アミティ「みてみてー!」


シグ「どうしたの」


アミティ「水鉄砲買ったんだー!」


リデル「沢山あります〜」


アミティ「これでさ!遊ぼうよ!」


シグ「いーよー」




アミティ「というわけで」


アルル「楽しそう!」


サタン「また面白そうだな」


シェゾ「ふん」


ラフィーナ「なんで私たちまで」


クルーク「まあいいじゃないかたまには付き合ってあげても」


アミティ「この8人で水鉄砲大会しよう!」


サタン「勝敗の基準は」


アミティ「濡れた人から敗退!制限時間は1時間!残った人が多いチームが勝ち!」


シェゾ「なるほど…まあたまにはいいか」


ラフィーナ「やってやる!ですわ!」


アミティ「ラフィーナさっきまで面倒くさそうにしてたのにいきなりやる気だ!」


アルル「8人いるから4体4?」


アミティ「うん、そうだね、チームはこうしよう!」


アミティチーム

アミティ シグ リデル クルーク


アルルチーム

アルル シェゾ ラフィーナ サタン



アミティ「まずは5分間作戦会議!」



アミティ「さあどうする?」


クルーク「こーゆうのはどうだ?」


シグ「おー」


リデル「結構いいかもしれません!」




アルル「僕達はどうしよう」


サタン「これを使うのはどうだ?」


シェゾ「なるほど、相手を濡らせば勝ち、そのためには手段を選ばないってやつか」


サタン「そーゆう事だ!」



アミティ「では開始!」



シェゾ「慎重に行くぞ!」


アルル「うん!」


ラフィーナ「安全かどうか偵察に行ってきますわ」


アルル「よろしく」


シェゾ「おいアルル、そこにいるのは…」


アルル「クルークかな?僕が仕留めてくるよ!」


シェゾ「おいまて!迂闊に動くと…!」


アルル「くらえー!…!?あれは!偽物!?」


クルーク「…ふ!」


アルル「え?うわぁぁ!」


シェゾ「アルル!」


クルーク「油断したね」


アルル「うう…」


シェゾ「アルル!大丈夫か!?」


アルル「シェゾ…僕はここまでのようだね…」


シェゾ「何を言っている!」


アルル「僕…シェゾに僕の魔力をあげられないまま終わっちゃったね…ごめんね…でも確かに追いかけ回されたのは嫌だったけど…強い力だって褒めてくれてありがとう…そんな力をあげられなくて本当にごめんね…」


