今回で遂に決着です!
ラフィーナ「ふふ、かかってきなさい」
レムレス「ラフィーナ…絶対に君を助けてみせる!」
ラフィーナ「ほら、いくわよ、ネージュ」
レムレス「甘いね、パルフェ!」
ラフィーナ「その程度…オラージュ」
レムレス「ぐっ、もうほぼ侵食されかけてるのか…?強い!」
アミティ「レムレス!大丈夫?」
レムレス「大丈夫、でも…」
クルーク「?」
レムレス「こいつ、強い!」
アミティ「そんな!レムレスでも!?」
リデル「そんな…」
レムレス「もうほぼ侵食されかけてしまってる…かなりの闇の魔力を感じるよ」
アミティ「じゃあどうすればいいの…」
ラフィーナ「ふふふふ、いくわよ、ディジャージ」
レムレス「くっ、グラッサージュ!」
ラフィーナ「さすがは彗星の魔導師だけあって魔力はなかなかね」
レムレス「…」
ラフィーナ「でもまだまだね、その程度で私には勝てないわ、…フーダルティー!」
レムレス「ぐわ!?」
クルーク「レムレス!」
レムレス「くっ、ダメだ、力が…」
ラフィーナ「油断したわね、とどめよ」
アミティ「や…」
レムレス「来る…!」
ラフィーナ「シ…」
リデル「もうダメです…」
ラフィーナ「シエルアーク!!!!!!!」
レムレス「くっ…!(やられる!)」
アミティ「やめてー!!!!!!!」
クルーク「アミティ!」
リデル「アミティさん!」
シグ「アミティ!」
アミティ「キャー!!!!!!!!!!!!!」
ラフィーナ「な!?」
レムレス「アミティ!?」
ラフィーナ「あの彗星の魔導師を庇った?」
アミティ「うぅ…」
クルーク「アミティ!無茶だよ!」
レムレス「アミティ!大丈夫か!?」
アミティ「あたしは大丈夫…レムレスは大丈夫?」
レムレス「僕は大丈夫!君の方が重症だ!」
アミティ「大丈夫…まだいけるよ…だって、ラフィーナを助けるためだもん!」
レムレス「アミティ…」
ラフィーナ「…!!」
クルーク「な、なんかラフィーナの様子変じゃないか?」
ラフィーナ「わたしは…大切な友達の…アミティさんを…」
アミティ「ラフィーナ!これって!もしかして!」
闇の精霊「だめよ!あっちに戻っちゃダメ!」
レムレス「ほぼ侵食されかけてたけど…でも今はいつものラフィーナがいるよ!」
リデル「ラフィーナさん!もどってきて!」
ラフィーナ「あぅ…あぁぁぁぁぁ!!!」
アミティ「ラフィーナ!」
ラフィーナ「うぅ…」
闇の精霊「良心が戻りかけてる…だめ!戻っちゃったらあたしが…」
レムレス「みんな!いまだ!ラフィーナの心が戻りかけてる今がチャンスだ!あの作戦を!」
アミティ「うん!」
クルーク「ついにこの時が来ちゃったかぁ…」
アミティ「ラフィーナ!戻ってきてー!あたしね、ラフィーナとお話したり遊んだり、一緒にご飯食べたり、いつもいつもラフィーナと過ごせて楽しいよ!ラフィーナとのぷよ勝負も楽しいし、トレーニングはたまに無理やりすぎて迷惑な時もあるけど…でも、そんなラフィーナと一緒にいつも一緒にいると、本当に楽しいの!だから…だから!」
ラフィーナ「…アミティさん……」
リデル「私もです!ラフィーナさんとお話してるとすごく楽しいです!これからも色々な楽しいお話聞かせてください!」
ラフィーナ「……リデルさん………」
シグ「いつもらへーなとかまちがえちゃうけど、でも…らへーな…違う、ラフィーナといると賑やかでいつもたのしいよー」
ラフィーナ「シグ…」
レムレス「さあ、クルーク、今度は君だ」
クルーク「………しょうがないね」
ラフィーナ「…」
クルーク「君はいつも野蛮で格闘のことしか考えてない頭の中ムキムキな乱暴者だけど…でも君がいなきゃ僕はこんなに自信満々ではいられないと思うんだ!」
ラフィーナ「…」
クルーク「それに、なんだかんだ君がいるといつもたのしいよ、君がいてくれなきゃ、いつも言い合いができるライバルがいなくてつまらないよ!だから…こっちに戻ってきて、またいつもみたいに沢山喧嘩しようじゃないか…」
ラフィーナ「…クルーク…」
クルーク「本当に君がいるといつも楽しいんだ!君がいなきゃ学校がつまらない!それに、魔力が低くて困ってるなら言ってくれれば魔導の事も色々教えてあげるし…アミティやリデル、シグにレムレスだって協力してくれるよ!」
ラフィーナ「クルーク……」
クルーク「だから…だからぁ!!」
「戻ってきて!!」
ラフィーナ「う………」
闇の精霊「うそよ!彼らの言ってることなんて全部嘘よ!ほんとは野蛮で迷惑で要らないとか思ってるわ!」
クルーク「嘘でそんなこと言うかー!!」
ラフィーナ「う…………」
クルーク「ラフィーナ?」
ラフィーナ「うるっせぇー!!!!!…ですわ!」
クルーク「きゃひ!?」
ラフィーナ「黙って聞いてらべらべらと…なーにが魔導のことなら頼んでくれれば教えてあげるよメガネ!偉そうにしてんな!ですわ!」
