アコール「第2回修学旅行です」


アミティ「前にもあったよね」


シグ「また行くの?」


アコール「ふふ、いいじゃない、楽しみましょう?」


ラフィーナ「まあ、いいですわ」


シェゾ「なんで俺たちまでまた呼ばれるんだ?」


アミティ「あ!変態さん!」


シェゾ「変態じゃない!」


アミティ「でも変態さんとまた修学旅行行けるの嬉しいよ!」


シェゾ「純粋に喜んでるなこいつ…」


アルル「いいじゃん、僕も嬉しいよ」


サタン「今度こそアルルとの新婚旅行かぁ〜!?」


ルルー「何を言ってますのサタンさま!私とサタン様の新婚旅行ですわよ〜!」


アルル「ちがう!」


シェゾ「こいつらも相変わらずアホだな…」


りんご「私もご一緒させていただきます!」


アミティ「りんご〜!」


まぐろ「ぼーくもだよ☆」


ラフィーナ「まぐろさんも」


レムレス「枕投げは今回はやめようね…」


クルーク「ええ!?なんでですかレムレス!」


フェーリ「この前の決着つけましょうよ…」


リデル「いやいや、あんな朝方まで騒いでないで今日は大人しく寝ましょうね?ね??」


クルーク「そいや、君は前回は決勝まで残らないで寝に行ったよね」


リデル「ふぇ?」


クルーク「君も朝方まで騒ごうじゃないか!」


リデル「い!いやですレムレスさんこの人何とかしてください!」


レムレス「ええ!?でもそうだよクルーク!僕だって朝方まで騒ぐのは嫌だよ!?この前みたいなあれはもういやだ!」


ウィッチ「ウィッチさんも今回はまたご一緒させていただきますわ」


クルーク「お!枕投げにかい?」


ウィッチ「違いますわ!修学旅行の方ですわ!」


クルーク「またまた〜本当は一緒にやりたいんだろ?素直じゃないなぁ」


ウィッチ「しつこい!メテオ!」


クルーク「ぎゃー!」


レムレス「ウィッチ!魔法はやめよ!?」


ウィッチ「あらごめんあそばせ、それと今日はこの方も呼んできましたわ」


ドラコ「やっほ〜!今回はあたしもいくよ!」


レムレス「ドラコ!君も来るんだね」


リデル「お姉様もご一緒だなんて嬉しいです!」


ドラコ「楽しもう!」




サタン「よーし!バスの中でも騒ぐぞ〜!」


アルル「サタン!バスの中では危ないから座ってて騒がないで!」


ルルー「私もサタン様と一緒にはしゃぎますわよ〜!」


シェゾ「お前も騒ぐな座ってろ!」


レムレス「あっちのメンツも色々大変だね…」


ドラコ「暇だから火を吐くぞー!」


レムレス「ドラコは暇だからって火を吐こうとしないで!?」


ウィッチ「そうですわ大人しくしてましょう」


シグ「じー」


ウィッチ「な、なんですのよ」


シグ「虫の敵…」


ウィッチ「あ、あぁ…あなたはあの時の…」


シグ「てんとう虫すり潰そうとした…」


ウィッチ「あの時は確かに悪かったですわ!でもほんとにすり潰してはしてませんじゃないの!」


シグ「うー」


ウィッチ「しつこいですわね!やったと、やろうとした、は違いますわよ!」


シグ「虫をばかにするなー」


ウィッチ「バカにはしてませんわ!」


クルーク「はい!UNO!へへ!フェーリお先に!」


フェーリ「ふん、UNOでメガネに負けたって悲しくもなんともないわ…」


ラフィーナ「甘い甘い!あがりですわ!」


アミティ「はや!」


まぐろ「カードゲームかぁ☆次は僕もまぜてよ☆」


クルーク「いいよー、ぜひやろうじゃないか」


アミティ「つぎはまぐろも!?やったー!やろ!」


まぐろ「はいあがり☆」


ラフィーナ「はや!ですわ」


アミティ「さすがまぐろ、ほんとにカードゲーム大得意なんだね」


クルーク「UNOに関しては得意不得意とかじゃなくてほぼ運なのでは?」


フェーリ「すごい強運の持ち主…」


アコール「そろそろ着きますよ」


アミティ「あ、はーい!」


リデル「降りる準備です」




アルル「部屋広い!」


アミティ「うん、最高!」


ウィッチ「文句なしの部屋ですわね」


りんご「時間まだまだあるし今のうちに温泉でも行きません?」


アミティ「行こー!楽しみー!」


ラフィーナ「ここの温泉はお肌スベスベになる効能あるかしら?」


アルル「それは分からないけどとりあえず行こ!」





シェゾ「おい今の聞いたかサタン」


サタン「ああ、もちろんだ!我々も行くぞ!」


クルーク「君たちまさか…」


レムレス「またするのかい…?」




アミティ「気持ちいいねー」


アルル「うんここの温泉も気持ちいいね」


ドラコ「最高だよ!」


りんご「あれ?ラフィーナとリデルは?」


アルル「まだ露天風呂で髪洗ってるよ」


アミティ「ラフィーナとリデル髪長いもんね…」



