぞ皆の者…」


リデル「さすがクルークさん!やれば出来るじゃないれすかぁ…!さーあ盛り上がっていきまひょー」


ドラコ「あたしもあたしも!!わーい!!!!」


ウィッチ「おーほほほほおーほほほほ!!!!!」


シェゾ「なぜ2回笑う!」


りんご「さーあのってきましたよ…インテグラル!ひゃっほー!!!!」


アミティ「あたしも〜…いっくよーん…アクティーナぁー!」


アルル「いっくよーん!ファイヤー!あっはははは!!!」


まぐろ「やばいこれ本格的にやばいですよ…」


シェゾ「おいみんな!しっかりしろ!正気を取り戻せ!」


ラフィーナ「しっかりしろだなんて〜しっかりしてますわよぉ〜いやっほーう!!」


ドラコ「しっかりしてないのはテンション低いそっちだよぉー!ほらほら!!!」


シェゾ「うわ!やめろ俺は飲まんぞ!というか飲めるが酒弱くないからそんなテンションには絶対ならん!」


リデル「なんかー眠くなってきちゃいましたーぐすぴー」


シェゾ「まともな人を被害に遭わせておいて自分は寝てるし!てか寝るの早いなこいつ!」


フェーリ「あたしも…なんだか…うっふふ…ふっふふふふ」


レムレス「フェーリも寝た…ふう…とりあえず今は助かった…多分」


まぐろ「いや、リデルちゃんとフェーリちゃんが寝たところでそんなに状況は変わりませんけど…」


アミティ「ねーねーコナン映画で好きなのはみんな、なーにー?」


アルル「んー、ぼくはぁー…プライベートアイとかぁ?」


アミティ「なーるーほーどー」


りんご「シェゾさんはー??」


シェゾ「俺か!?んー、俺はだな…」


バシ!


アルル「そこは黒鉄の魚影やろがーい!!!」


シェゾ「ぐは!」


レムレス「シェゾ!大丈夫!?」


アルル「今年のやつが1番良かったやろがいぼけい!何間開けとんねん!サッサと答えやがれい!!」


シェゾ「な、なんなんだよ…」


アルル「じゃあここでもんだい〜コナンの映画で唯一死人が出なかった作品は〜??」


りんご「はい!レムレス答えてください!」


レムレス「え!?僕!?えっと!えっと!なんだっけ…」


バシ!


アミティ「天空の難破船やろがーい!!!」


レムレス「ぐは!」


まぐろ「レムレスさん!」


アミティ「唯一の作品やで忘れるんじゃないよぼけぃ!!!」


アルル「じゃあさじゃあさ!天空の難破船で1番ヒャっとしたシーンはー??」


りんご「んー、なんですかねぇー」


アミティ「はいシェゾさん!」


シェゾ「また俺か!?ええっと…序盤の探偵団達がテロリストに見つかったシーンか…?」


バシ!


りんご「そこは平次が犯罪者が沢山乗ってる飛行船を具沢山お好み焼きで例えたとこやろがい!!」


シェゾ「ぐは!!!」


アミティ「じゃあクォーターの舞台は何県ー??」


アルル「はいまぐろくん!」


まぐろ「ええ〜☆えっと、にいがた…」


バシ!


りんご「答えわかっとるんじゃったらさっさと新潟県って答えろぼけい!!!!」


まぐろ「ぐは!!」


アミティ「じゃーあー、灰原がパンイチになる回のタイトルとその回が放送した年は〜?」


シェゾ「甘く冷たい宅急便…そして年は…えっと…」


バシ!


アルル「2013年やろがい!!!!!」


シェゾ「ぐは!」


アミティ「今からちょうど10年前じゃぼけい!!」




シェゾ「なんなんだよあの酔っ払いども!いちいち人の頭叩かないと会話できねえのか!?」


レムレス「僕お酒飲んでないのに頭が痛くなってきたよ…」


シェゾ「と言うかなんだよあれ!ヒヤッとしたシーンっつってんのに平次が犯罪者が乗ってる飛行船を具沢山お好み焼きに例えただの、新潟って答えかけてたのに早く答えろだの言ってどっちにせよ叩いてきたりだの!あと最後に関しては放送した年って!そんなのすぐ出てくるわけねえだろ!よっぽどのコナンオタクじゃないと分からねえぞ!?」


