アミティ「今日はラフィーナの別荘の高原に来たよ〜」
りんご「にしてもラフィーナは本当に何者なんですか本当に…」
アルル「凄いよね海の別荘があると思ったら高原まで…」
ラフィーナ「まあ大したことなくってよ?」
シェゾ「大した事だろ!」
レムレス「もしかして、ここから見える景色って全部ラフィーナ家の物なの…?」
ラフィーナ「そうですわよ?」
アミティ「えええー!!!!!」
りんご「まじですか!?!?」
アルル「すごい…」
ラフィーナ「いえ、今のは冗談ですわよ」
アミティ「冗談…?」
アルル「え?冗談なの?」
シェゾ「お前が言うと冗談に聞こえないから…」
リデル「ほんとですよ…」
ルルー「にしても別荘がまだあるなんて…あの子本当に何者?」
クルーク「ほんとに恐ろしいよな、色んな意味で」
アミティ「ねえ!あれってテニスコート!?」
ラフィーナ「ええ、そうですわよ」
アルル「あれはラフィーナ家の物?」
ラフィーナ「あれはほんとに家のものですわよ!」
アミティ「テニス!テニスしたい!」
アルル「お!いいね!やろう!!」
ラフィーナ「いいですけど…あなた達テニス出来ますの?」
アミティアルル「やった事ない!!!」
シェゾ「ないのかよ!」
ラフィーナ「ダメだこりゃ…」
レムレス「あは、あはははは」
ラフィーナ「また家のシェフが料理を振舞ってくれますわよ」
アミティ「よーし!それじゃあその料理のために沢山遊んでお腹空かすぞー!!」
アルル「おー!!」
アルル「アミティ!いくよ〜!」
アミティ「おっけー!」
アルル「いっくよ〜!えーい!!」
アミティ「よーし!…あらぁー?」
アルル「あーあー」
アミティ「ミスしちゃった」
アルル「じゃあもう1回…えい!」
アミティ「えいやー!あれぇ〜」
りんご「いきますよリデル!」
リデル「は、はい!よろしくお願いします!」
りんご「えーい!!」
リデル「はれぇ〜?」
りんご「あらまぁ…」
レムレス「みんな!テニスはこうやるんだよ、えい!」
クルーク「おおーさすがレムレス!!」
アミティ「うまいうまーい!よし次はクルークとやる!」
クルーク「この僕に敵うと思うのかい?」
アミティ「いっくよー!えい!!」
クルーク「はっ!」
アミティ「うわぁ!?」
クルーク「まだまだだねアミティ」
アミティ「うぅー」
レムレス「クルークすごいね!」
クルーク「レムレスに褒められた!」
ルルー「青い空、緑の高原、澄んだ湖、高原の爽やかな風…ここにサタン様がいらっしゃったら…」
クルーク「やあルルー」
ルルー「きゃ!?…なんだクルークじゃない」
クルーク「なんだとはなんだ!?」
ルルー「別に?サタン様だったら良かったなぁっね」
クルーク「相変わらずだなぁ」
ルルー「ところであなた、下でみんなとテニスしてたんじゃなくって?」
クルーク「相手が弱すぎて相手にならなくてつまんなかったからやめたよ」
ルルー「ああ…そう言えばあの子たちテニスやった事ないって言ってましたものね」
クルーク「やった事ないんならあんな自信満々にテニスやりたいなんて言うなよ…なあルルー?」
ルルー「そうねぇ…でもあなたはほんとはみんなとテニスを純粋に楽しみかったんじゃなくて?」
クルーク「そそ!そんなことない!」
ルルー「あら?そう?今の言い方だと本当はみんなとテニスしたかったのに上手でなかったからできなくて残念って聞こえたけど?」
クルーク「それは…!聞こえたってだけだろう…」
ルルー「うっふふふ、クルークも可愛いとこあるじゃない?」
クルーク「そそ!そんなこと!!!…て言うかルルーこそテニスしないのか?」
ルルー「サタン様が居ないんですもの、サタン様とじゃないテニスなんてつまらないですわ」
クルーク「相変わらずだな…」
レムレス「アミティ!相手の球をよく見てラケットにあたる瞬間まで目を逸らさないで!」
アミティ「うん!えーい!」
レムレス「そうそう!アルルはフォームはしっかりしてるからあとは球をよく見て!」