ラフィーナ「髪が長すぎてシャンプー丸々1本使ってしまいましたわ」


リデル「怒られませんかね…」




サタン「よし!足を乗せろ!」


シェゾ「俺は見るぞ!」


サタン「ああ!やるぞ!」




シグ「あほだ」


レムレス「あーあ、また変態みたいな事してる…」


クルーク「2回目もまたやるなんてさすがにやばいだろ!」



シェゾ「もう少しだぜ!」


サタン「次は私だからな」


シェゾ「分かってるって!だから急かすな!」




ラフィーナ「!?殺気!!」


シェゾ「ぐは!?」


サタン「お!おい!大丈夫かシェゾ!」




リデル「どうしたんですかラフィーナさん」


ラフィーナ「なんだか嫌な気配を感じて…大丈夫でしたかリデルさん」


リデル「え、ええ…ラフィーナさんも大丈夫ですか?」




シェゾ「いきなり桶を投げつけてくるとは…なんなんだアイツは…」


レムレス「いやいや!あっちの反応の方が正しいよ!?」


サタン「誰だ桶なんかを投げてきたやつは」


シェゾ「ピンクの髪してるやつだったと思うが…」


クルーク「多分ラフィーナかな」


レムレス「うん、今日のメンバーでピンクの髪してるのはラフィーナしかいないと思う…あの子は怒らすとやばいよ…」




ラフィーナ「凄く嫌な気配を感じまして…あまりリラックスできませんでしたわ」


リデル「ラフィーナさんがこう言ってるんです…」


アルル「なるほど、なんか嫌な気配を感じてそこに向かって桶を投げたんだね」


ラフィーナ「ええ」


りんご「それは災難でしたね、ところでおふたりは誰ですか?」


リデル「え?」


アミティ「ラフィーナとリデルに似てる気がするけど…」


ラフィーナ「しょ、正真正銘のラフィーナとリデルさんですわよ??」


アルル「違うよ、ラフィーナは巻き毛、リデルはお団子ヘアだもん」


ラフィーナ「わたくしらの印象それだけか!ですわ」


アミティ「あたしはアミティ!今日は修学旅行できてるんだー」


アルル「僕はアルル」


フェーリ「フェーリよ」


ドラコ「あたしはドラコケンタウロス!よろしく!」


ラフィーナリデル「あんまりですー!!!!」




クルーク「相変わらず懲りないなぁ君たちはほんとに」


レムレス「いい加減諦めなよ」


まぐろ「バレたら大変なことになるよ??☆」


シェゾ「俺は次のチャンスを待つ!」


レムレス「やれやれ…」


ラフィーナ「ぐす、ぐす」


リデル「みなさん酷いです…」


シグ「あ、ラフィーナとリデル」


リデル「!?」


ラフィーナ「!?」


ラフィーナリデル「しぐさぁぁぁぁぁぁん!!!!!!」


シグ「!?」


ラフィーナ「うわぁぁぁぁんしぐさぁぁぁぁん!」


リデル「嬉しいです…嬉しいです…!」


サタン「なんだなんだ!?」


レムレス「2人ともその髪、下ろすとかなり長いんだね…」


クルーク「ラフィーナとリデルじゃないか、どうしたんだ突然」


シェゾ「ええっと…何があったのかはわからんが、その辺にしといた方がいいんじゃないか?そいつ意識飛んでるぞ?」


ラフィーナ「え?あああごめんなさいシグ!」


シグ「」


レムレス「一体どうしたんだい?」


リデル「それが…」



クルーク「それもなかなか酷いな…」


ラフィーナ「そうですよね!?」


シェゾ「俺に向かって思いっきり桶投げつけてくるお前もなかなか酷いが…」


ラフィーナ「え?なにか?」


シェゾ「いや別に…」


アルル「ええっと、ラフィーナにリデル?」


アミティ「ずっと見てたんだけどその…ごめんね?」


りんご「まさかそんなに傷つくとは思いませんでした」


フェーリ「傷つけるつもりはなかったわ…」


ドラコ「ごめんよー」


ラフィーナリデル「あなたたち!!!!!!」


「ぎゃー!!!!!!!!」




ラフィーナ「さあ気を取り直して夜ですわよ!」


クルーク「さあみんなお待ちかね!枕投げ大会の時間だ!」


レムレス「お待ちかねしてないよ!?」


フェーリ「まあまあほらほら先輩」


ドラコ「あたしもやるー!なんか面白そう!」


レムレス「絶対やらない方がいい!朝方まで付き合わされるから!」


ルルー「サタン様ー!愛の夜を過ごしましょう!」


シェゾ「お前も相変わらず気持ち悪いな!」


ルルー「気持ち悪いとはなによ!枕投げしてぶっ飛ばすわよ!」


シェゾ「できるものならな!」


ウィッチ「はぁ…まためんどくさい事になりそうですわね」


フェーリ「うふふふ」


サタン「よぉ〜し!みんなかかってこぉーい!」


アルル「負けないぞみんな!」


ラフィーナ「おーっほほほ!!!!」


クルーク「よーし!やるぞ!!」


レムレス「うわぁー!また強引に巻き込まれたよ〜!」


アミティ「ええっと…」