クルーク「うきゃー!!!僕は本当に困ってるなら助けてあげたいだけだよ!」
レムレス「でも、ラフィーナは闇から解放されたみたいだ、みんなのおかげだよ!」
アミティ「ラフィーナ!良かったぁー!!!」
ラフィーナ「届きましたわよ、わたくしを取り戻そうとして言った皆さんのあのくだらない説得」
リデル「くだらないなんて…」
ラフィーナ「でも、もっとくだらないのはあなたよ、闇の精霊さん」
闇の精霊「ラフィーナ…あっちがわに戻っちゃった…」
ラフィーナ「人を騙して、人を洗脳して、その力をその洗脳した人ごと利用しようとするなんて!この美しき女神!ラフィーナ様がぜってー許しませんわ!」
闇の精霊「ふん、強い力が欲しいと言ってたから協力してあげたのに…別に嘘はついてないでしょ?」
ラフィーナ「洗脳して利用してもいいなんて一言も言ってませんわ!」
闇の精霊「洗脳しちゃダメとも聞いてないわよ?」
ラフィーナ「いちいち開き直んな!ですわ、喋れば喋るだけ腹が立つのでもう口を動かせなくぐらいボコって差し上げますわ!」
闇の精霊「やれるものならやってごらんなさいよ、ほーら、かかってきなさい」
ラフィーナ「皆さん!」
アミティ「はい!?」
ラフィーナ「さっきの説得はとてもくだらなかったけど…でも…」
クルーク「でも?」
ラフィーナ「ありがとう、くだらなかったけれどわたくしがこうして戻れたのは皆さんのおかげ、本当にありがとう」
アミティ「ラフィーナ…!」
ラフィーナ「私を好きがってしたあいつを倒したいの!皆さん力を貸して!」
アミティ「もちろんだよ!」
リデル「ラフィーナさん、みなさん!頑張りましょう!」
シグ「やるのか」
クルーク「ふん、くだらないとか言うなら助けなきゃ良かったよ!心配して損した!でも…君がいなきゃつまらないのはホントさ!ほら、さっさとこいつを倒してまたいつもの喧嘩ばっかりする日常を取り戻そうじゃないか!」
レムレス「さあ、みんなの力を合わせて闇の精霊を倒すよ!」
ラフィーナ「みなさん行きますわよ!」
アミティ「いっけー!アクティーナ!」
リデル「えっと、、いきますね、ウラガーノ」
シグ「あれ、そうか、セルリアン」
クルーク「計算通りさ!ウルサナイムル!」
レムレス「アーローゼ!コンビュトゥール!」
ラフィーナ「いくわよ!フーダルティー!」
闇の精霊「な!強い…」
ラフィーナ「さいごよ!みなさん行きますわよ」
アミティ「ば、ば、ばっよえーん!!!」
リデル「アルコバレーノ!」
シグ「ハイドレンジャ!」
クルーク「ウィスアトラベンディ!」
レムレス「フォレノワール!!」
ラフィーナ「シエルアーク!!!!!」
闇の精霊「ぎゃあああああぁぁぁぁぁ!!」
ラフィーナ「た、倒した、、」
アミティ「ら…ら…!!」
ラフィーナ「え?」
アミティ「ラフィーナぁぁぁぁぁぁ!!!」
ラフィーナ「ちょ!アミティさん!やめてくるしい!」
アミティ「良かったよぉぉぉいつものラフィーナだぁ!!!」
リデル「うわぁぁぁーん!よかったですぅー!」
ラフィーナ「ちょ、リデルさんまで!あ、ちょ!そこ!ふふ!く!くすぐったいから!そんなくっつかないで!」
レムレス「あっははは、よかった、元通りになって」
シグ「ねー」
クルーク「ふ、ふん!」
翌日
ラフィーナ「クルーク、昨日のあれ聞いてて思ったことがありましてよ」
クルーク「なんだいラフィーナ」
ラフィーナ「あなた、いつもわたくしは野蛮だけど毎日喧嘩して楽しいって言ってましたわよね」
クルーク「うん?そんなこと言ったかな?」
ラフィーナ「なら、その楽しい喧嘩とやらをやっても良くてよ!」
クルーク「う!うるさい!あれはもう忘れた!」
ラフィーナ「おーほほほ!では心ゆくまでボコって喧嘩をしてさしあげますわ!」
クルーク「そ!そーゆうとこが野蛮なんだよのーみそムキムキおんなが!うきゃあ!!」
アミティ「いつものラフィーナに戻ってよかったけど…」
リデル「クルークさん、余計なこと言ってしまいましたね…」
レムレス「でもそれでラフィーナが元に戻ったなら良かったんじゃない?クルークには大変な思いさせちゃったけど」
シグ「よかった」
アミティ「でもそんないつも通りのラフィーナ見てたら、ラフィーナとぷよ勝負したくなってきちゃった!」
アミティ「ラフィーナ!」
ラフィーナ「あらアミティさん、何か用があって?」
アミティ「ラフィーナ!あたしとぷよ勝負しよう!」
ラフィーナ「あ〜ら、威勢のいい事、わたくしにかなうと思って?」
アミティ「うわーん!ほんとにいつものラフィーナだぁ!!」
ラフィーナ「ほら!するなら早くなさい!」
アミティ「うん!じゃあそんないつも通りのラフィーナと…」
「「いざぷよ勝負!!!」」
おわり
ほぼクルラフィ、レムラフィになっちゃったような気がする…笑