アミティ「今日はプリンプ魔導学校の文化祭だよ〜!」


シグ「おー」


レムレス「僕達もお手伝いにきたよ」


フェーリ「うふふふ」


アルル「文化祭だって、面白そうだねカーくん」


カーバンクル「ぐー!」


りんご「なかなか興味あります」


ドラコ「あたし達も特別に参加させてもらえるイベントもあるんだよ!」


ウィッチ「楽しみですわ」


アルル「ウィッチとドラコも来てたんだ」


ルルー「私もいるわよ!」


シェゾ「なんで俺まで…」


サタン「いいではないか!みんなで文化祭というものを楽しもうじゃないか!」


クルーク「僕たちが出店出してるからぜひ来てくれたまえみんな」


アルル「うん!行くいく!」



りんご「わーお、これはまさしくカフェですね!」


ラフィーナ「ご注文はどうなさいます?」


アルル「うーん、そうだな、ラフィーナなにかおすすめある?」


ラフィーナ「オススメですとこのロシアンたこ焼きですわ!」


アミティ「一つだけとびっきりが入ってるんだ!」


りんご「ほう…一つだけとびっきり…」


ドラコ「面白そうじゃん!それにする!」


ウィッチ「アルルさんりんごさんカーバンクルさんドラコさんわたくしなので、5つくださいな」


アミティ「おけ!じゃあそのうちの一つにとびっきり入れとくね!」



ラフィーナ「お待たせ致しました、ロシアンたこ焼きですわ!」


アルル「明らかにひとつ赤いのがあるよ…」


りんご「恐らくこれがとびっきりだと思われます」


ドラコ「その飛びっきりは誰が食べる!?」


ウィッチ「ロシアンたこ焼き注文した言い出しっぺのドラコさんどうぞ」


ドラコ「ウィッチ食べてみなよ!辛くて絶対美味しいぞ!」


ウィッチ「絶対美味しいとおっしゃるならドラコさん食べなさいよ!」


りんご「あーあ、さっそくもめだしたよ」


シェゾ「なんだお前らここにいたのか」


サタン「私達もこれからお昼にしようと思ってたんだ」


ルルー「ルルーは今日1日サタンさまと一緒に行動しますわ〜!」


シェゾ「お前らうまそうなの頼んでるな、ひとつ貰うぜ」


アルル「ああ、それ!」


りんご「とびっきり…」


シェゾ「…!?ぐは!げほげほげほげほげほ!!!!!!うう!!!」


アルル「さすがに一気はやばいでしょ…」


ドラコ「シェゾ!大丈夫か!?水!水を!」


シェゾ「なかなか刺激的なもの出してるなお前たち…ゴホゴホ」


ルルー「なんなのか確認もせずにいきなり食べるからでしょ?」


サタン「しかも人様の物をいいよと言われてないのに勝手に」


シェゾ「あんな激辛入ってるなんて誰も思わないだろ!」


レムレス「まあまあ、デザートにエクレアにタルトにプリンにケーキにムースにマフィンにドーナツにシュークリームにロールケーキにパフェはどうかな?」


アルル「多い多い多い!!!」


りんご「メインよりもデザートの方が多いカフェなんて見た事ありません!」


シェゾ「うぅ、さっきの辛さがまだ残っててケーキが辛く感じる全然甘くない…」



ピンポンパンポン

アコール「この後1時から体育館にて美少女コンテストが行われます、参加者と観客様方、共に体育館にぜひお集まりください」


ドラコ「お!ついに出番だ!」


ウィッチ「いきますわよ!」


ルルー「おーほほほほ!」


ラフィーナ「わたくしだって!」


アルル「ドラコたちが出るのってこれだったの!?」



リデル「これより美少女コンテストを開催します、司会は私、リデルが担当します」


リデル「では審査員の方はこちらの5名です」


シグ「うーへー」


クルーク「なんで」


レムレス「ぼくたち?」


シェゾ「なぜ俺がこんなことを…」


サタン「まあたまにはいいではないか!」


リデル「ではエントリーナンバー1番、ウィッチさん!」


ウィッチ「おーほほほ!!!ウィッチですわ!特技は魔法薬作り、隕石を落とすこと!ですわ!私を優勝させてくれなきゃ頭の上に隕石が落ちてきますわよ??」


クルーク「怖いよ!」


リデル「続いてエントリーナンバー2番、ラフィーナさん」


ラフィーナ「おーほほほ!エントリーナンバー2番、ラフィーナ!特技はコンテストで私を選ばないような物を自慢の美脚で蹴りあげることですわ!」


シェゾ「いや怖すぎ!」


リデル「次はエントリーナンバー3番、ルルーさん」


ルルー「おーほっほっほ!!エントリーナンバー3番!ルルー!特技はドラゴンを締め上げてスープにしたり、その辺の魔物を叩き潰して調理したりすることですわ!」


サタン「相変わらずおそろしい…」


ルルー「私を選ばなかったら、あんたたちも私に調理されることになってよ!」


レムレス「だから怖いよ!」


リデル「次の方で最後です、最後はエントリーナンバー4番、ドラコケンタウロスさんことお姉様です!」


ドラコ「エントリーナンバー4番!ドラコケンタウロス!えっとえっと!特技はあたしを選ばない人に火を吐くことだぞ!!」


クルーク「もうこれは美少女関係ない気がするけど!?」


シェゾ「美少女というかこいつらもう悪魔だぞ…」


サタン「これはもう悪魔コンテストに改名だろ…そしてもうこれ全員優勝だろ…」


レムレス「上手いこと言ったつもりだろうけどそんなこと全然ないからね!?」


ラフィーナ「さあ、優勝はだれですの??」


ウィッチ「早く決めなさい!」


ルルー「早めに決めれば調理されずに済むわよぉ?」


ドラコ「がおー!がおー!」


シェゾ「こうなったら…必殺!逃げる!!!」


サタン「そそ…!そうだな!逃げるが勝ち!」


レムレス「ああ!待ってよシェゾサタン!僕も一緒にいく!」


シグ「ぐぅ…」


クルーク「シグ!こんな事で寝るなあの悪魔たちにボコボコにされるぞ!僕達も一緒に逃げるぞ!」


シグ「うー」


ルルー「逃げたわ!」


ラフィーナ「お待ちなさい!」


ドラコ「逃がさないぞ審査員たちー!」



アルル「これなに?」


りんご「美少女コンテストどころかすごくシュールな絵面を見せつけられました」


フェーリ「レムレス先輩に隕石落としたり蹴りあげたり調理したり火を吐いたりだなんて…きええええ!」


アミティ「フェーリ落ち着いて!」



ドラコ「グレートファイヤー!!」


シェゾサタンレムレスクルーク「ぎゃー!!!!!!!!」



アミティ「うわぁーんあの子たちのせいで文化祭がめちゃくちゃだよ〜!!!」



おわり