アルル「えっと…こうかな?」
レムレス「うんうん上手になってきたよ!」
アミティ「えっへへ〜」
レムレス「りんごもリデルも同じように!」
りんご「は、はい!」
リデル「こうですか?」
レムレス「2人も上手になったよ!」
リデル「わぁ〜い出来ましたぁ〜」
りんご「完璧です!」
シェゾ「すごく上達してきたな」
ラフィーナ「そうですわね、では私らもそろそろ」
シェゾ「ああ、本気の勝負を」
ラフィーナ「楽しみますか」
アミティ「お!」
アルル「おお〜」
シェゾ「いくぞ…くらえ!」
ラフィーナ「甘い!はっ!」
シェゾ「その程度…もっと早い速さでお返しだ!」
ラフィーナ「そうはいかなくてよ!やっー!!」
シェゾ「はぁー!!!!!!」
ラフィーナ「てやぁー!!!!!!!」
アルル「2人ともすごい…」
りんご「球が全く見えません」
アミティリデルレムレス「うん…」
シェゾ「いくぜ…はぁー!!!!!!!」
ラフィーナ「こっちだって負けませんわ…はぁー!!!!」
シェゾ「勝利は俺が頂く…!てやぁぁぁぁ!!!!!」
ラフィーナ「…はっ!?」
シェゾ「フッ…勝負あったな」
ラフィーナ「なかなかやりますわね、でもいい勝負でしたわ」
シェゾ「俺も楽しかったぜ」
ラフィーナ「またお相手して下さらない?」
シェゾ「望むところだ」
ラフィーナ「次は絶対に負けませんわ!」
アルル「すごーい!シェゾの勝ち!」
アミティ「でもラフィーナも凄かったよね!」
リデル「シェゾさんもラフィーナさんも凄かったですぅ…」
りんご「あれ」
レムレス「どうしたの?りんご」
りんご「あれ…カーバンクルじゃありませんか?」
アルル「え!?カーくん!」
リデル「ほんとです、カーバンクルさんです…」
アルル「カーくんはカレーの食べすぎでお腹壊して具合悪そうにしてたから今日は置いてきたはず…」
りんご「じゃああのカーバンクルはいったい…」
アミティ「お腹治ったから来ちゃったのかな?」
レムレス「でもここはそんな歩いてこれるようなとこじゃない…カーバンクルが1人で来れるような距離なんかじゃないよ…!」
りんご「じゃああれは本当に…」
レムレス「追いかけよう」
リデル「は、はい…!」
アミティ「行こう行こう!」
アルル「シェゾ!ラフィーナ!」
シェゾ「ん?」
アルル「ちょっと僕達森の探索に行ってくるね!?」
アミティ「すぐ戻るからすぐ!」
シェゾ「あ、あぁ…」
ラフィーナ「何をそんなに焦ってますの?」
レムレス「多分あのカーバンクルは偽物、これはほぼ確定でいいだろう」
アルル「でも、だとしたらなんでわざわざこんなことを…?」
リデル「…!言っちゃダメかもです!」
アルル「リデル?」
リデル「これは恐らく…罠だと思います!」
アミティ「罠!?」
レムレス「罠かもしれなくても…あいつがなんのためにこんな事してるのか…それがこの世界に危機を招くものだったら…」
アルル「そうだね、罠かもしれなくとも確認しに行かないとね」
リデル「でも…」
アミティ「大丈夫だよリデル!あたしたちが一緒についてるよ!」
りんご「そうですよ!」
アルル「僕たちみんないるから安心して」
レムレス「みんなの言う通りだよリデル、みんな一緒だよ」
リデル「…そ、そうですね…ありがとうございます」
レムレス「じゃあそんなリデルには元気が出るようにフルーツキャンディをあげよう」
リデル「ありがとうございます〜!」
レムレス「もちろんみんなにも!」
アミティ「やったー!」
アルル「もらうもらう〜!」
りんご「ありがとうございます!」
レムレス「よし、じゃあ先に進もう」
アミティ「うん!」
シェゾ「さて、少し休憩するか」
ラフィーナ「そうね」
サタン「素晴らしいプレイだったではないか」
シェゾ「うわぁ!?」
ラフィーナ「サタン!?」
サタン「ずっと見ていたが2人のプレイとても素晴らしかったぞ」
ラフィーナ「ずっと?」
シェゾ「…ストーカーか…?」
