最近、ハマったドラマ
NHK土曜ドラマ
「逃げる女」
上矢印

詳しいあらすじは

上のタイトルにリンクが

貼ってあるから、そちらを見てねウインク


大筋は、こんな感じ

下矢印

冤罪をきせられた女性が
8年間、刑務所に入れられる

出所してから、冤罪のきっかけとなった
嘘の証言をした、自分の友人を探しながら
女性を取り巻く人々の
隠された人生や
複雑な思いを描いたドラマ


演技派の俳優陣が
迫力のある演技を、繰り広げていて
もの凄く惹きこまれました


ドラマの中で
登場人物の刑事が
つぶやくセリフ


時として人間は、
相手が自分と同じルールで
生きていると思い込んでしまう

人はそれぞれ違うルールで
生きているんだということを
つい忘れてしまう

人を信じるというのは
相手が自分と同じルールで
生きていることを期待する
むなしい希望なのかもしれない




ドラマが
一番伝えたかったのが
この事なのかもしれない




人が本来持っている
資質もあるだろうが

自分が育った環境
過ごして来た時


そういった物が背景となり
人格や思考、固定観念が
その人物のルール(価値観)となって
形成されて行く


冒頭に有るセリフのように
自分の中にあるルールしか
判らないから
知らないから
他の誰もが
同じルールの中で生きていると
勘違いしてしまう


「それはおかしい」
「そうでなければいけない」
「こうあるべきである」などと・・・・
時にそのルールを
人に押し付ける


このドラマの中でも
少し触れているけど
犯罪を犯した本人だけでなく
その家族にまで
真実を知りもしないで
何の権限があってか
赤の他人が、制裁を下す


これは、ドラマだけの話では無い
現実に起きている事実でもある






重く暗い内容のドラマは
時に人に敬遠されてしまうけど
ゆうゆは、こういった
重いテーマのドラマって
好きなんだよね



眼を逸らしたくなるような事の中に
大切な何かが、隠されている事がある
それを、じっと見つめ
考えなければならない時もある

だから、眼を逸らさずに
確かめたいと思ってしまうタイプ





どんなに陽気に
明るく見える人でも・・・
それぞれが
それぞれの
悩みや十字架を
背負って生きている・・・・

何も悩みの無い人なんて
この世には居ないのだから・・・


ただ、どこを向いて
何を見つめ、受け取るか
それによって
大きく舵の方向が変わる

生き辛さが、いくらか軽減される

その事も、忘れてはならない

ルールは他の誰でもない
自分自身が決めているのだから