レムレス「それはヒヤッとしたシーンじゃなくて面白いシーンだよね…」


まぐろ「ぼく新潟って答えたのに叩かれた…なんで??」


シェゾ「もうどうにも出来ねえよあの酔っぱらいども!」


レムレス「どうする…?」


まぐろ「酔いが冷めるまで我慢して相手する…?」


シェゾ「正直それじゃあキリがないが、今はそうするしかないか…」


ウィッチ「グーチョキパーで〜グーチョキパーで〜何作ろー何作ろー右手がパーで左でもパーでウーパールーパー!!」


ドラコ「ぎゃはははは!!!ウィッチってそんな事するんだ!面白い!!!」


クルーク「僕もう笑い方変えちゃおっかな…うひゃひゃひゃひゃひゃだけど、うぴゃぴゃぴゃぴゃに変えようかな?いや、でもここはシンプルにそんな変えずに…うきゃきゃきゃきゃ?」


ラフィーナ「あなたもうきゃきゃきゃきゃもたまに言うんでなくてー??」


クルーク「あらそうでした〜うきゃきゃきゃきゃ!」


ラフィーナ「今も使ってるじゃありませんこと!クルークまじウケる〜!じゃあ私も!うきゃきゃきゃきゃ!」


クルーク「いーやー、ラフィーナはやっぱおーっほほほ!じゃなーい??」


ラフィーナ「あらそうでしたわね、ではみんなで大きな声で…おーっほっほっほ!!!」


ルルー「サタンの緑色の長い長いロングヘア…綺麗ですわ素敵ですわぁ…うふふふふふ!!」


サタン「ルルーもほんといつも素敵だぞ〜」


ルルー「まーあサタンさま嬉しいですわ!」


レムレス「ルルーに関してはホントどっちなのか分からないね…」


まぐろ「うん、結構いつも通りと言うか…」


ルルー「サタンのいい所は顔がかっこいい声もかっこいい優しいイケメンかっこいい髪が綺麗それからそれから…」


サタン「それ以上言うんでない〜!照れるじゃないか〜!」


ルルー「まーあ!サタン様!!」


サタン「ルルー好き!大好き!そんなルルーを妃にしちゃうー!!」


ルルー「まあ!遂にですか!?きゃー!!!嬉しい〜!!!!」


シェゾ「こっちもダメだな…」


レムレス「ど、どうしよう…」


シェゾ「とりあえず寝たヤツらが増えてきたらタクシーでも拾ってハウスに一旦連れて帰ろう」


まぐろ「そ、そうだね…それが一番手っ取り早いかも?」


アルル「ええ〜!?連れて帰られるの〜!?」


アミティ「それってそれって!お持ち帰りってことー!?きゃー!やだー!!へんたーい!!!!!」


りんご「変態の噂はホントだったんですね!よ!変態魔導師!」


アミティ「お持ち帰りお持ち帰りお持ち帰りお持ち帰り!きゃー!!!!」


シェゾ「何がお持ち帰りだ!お前らみたいな酔っ払いなんか持ち帰っても嬉しくもなんともないわ!」


レムレス「…まだまだ夜は長そうだね…」


まぐろ「んね☆」


シェゾ「そこ!何呑気に話してんだ!こいつら何とかしろ!」








翌朝



アミティ「おはよう…うう、なんか頭痛い…」


りんご「気分も良くないです…うえ…」


アルル「昨日何があったのか全く覚えてない…」


レムレス「思い出さなくていいと思うよ…」


シェゾ「おかげで俺たちがどんな目にあったか…」


アミティ「てかあたし達なんでハウスにいるの?自分のお家にいたような…」


レムレス「それも思い出さなくていいと思う…」


まぐろ「忘れていいよ☆」




ルルー「サタンさま〜!!!」


サタン「うおなんだルルー!」


ルルー「気持ちの良いお目覚めですわね?」


サタン「どこがだよ…」


ルルー「うっふふふ、最高じゃないですか?」


サタン「何がだ…」


ルルー「目が覚めたら、あなたの妃が目の前にいるって最高じゃないですか?」


サタン「ルルー…何度も言うが私の妃はアルルなんだが…」


ルルー「サタンさま昨日言ってくれたじゃないですか!ルルー好き!大好き!ルルー妃にしちゃう!って!」


サタン「…はあ!?!?なんの事だ!?」


ルルー「ルルーの耳に嘘はありませんわよサタンさま〜」


サタン「うわー!やめろルルー!」







レムレス「どうやらルルーは酔っ払ってなかったっぽいね…」


まぐろ「じゃああれ、素だったんだ☆」


シェゾ「正気だったのならあの酔っぱらいどもを止めるの手伝って欲しかったぜ…」





終わり