サタン「違う!!私は断じてそんなでは無い!」
ラフィーナ「それで?」
サタン「いや、本当に素晴らしいプレイだったから私とも1戦相手してくれないか?」
シェゾ「なるほど…いいだろう、望むところだ」
サタン「なんなら二人で来ていいぞ?1対2だ」
ラフィーナ「面白そうじゃなくって…?」
シェゾ「ああ、どうするラフィーナ」
ラフィーナ「もちろん受けて経ちますわよ!」
サタン「そう来なくちゃな?」
シェゾ「よし…行くぞサタン!」
ラフィーナ「勝負ですわ!!」
アミティ「さっきのカーバンクル居ないねぇ〜」
りんご「こんな一瞬で見失ってしまうなんて…」
アルル「あれは一体何者なんだろう…」
レムレス「うん、でも決していい物ではなさそうだと思う…みんな気を引き締めてね」
リデル「…はい!」
りんご「…というか…」
レムレス「どうしたの?」
りんご「ここどこですか?」
アルル「え」
アミティ「あ、そう言えば…」
レムレス「確かに、随分奥まで来ちゃったね…どのくらい歩いたか分からない…」
アルル「誰か帰り道分かる…?」
りんご「…」
リデル「…」
アミティ「…」
レムレス「…」
アルル「なんでみんな目をそらすの!?誰も帰り道覚えてない感じ!?」
リデル「これはもしかして…」
アミティ「あたしたち迷子になっちゃった…?」
アルル「…」
りんご「た…」
「大変だ〜!!!!」
ルルー「あら?サタン様じゃなくってよ!?」
クルーク「はあ!?サタンは今日来てないだろ!?」
ルルー「アレ見なさい!」
クルーク「ええ?」
シェゾ「やっ!」
サタン「はっ!」
ラフィーナ「てやっ!」
サタン「その程度か…どりゃあ!!」
シェゾ「そよ風か…?…はっ!!」
サタン「ぐぬぅ…はあ!!!」
ラフィーナ「とりゃああああ!!!!」
サタン「てやぁぁぁぁ!!!!!」
クルーク「ほんとだサタンいつの間に…」
ルルー「サタン様〜!!いつおいでになったのですかぁ〜?????」
サタン「はっ!」
ラフィーナ「やぁっ!」
サタン「はっ!」
シェゾ「行くぞ…くらえ!アレイアードスペシャルぅぅぅ!!!!!!!」
サタン「はっ…!?」
サタン「やられたな…」
ラフィーナ「やりましたわシェゾさん!」
シェゾ「勝負あったなサタン」
サタン「お前ら…良いペアだな」
シェゾ「フフッ…」
サタン「また、相手をしてやろう」
ラフィーナ「望むところですわ!次も負けませんわ!」
シェゾ「楽しみにしておいてやるよ」
サタン「フン」
シェゾ「行っちまったな」
ラフィーナ「そうね…」
シェゾ「にしてもサタン、なんでいきなりこんなとこに来たんだ?」
ラフィーナ「確かに…てか他の皆さん遅くありません?」
シェゾ「確かに…遅いな」
ラフィーナ「ちょっと心配…一緒に探しに行きません?」
シェゾ「そうだな、よし探しにいくぞ」
サタン「よし、まずあの二人を何とかしよう…そのためにわざわざ相手してやって時間を稼いだのだからな…あっちはあいつに任せるとして…ふふふふふ」
シェゾ「あいつらどこまで探索に行ったんだ…?」
ラフィーナ「全然声が聞こえないから相当奥の方まで行ったのね…」
シェゾ「そうかもしれんな」
ラフィーナ「もしかして…森で迷子になってるんじゃ…」
シェゾ「それは…結構まずいんじゃないか…!」
ラフィーナ「レムレスがついてるからまだ大丈夫かもしれないけど…でもこんなに帰りが遅いんじゃ…」
シェゾ「よし…」
シェゾ「アルル〜!!りんご〜!!アミティ〜!!」
ラフィーナ「リデルさん〜!!レムレス〜!!」
「アルル〜!!りんご〜!!アミティ〜!!リデルさん〜!!レムレス〜!!フッフフフフフフ」
シェゾ「ん?なんか今妙な山彦が聞こえんかったか?」
ラフィーナ「き…気のせいじゃなくって…?」
シェゾ「気のせいならいいが…よしもう一度…」
シェゾ「アルル〜!!りんご〜!!アミティ〜!!」
ラフィーナ「リデルさん〜!!レムレス〜!!」