リデル「私はもう寝たいです…」


まぐろ「なんかまた朝方まで続くようなめんどくさい事になりそうだから」


りんご「私たちは巻き込まれないように静かにそーと退散しましょ…」


レムレス「待ってよそこの4人」


りんご「ふぇ!?」


レムレス「自分たちだけ逃げられると思ったかい…?さぁ…ここにいるみんなで朝まで騒ごうじゃないか!!!」


アミティ「うわ!レムレスがもう開き直ってる!」


りんご「いつものレムレスじゃない!」


まぐろ「レムレス!しっかり〜☆」


リデル「あのレムレスさんまで…!」


レムレス「さあ…!かかってこい!」


クルーク「そうこなくちゃレムレス!」


ラフィーナ「おーっほほほほほ!!!」


アルル「かかってこい!負けないぞ!」


シェゾ「望むところだ!いくぞ!」


サタン「はーははは!!!!」


アミティリデルりんご「きゃー!!!誰か助けてぇ〜!!!」


まぐろ「うわぁ〜☆」


ウィッチ「やれやれですわ、ではウィッチさんは隣の部屋で寝ますわ」




アコール「皆さんおはようございます」


「…………」


アコール「どうしましたか皆さん、大丈夫ですか〜?」



アミティ「酷い目にあった…」


リデル「ほんとです…」


レムレス「あは、あはははは…楽しかったな…」


アミティ「レムレスもう開き直ってるね!?無理にそんな事言わなくていいよ!?本当は嫌だったんでしょ!?」


りんご「まあまあ…朝ごはん食べて忘れましょう…」


まぐろ「どうせ帰りのバスの中で寝られるよ…☆」



アミティ「いただきますー!!」


リデル「わあ、朝からバイキングです〜」


ラフィーナ「私はローストビーフにサラミにスモークサーモンにスモークきりみにサラダチキンに…」


レムレス「ラフィーナ朝からリッチだね…」


シグ「むしごはん〜」


シェゾ「それ食えるのかよ…」


アルル「カレーもあるよ!」


クルーク「サラダにケチャップかけて食べよう」


サタン「サラダとケチャップって合うのか…?」




アミティ「はぁ…ようやっと帰りのバスの時間だ…」


リデル「やっと寝られる時間まで来ました…」


りんご「帰りの支度も眠すぎてあまり進みませんでした」


レムレス「僕も一眠り…はは、さすがに疲れたよ…」


まぐろ「ぼ〜くもだよ…」


サタン「はーははは!!!!」


アミティ「…」


レムレス「…今度は何…?」


サタン「帰りのバスの中でも私は騒ぐぞ〜!」


ルルー「サタンさまが騒ぐならこのルルーも!」


サタン「見つけちゃった〜!カラオケ!」


アミティ「え?」


サタン「このカラオケで帰りのバスの中も大盛り上がりするぞ〜!」


シェゾ「サタンより俺の方が歌もうまい」


サタン「ぬ!?言ったな!?」


ルルー「そうよ!サタン様に向かってなんてことを!」


サタン「そーゆう事なら…満点取るまで歌い続けるぞ!」


ルルー「ルルーもこの声枯れるまで!」


ドラコ「なんかおもしろそー!あたしもまぜてよ!」


ラフィーナ「私もぜひ参加させてくれなくって!?」


クルーク「僕もやる!」


フェーリ「あ、た、し、も」


シェゾ「サタン…俺はカラオケでもお前に負けない!」


サタン「ふはははは!かかってこい!シェゾ!」


ルルー「帰りのバスも私たちのカラオケで大盛り上がりよ〜!」


アミティ「…」


リデル「…」


りんご「…」


まぐろ「…」


レムレス「…」


アミティ「…カラオケだって」


りんご「きっとすごいうるさくなるねこれ…」


サタン「1曲目行くぞ〜!!!」


「帰りのバスの中くらい静かにして!?寝かせてー!!!!!!」





アミティ「ねえねえ、そういえばさ…」


リデル「どうしました?」


アミティ「あのさ…」


まぐろ「うん☆」


アミティ「ウィッチって、昨日の枕投げにいたっけ??」


りんご「…あぁ!」


レムレス「そういえばいなかったような…」


アミティ「…ウィッチ」


ウィッチ「お、おほ、おほほほほ」


リデル「…ウィッチさん…」


りんご「…1人だけこっそり逃げて寝てたの?」


レムレス「……ウィッチ………」


ウィッチ「おほほほほ、いや、いましたわよ、ちゃんと参加してましたわ、おほほほほ」


シグ「ウィッチ、こっそりへやからでてた」


ウィッチ「ちょ!あなた!」


レムレス「シグ!なんでその時に教えてくれなかったの!?」


まぐろ「そ〜うだったんだ☆」


アミティ「へえ…自分ばっかり…」


りんご「こっちは大変だったのに…」


ウィッチ「おほほほほ、では、わたくしもカラオケに参加して来ましょうかしら…楽しそうねぇ…」


「ウィッチー!!!!!」


ウィッチ「びょえ〜!!」


おわり