3話目です
アコール「はい出席を取ります」
アコール「ラフィーナさん、リデルさん、クルークさん…あら、アミティさんとシグさんは?」
ラフィーナ「え!」
リデル「おやすみの連絡来てないんですか…?」
アコール「アミティさんからなんて連絡来てないわシグくんも」
クルーク「アミティ、まさかのサボりか?」
リデル「違うと思います!」
ラフィーナ「あのアミティさんが無断欠席するわけないわ」
リデル「て事は」
ラフィーナ「寝坊??」
クルーク「寝坊って時間でもなくないかこれは…」
ピンポンパンポーン
アコール先生、職員室までお願いします
アコール「ごめんなさい、ちょっと呼ばれたので行ってきますね」
ラフィーナ「な、なに??」
リデル「アミティさんとシグさんが無断でお休みで、その後にアコール先生が呼び出されるなんて…」
クルーク「どうなってるんだ?」
アコール「大変です」
ラフィーナ「なんですの!?」
アコール「どうやら隣町のレムレスさんも今日学校に来てないみたいです、しかも彼も無断欠席らしくて…」
クルーク「ど、どーゆう事だよこれは…」
アコール「いま、レムレスさんそっちに来てませんか?て連絡があったの、来てないから来てませんよって言ったら学校に来てない、と」
ラフィーナ「アミティやシグだけならまだ分かるけどレムレスまで無断欠席してるなんて…」
クルーク「事件の香りがするね」
アコール「アミティさんとシグさん、そしてレムレスさんの行方がわかるまで学校はお休みにしたいと思います、今日はまっすぐ家に帰ってください」
リデル「家に帰れなんて言われたけど」
ラフィーナ「気になって家で待機するどころじゃありませんわ」
クルーク「探しに行こうじゃないか、アミティやシグ、それにレムレスを!」
ラフィーナ「そうよ、アミティさんもシグも大切な友達ですもの、このまま行方が分からないなんて心配すぎですわ!」
リデル「そうですね、アミさんもシグさんもレムレスさんも大切な友達です!」
クルーク「そうと決まれば僕達も!」
レムレス「昨日は逃げられちゃったけど」
アミティ「早く探してシグを戻してあげないと!」
シェゾ「それよりお前、学校はどうした、連絡はしたのか?」
アミティ「え!いや、それは…」
レムレス「実は僕も…」
シェゾ「おいおい、シグも行方不明だってのにお前たちまで無断欠席なんてしたら騒ぎになるだろう、てまあ今頃もう遅いか…」
アミティ「アコール先生、みんな…ごめんなさい!」
レムレス「多分僕のこともプリンプ魔導学校にも伝わっちゃってるだろうな…アコール先生ごめんなさい」
ウィッチ「びょえー!?」
ドラコ「きゃー!」
シェゾ「今の声は」
アミティ「あっちからだ!」
ウィッチ「いててだよ…」
ドラコ「バタンキュー」
黒いシグ「その程度か?」
ウィッチ「しかしあなたそんな姿してましたっけ?」
ドラコ「そーだよ!いつもはのほほーんって」
黒いシグ「ふん、負けたものに教える事はない」
アミティ「シグ!見つけた!」
レムレス「ウィッチ!ドラコ!」
シェゾ「大丈夫か!」
ドラコ「あたしは大丈夫!」
ウィッチ「わたくしもこのくらい…!」
アミティ「シグ!大丈夫だよ!今戻してあげるから!」
黒いシグ「戻す?はーっはは!何を言ってる?俺はいつも普段これだぞ」
アミティ「ええ!じゃああなたはシグじゃないの?」
レムレス「いや、シグだよ!シグのはず…」
シェゾ「いつものあの力もちゃんと感じるからお前はシグだ!シグ本人だ!なのにその邪悪な力はなんなんだ…」
黒いシグ「シグ?そのようなものはもう居ない、俺は俺だ」
シェゾ「何を意味のわからないことを!アレイアード!」
黒いシグ「だからその程度で…!セレスト!」
レムレス「危ない!グラッサージュ!」
黒いシグ「ふん、なかなかやるなぁ彗星の魔導師」
レムレス「…君はほんとに…一体何が目的で…」
黒いシグ「それは俺に勝てたら教えてやる、まあ今のお前たちでは勝てるはずがない、ははははは!」
アミティ「あ!」
黒いシグ「さらばだ、また会おう」
アミティ「シグ!まって!」
シェゾ「シグはもうここにいないって言ってた」
レムレス「じゃああれはシグ本人と言うか…」
アミティ「シグじゃないの!ねえ!」
レムレス「いや、シグだよ」
シェゾ「たぶん、何者かがシグを乗っとっている」
アミティ「ええー??」
シェゾ「それが多分、黒幕だ」
レムレス「そいつをなんとかしてシグと引き離さないと、シグはほんとに消えてしまうかもしれない」
アミティ「え、でもシグはもういないって、、」
シェゾ「大丈夫だ、まだシグらしさは感じた」
レムレス「うん、まだシグは消えてない」
アミティ「そうなんだ、、良かった」
レムレス「でもこのままじゃいずれ消えてしまうから時間はもうほぼないよ」
シェゾ「一刻も早くあいつを何とかしなければ…いくぞ!」
レムレス「そうだね、シェゾ!」
アミティ「あ!あたしもいく!」
つづく