「アルル〜!!りんご〜!!アミティ〜!!リデルさん〜!!レムレス〜!!フッフフフフフフ」
シェゾ「…おいまた何か聞こえんかったか…」
ラフィーナ「き、気のせいよきっと…」
シェゾ「いや、2回も2人して聞き間違えるなんて普通におかしくないか…?」
ラフィーナ「…じゃあ一体…」
???「はっははは!!!!」
シェゾ「…!?なんだ!?」
ラフィーナ「なに!?」
山「ふふふふふふふ」
シェゾ「山が怪物になった!?」
ラフィーナ「しかもあんなに大きいし!?」
山「ふっふふふふふふふふ」
シェゾ「とりあえずここから逃げるぞ!!」
ラフィーナ「ええ!」
山「逃がさないぞ…」
シェゾ「いくぞラフィーナ!」
ラフィーナ「ええ!」
アミティ「うわぁ〜ん!迷子だよ〜!!ここどこ〜??」
りんご「進めば進むほど更に状況が悪くなってる気がします…」
リデル「さらに迷ってる感じです…」
レムレス「大丈夫だよ、歩いてればきっと知ってる道に戻れるはずだよ」
アルル「でもこれだけ歩いても知らない道だから…」
りんご「不安です」
レムレス「そんな事言わないで!?」
リデル「…きゃ!?」
アルル「リデル!どうしたの?」
リデル「…なんか地面…揺れてませんか…?」
アミティ「ええ…?…!?きゃー!!!」
レムレス「アミティ!!」
アミティ「きゃ!レムレス!?」
レムレス「大丈夫??」
アミティ「あ、ありがとう…」
アルル「地震?」
りんご「地震って揺れ方では無いような…」
レムレス「なんだか嫌な気配…何が起こってるね」
アルル「シェゾとラフィーナは??2人は無事なのかな!?」
レムレス「もしかしたら危ない目にあってないとは言えないかもね…」
アミティ「そそ!そんなぁー!!」
アルル「クルークとルルーも!」
レムレス「あの二人は…別荘のテラスにいたから下に降りてきてなければ大丈夫かもしれないけど…」
リデル「それなら良かったです…」
レムレス「でも、異変に気づいて降りてきて僕たちを探しに来てたら…」
りんご「今は何はともあれシェゾとラフィーナを探しましょう!」
アルル「そうだね!」
サタン「まずは今日のメンバーの頭脳とも言えるあの二人からだ」
シェゾ「くっそ!逃げてもキリねぇ!」
ラフィーナ「どうします?立ち向かいます?」
シェゾ「俺たち二人だけじゃあんなおっきいのには敵わないかもしれないが、今はそれしかねぇ!」
ラフィーナ「了解ですわ、今日は沢山運動しましたから魔力は万端ですわ!」
シェゾ「それならちょうどいい…いくぞ!」
ラフィーナ「ええ!シェゾさん!」
クルーク「おいなんか森がおかしくない?」
ルルー「あら、地震でもあったのかしら?」
クルーク「なんで森だけに地震が来るんだよ…もし地震だったらこっちも揺れて気づくだろ…」
ルルー「じゃああれは一体…」
アルル「きゃー!」
アミティ「きゃー!!」
リデル「いやぁーん!」
レムレス「すごく揺れが激しくなってきてる…思うように動けないね…」
どがーん!!!!
リデル「きゃー!!!!」
アミティ「リデルー!!!」
アルル「リデルが落ちちゃう!」
レムレス「…!!」
リデル「れ…レムレスさん!」
レムレス「リデル!大丈夫!?」
リデル「怖かったです…レムレスさぁーん!!うわぁぁぁん!!!!」
レムレス「よしよし、怖かったね…もう大丈夫だよ」
りんご「…今ここにフェーリがいなくて良かったと思ったのは私だけですかね」
アミティ「あ、あたしもちょっと…」
アルル「うん…」
レムレス「今はそんなこと言わないで!」
アルル「ああ、そうだねごめんごめん」
りんご「皆さん気をつけて進んでいきましょう」
シェゾ「いくぞ…アレイアード!!」
ラフィーナ「いっくわよー!フォルト!フラーム!!」
山「効かぬぞ」
シェゾ「ならば…シャドウエッジ!!」
ラフィーナ「フーダルティー!!!!!」
山「フフフフ」
シェゾ「くっそ!やはり相手が大きすぎて2人じゃ無理だ…」
ラフィーナ「く…」
山「はあ!」
どがーん!!!!
