シェゾ「はあ…はあ…ここまで来れば大丈夫か…ったくアイツらもしつこいな…」


レムレス「やあ闇の魔導師さん、こんにちわ」


シェゾ「うわああああああ!?!?」


レムレス「うわ!なんだい!?そんな驚いて」


シェゾ「なんだ、彗星の魔導師か、驚かせるな」


レムレス「そんなに慌ててどうしたんだい??」


シェゾ「そ、それがなぁ…」




ラフィーナ「新しい技を身につけましたわよ!どなたか相手になって下さらないかしら…あ!そこにいる闇の魔導師さん!」


シェゾ「ん?なんだいきなり」


ラフィーナ「闇の魔導師さん、私新しい格闘技を身につけましたので、相手になって下さらないこと??」


シェゾ「…は??」


ラフィーナ「早速試してみたくてうふふ」


シェゾ「格闘だと?あからさまに嫌な予感…」


ラフィーナ「何をブツブツ言ってますの?ほら早く!」


シェゾ「身の危険を感じる…ま、また今度な!さらば!」


ラフィーナ「ああ!逃げないでくださる!?」




シェゾ「最初はこれだ」


レムレス「それはそれは…」


シェゾ「そして次は」




ウィッチ「おーほほほほ!シェゾさんおいっす!」


シェゾ「今度はウィッチか…なんだ突然」


ウィッチ「新しい魔法薬が完成しましたの、実験台になってくださりませんこと??」


シェゾ「またまた嫌な予感…!ちなみに今回の魔法薬はどんな効果のある薬を作ったんだ」


ウィッチ「今回はもう傑作ですわ!」


シェゾ「とても嫌な予感…」


ウィッチ「ぐっすりよく寝られる薬ですわ!」


シェゾ「よく寝られる薬…?」


ウィッチ「をぐっすり寝て日頃の疲れを取ってリフレッシュしませんこと?」


シェゾ「…どのくらい寝られるんだその薬は」


ウィッチ「よくぞ聞いてくれた!この薬は50年ほど眠り続けられますわ!50年も寝れば日頃の疲れはさっぱり無くなりますわ!おーほほほ!」


シェゾ「誰がいるかそんな薬!」


ウィッチ「まあ!なんですって!?そのような事を言うあなたは無理やりにでも飲んで効果を試させていただきますわよ!」


シェゾ「うわ!来るなぁ!!」




シェゾ「次はこれだ」


レムレス「それもまた恐ろしいね…」


シェゾ「そして最後は…」





シェゾ「あのピンクの巻き毛もウィッチもなかなかしつこいな…」


ルルー「あら、シェゾじゃない」


シェゾ「げ!ルルー!」


ルルー「何がげ!よ!まあちょうど良かったわ」


シェゾ「へ?」


ルルー「新しい格闘技を身につけまして、早速試したいから相手になってくださいませんこと?」


シェゾ「なんかさっきも聞いた事だぞ…俺は嫌だ!他を当たれ!」


ルルー「ちょっとぉ!逃がさなくってよ!?」





シェゾ「と、言うわけで今3人の悪魔に追われている」


レムレス「あららら」


シェゾ「だから、俺は逃げるからレムレス、お前が相手をしてやってくれ」


レムレス「ええ!?僕だって嫌だよ!?」


シェゾ「じゃあ俺の方に来ないように何とか言い訳をして奴らを引き離してくれ」


レムレス「うーん、それも難しいと思うよ」


シェゾ「なぜだ」


レムレス「だって、ほら」


ウィッチ「シェゾさん」


ラフィーナ「見つけましたわよ」


ルルー「さあ!相手になっていただくわよ!」


シェゾ「へ?お前らいつの間に!」


ルルー「最初から全部聞いてたわ!しかも何よ悪魔って!」


シェゾ「いやいや!悪魔に恋をしているお前も十分怖いから!」


ルルー「おだまり!」


ラフィーナ「さあ、新しい技の相手になって貰いますわよ!最初の相手はあなたですわ!」


ウィッチ「魔法薬の効果を確認させていただきますわ!」


シェゾ「いや!そ、そうだ!俺じゃなくてこのレムレスが相手をお前たちの相手をしたいそうだ!なあレムレス…ていねぇ!いつの間に逃げたんだアイツ…!」


ルルー「さあ相手になりなさぁ〜い?そのあなたの言う3人の悪魔、の相手よ」


ラフィーナ「覚悟なさい!」


ウィッチ「おーほほほ!」


シェゾ「だ…誰か助けてくれー!!!!!!!!」




レムレス「久々に恐ろしいものを見たよ…次の被害者にならないように早めに逃げよ」


フェーリ「先輩…」


レムレス「フェーリ!」


フェーリ「やっぱり、先輩に会えるおまじないをしたらほんとに会えた…さあ先輩今すぐあたしと…きええええええ!!!」


レムレス「フェーリ!落ち着いて!あっちもこっちも変わらない!怖い助けてー!!!!!!」




おわり