シェゾ「おい冗談だろ…?」


アルル「僕はもう終わりだ…最後にシェゾ…」


シェゾ「アルル…?」


アルル「…バタ」


シェゾ「アルル…アルルー!!!」


クルーク「なんなんだこれ…まあいいや、隙あり!」


シェゾ「な!うわ!」


クルーク「避けた!?」


シェゾ「こんなんで俺を仕留めようたって…甘いぜ!」


クルーク「逃がすか!まてー!!」



アミティ「ナイスクルーク!アルルを倒したよ!」


リデル「わ、私達も負けてられませんね…!」


ラフィーナ「甘い!」


アミティ「うわ!」


サタン「はあー!」


リデル「きゃ!お兄様!?」


アミティ「これは水風船?」


サタン「ははははは!水鉄砲だけが武器とは聞いてないからな!」


アミティ「えー!せこーい!」


リデル「ここはとりあえず…必殺!逃げる!」


アミティ「あ!待ってよリデル!置いていかないでー!」


サタン「まてまてーい!」


ラフィーナ「逃がしませんわよ!」



シグ「ぼーぼー」


シェゾ「ボケっと突っ立ってる…ふ、良いざまだ喰らえ!」


シグ「…!!えい」


シェゾ「ぬあ!?…!ギリギリ避けられた…」


クルーク「シグはいつもぼーとしているがやる時はやる!だからぼーとしてる振りをして実は違うという、その作戦だ!な?シグ!」


シグ「ん?」


クルーク「え?」


シグ「寝てたから聞いてなかったごめん」


クルーク「お前〜!」


シェゾ「くらえ!」


クルーク「は!あぶない!」


シグ「うわ」


シェゾ「避けたな!」


クルーク「やあ!」


シェゾ「うわ!」


クルーク「ふん、こっちはぼけーとしてるシグと僕とはいえ2体1、君に勝ち目はないんじゃないかな?」


シェゾ「ふん、バカにしやがって」


シグ「…」


シェゾ「くらえ…!?なに!」


クルーク「ふん、残念水切れのようだね、こっちはもう1発打てる、こちら側の勝利だね!」


シェゾ「ふん、甘く見られたものだな…」


クルーク「なに?」


シェゾ「この俺を甘く見た事、後悔するがいい!はあ!」


クルーク「なに!?水鉄砲を隠し持っていたのか!?」


シェゾ「くらえアレイアード!」


クルーク「うわぁぁぁぁぁ!!!」


シェゾ「勝負あったな」


クルーク「そんな〜!」


シグ「…ばいばい」


シェゾ「あ!くそ!シグを逃がした!待て!」




サタン「追い詰めたぞ!」


アミティ「うう!」


リデル「お兄様もうやめてください!」


サタン「すまないなリデル…でもこれは私たちの主命…こうしなければならないんだ…!」


アミティ「うん?」


サタン「アルルを失い…悲しみを乗り越えて私は今ここにいる!だからアルルの仇はわたしが取る!喰らえ!」


アミティ「うわ!」


リデル「きゃ〜!!!!」


アミティ「リデル〜!」


リデル「バタンキュー」


サタン「ハーハッハッハッハー!!!アルル!お前の仇は私が取ったぞ…わあー!!!!!!!」


アミティ「残念だったねサタン!このあたしを忘れていたね!」


サタン「なん…だと…くそ…アルルの仇を取ったと思ったのに…」




シェゾ「そうか、サタンもやられたか」


ラフィーナ「あとは私とシェゾさんだけですわ」




アミティ「あっちはあとシェゾとラフィーナ、こっちはあたしとシグ、このまま勝とうねシグ!」


シグ「うん」


アミティ「大丈夫絶対勝てるよ!」


シェゾ「それはどうかな」


アミティ「ふえ?きゃ!」


ラフィーナ「無駄な抵抗はやめて諦めたらどう?」


アミティ「シェゾ!ラフィーナ!」


シェゾ「そっちは残るはアミティとぼーとしてるシグの2人…お前にもう勝ち目はない」


ラフィーナ「このまま私たちの勝利ですわ!」


アミティ「そんな〜!でもこっちも負けないよ!ね?シグ!」


シグ「ごめん寝てた」


アミティ「シグー!」


シェゾ「ふ、良いざまだ、このまま勝つぞ…ラフィーナ!」


ラフィーナ「ええもちろんですわ!シェゾさん!」


シェゾ「喰らえ!アレイアード!」


アミティ「シグ!避けて!」


シグ「え、うん」


ラフィーナ「シグまでもが避けた!」


アミティ「えい!」


シェゾ「そんなの当たるか!はははは!」


シグ「えーい」


ラフィーナ「そんなのもっと当たりませんわ!」


アミティ「うう、ただ打つだけじゃ勝てないよ…」


ラフィーナ「行くわよ!ラフィーナスペシャル!」


アミティ「シグ!危ない!」


シグ「う」


アミティ「こうなったら1体1に分かれようシグ!」


シグ「え?うん」


ラフィーナ「させませんわ!はあ!」


シグ「うわ」


アミティ「あ!シグ!」


シグ「冷たい…」


シェゾ「これで残るはアミティだけだ!」


ラフィーナ「行きますわよ!」


アミティ「よーし…こうなったら…逃げる!」


シェゾ「この!待たんか!」


ラフィーナ「追いかけますわよ!」


アミティ「あの二人はほんとに強い…普通に戦うんじゃ負ける!…!あれは…竹馬?あれは使えるかも!よーし」


シェゾ「どこへ行った?」


ラフィーナ「シェゾさん!あそこ…」


シェゾ「ふん、甘いなあいつ」


ラフィーナ「アミティさん!もう逃げられませんわ!…ていない?」


シェゾ「あいつどこ行った?」


アミティ「ほらー!ここだよここ!」


シェゾラフィーナ「え?」


アミティ「喰らえ!アミティスペシャル!!」


シェゾラフィーナ「うわあああああああ!!!」




アミティ「やったー!勝ったー!!!」


サタン「優勝はアミティチームだ」


シェゾ「お前なかなかやるな…」


ラフィーナ「アミティさんにはしてやられましたわ」


リデル「アミティさん凄かったですぅ」


クルーク「なかなかやるな」


アルル「すごいよアミティ」


アミティ「えへへ!あたしにしてはよく考えたでしょ?」


サタン「よし、もう1戦やろう!」


ラフィーナ「今度こそは勝ちますわよ!」


シェゾ「俺も今度は負けん!」


クルーク「この僕の本気を今度こそ見せるぞ〜」


アルル「よし!もう1回やろ!」


「おー!!!」


終わり