シェゾ「くっ…!!」
ラフィーナ「足場が悪いし、2人だけじゃあんな大きいやつの攻撃を防ぐので精一杯ですわ…!」
シェゾ「せめて…もう少し人数がいれば…」
アミティ「シェゾ!!ラフィーナぁぁ!!」
ラフィーナ「…!?」
シェゾ「アミティ…お前たち…!」
アルル「シェゾ!ラフィーナ!大丈夫!?」
シェゾ「俺は大丈夫だ、ラフィーナも大丈夫か」
ラフィーナ「大丈夫ですわ!」
レムレス「よかった、シェゾもラフィーナも無事で」
りんご「本当に良かったです!」
レムレス「にしてもあいつは…」
シェゾ「山の怪物だ、あいつが事件の犯人だ」
りんご「うん…?」
アルル「…」
リデル「りんごさん?アルルさん?」
アルル「あ、ごめん何も無いよ」
りんご「よし、何あともあれ今はあれを倒せばいいのですね?」
ラフィーナ「そうね!」
レムレス「よし、行くよみんな!」
「おー!!!」
山「何人いても同じことを…」
レムレス「アーロゼ!アーロゼ!!グラッサージュ!!!」
シェゾ「闇の剣よ…シャドウエッジ!!!」
リデル「いきますね…トロンバダリア!」
アルル「アイスストーム!!」
山「ふふ」
シェゾ「なっ!」
ラフィーナ「やっぱり人数多くてもダメですわ…」
シェゾ「くそ…せめて…あともう少しだけいれば何とかなりそうだが…」
山「くらえ!はあ!」
シェゾ「ドゥナミス!…はっ!しまった!」
アルル「返せない!?」
アミティ「そんな!!!」
シェゾ「みんな伏せろ!」
レムレス「コンビトゥール!…!?はっ…あっ!!」
アルル「レムレスー!!!!」
レムレス「く…」
シェゾ「だめだ、これじゃあ俺達も…!」
クルーク「ドゥフェクチオルーナエ!!」
ルルー「心頭滅却!!!!」
山「な!」
シェゾ「…お前たち…!」
アミティ「クルーク!ルルー!!」
りんご「テラスにいましたよね!?降りてきてたんですか?」
クルーク「心配で見に来たんだ」
ルルー「なんか森の様子がおかしかったから見に来て見ましたら…なんなのあの化け物」
シェゾ「話はあとだ!今はあいつを…」
ルルー「その方が早そうね」
ラフィーナ「レムレス!レムレス!」
シェゾ「…!?」
レムレス「僕は大丈夫…これだけ人数が来れば大丈夫だろう…みんなで力を合わせてあいつを倒そう…」
ラフィーナ「レムレス無理なさらないで!」
シェゾ「おい大丈夫か…?さっきの攻撃で…」
アルル「ダイヤキュードダイヤキュード…ヒーリング!!!これで少し休めばもう大丈夫、すぐに良くなるよ」
レムレス「温かい…ありがとうアルル」
アミティ「よし!みんないくよ!」
アルル「おー!!」
シェゾ「俺、クルークで魔力を高めるからその魔力をお前らの魔法で一緒にやつに叩きつけろ!」
アミティ「おーけー!」
りんご「任せてください!」
シェゾ「いくぞ…闇の魔力よ…今ここに集まれ…!!」
クルーク「うひゃひゃひゃひゃひゃ!我に力を…!!!」
シェゾ「いけ!」
クルーク「それ!!!」
アルル「よーし!ダイヤキュード!!!」
アミティ「アクセル!!!」
リデル「いきますね…」
ラフィーナ「フォルト!!」
りんご「にゃはははは!!!!」
ルルー「女王乱舞!!!!」
りんご「パーミテーション!!!!」
リデル「アルコバレーノ!!!」
ラフィーナ「シエルアーク!!!!!!」
アルルアミティ「ばばばっよえ〜ん!!!!!」
山「うわ!何だこの力は…うわぁぁぁ!!!」
アルル「はあ…はあ…」
アミティ「倒した…?」
シェゾ「倒したか…」
ラフィーナ「良かったわ…」
クルーク「なかなか手強かったな…」
ラフィーナ「レムレス、大丈夫?」
レムレス「アルルの治癒魔法のおかけでもう大丈夫だよ、心配かけてごめんね」
りんご「何はともあれ解決です!」
アルル「いや、まだだよ」
りんご「あ、そうでしたね」
レムレス「どうしたの?」
アルル「いや、なんで突然山が怪物になって襲って来たのかな」
りんご「山が自分で勝手に怪物になるなんて事有り得ませんよね」
アミティ「た、たしかに…」
アルル「あの謎のカーくんの正体もまだ謎のままだし」
シェゾ「て事は…あの山を怪物にし俺たちに襲わせた犯人がいるって事か?」
りんご「はい恐らく…」
アルル「というかもうその犯人たちが…」
アミティ「え?」
りんご「はい、その犯人らしき人物達が上に…」
サタン「はーはははは!!!!!」
エコロ「りんごちゃんやーやー!!」
アミティ「あ、あぁ…」
シェゾ「またお前らか!」
アルル「サタン!」
りんご「エコロ!!」
サタン「どうだった?あのバトルは!」
アルル「どうだったじゃないよ!今度はなんであんな事したの?」
サタン「アルルと二人で楽しみたかったからだー!」
アルル「はあ?」
エコロ「僕はりんごちゃんと二人っきりで遊びたかったから〜!」
りんご「はい…?」
サタン「今回の動機や手順はこうだ!」
エコロ「まずおじさまがシェゾとラフィーナちゃんの相手をして時間稼ぎ、その間に僕がカーバンクルに化けて残りのみんなを誘導」
アルル「はあ…」
サタン「一気にみんなは面倒だからお前たちを2グループに分裂させ、そして頭脳とも言えるシェゾとラフィーナから先にバタンキューさせる、そうしてしまえばあとはこっちの物、そうしたら今度は山の怪物に残りのアミティらを襲わせてアルル以外をバタンキューさせて…そうすれば私とアルルは二人っきり…!!」
エコロ「あ、りんごちゃんもバタンキューさせちゃダメだったからね〜」
アルル「…その為だけにそんな迷惑を…」
りんご「エコロも…」
サタン「あれ、アルル?」
エコロ「りんごちゃん怒ってる?」
アルルりんご「このー!!!!!お前たちー!!!!!!」
サタン「うわ!本気で怒ってるぞ…」
エコロ「わー!」
アルル「今日という今日は!」
りんご「絶対に許しません!!」
アルルりんご「覚悟〜!!!!」
サタンエコロ「うわぁー!!!!」
アルル「はぁ…はぁ…」
りんご「やれやれ…」
アミティ「お疲れ様…」
レムレス「大変だったね…」
アルル「全くだよ」
シェゾ「とんだ一日だったぜ…」
ラフィーナ「まあまあ、それなりにお腹すいたんじゃありませんこと?」
アミティ「うわーい!!ごはんだぁー!!!」
ラフィーナ「今回も飛びっきり美味しい料理を用意させて頂きましたわよ!」
アルル「わーい!」
リデル「嬉しいです…!」
レムレス「いつもありがとうラフィーナ」
アルル「よしじゃあさっそく…」
アミティ「うん!」
「いただきまーす!!!」
アミティ「なんだかんだもう夜だね」
アルル「うん、あっという間だね」
シェゾ「おい、いるかアルル」
アルル「シェゾ」
シェゾ「アミティもいたか」
アミティ「うん!どうしたのお邪魔だったかな…」
シェゾ「そんなこと無い」
アルル「どうしたのシェゾ」
シェゾ「いや、それがなぁ…」
りんご「毎度恒例、部屋が広すぎてひとりじゃ落ち着かない!…でしょ?」
シェゾ「うわ!りんご!」
アルル「あー、やっぱりそうだよね…」
レムレス「僕もなんだ」
リデル「わ、わたしも…1人は怖いです…」
クルーク「レムレスがいるなら僕も」
ルルー「サタンさまがいなくてつまらないけどたまには付き合ってあげても良くってよ?」
ラフィーナ「私も!!」
シェゾ「相変わらずだなお前らも…」
アミティ「じゃあみんなで枕投げでもしてから寝ようよ!」
アルル「賛成!」
クルーク「よし!絶対負けないぞ!ですよねレムレス!」
レムレス「…はは、僕もか」
ラフィーナ「やりましょうよ!」
リデル「あ、私に…できるかな…」
アルル「大丈夫だよリデル、僕と一緒に枕投げよう」
リデル「は…はい!」
りんご「じゃあ皆さん!行きますよ〜!!」
「いざ!枕投げ!!!」
おわり