GWに祖父母のお墓参りをしに行きました

お墓参りに行く度に 小さな町での思い出が蘇ります
私の母方の親戚は
私達が幼い頃は 毎年まとまった休みになると
小さな田舎町にある 祖父母の家に集まりました
母のきょうだいは 母を含めて5人きょうだい
その子供達は総勢14人
長男である伯父は夫婦で訪れていたので
全部で20人
祖父母を入れると22人が
一つ屋根の下で集うのです

従姉妹達とは
夏には肝試し をしたり、花火
をしたり、花火 をしたりした
をしたりした
近くの学校の校庭でキャッチボール
 等など
等など
色んな遊びをしました
とかく私と大阪の○子ちゃんは
評判のワル二人組みでした
屋根づたいに歩いては
『瓦がずれる 降りなさい
 降りなさい 』
』
と怒られた
冒険好きな私達は
いつも ふらふらと出歩き 行方不明
行方不明
『あの二人は・・・何処へ行った
 』
』
『またおらん またあの二人だ 』ってな具合だ
』ってな具合だ
様々な事を引き起こしては
怒られる のは大抵この二人組みでした
のは大抵この二人組みでした
その分思い出もたっぷりです
祖父母の家は
小さな商店 を営んでおり
を営んでおり
現代で言うコンビニのように 生活に必要なものは
大抵のものを取り揃えて 商売をしていました

祖父は少し身体に障害を持っておりました
目も悪い事もあり
店を訪れる 悪ガキが悪戯にゲームのコインを
小銭に見せかけて 買い物をしに来たりしていました

もの凄く優しかったお祖父ちゃん

そんなお祖父ちゃんを騙す奴等を
黙って許しては置けません
妙な正義感で 地元の悪ガキ相手に
頻繁に戦いを挑んでおりました
その悪ガキに“ゴリラ” と勝手にあだ名をつけて
と勝手にあだ名をつけて
店に来れば お菓子を買いに来たガキ大将に
お菓子を買わせまいと 商品の前に立ちはだかり
邪魔をする始末
もはや営業妨害の何者でもない
でも 私達は正義と信じて止まなかった
その悪ガキを見かけると
『 ゴリラ
ゴリラ 来てんで
来てんで 』
』
『うそ 行かないかん
 行かないかん 』
』
店に来たと聞けば 正義のヒーロー を気取り
を気取り
颯爽と駆けつける


そんなある日
いつものように
『ゴリラ が キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!』
が キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!』
裏の離れに部屋があったので
二階で していた私達は
していた私達は
その声を聞いて
ドドドドド~~~ッ

 一気に階段を駆け下り
 一気に階段を駆け下り
ひとり
 また ひとり
 また ひとり
 と店へ・・・
と店へ・・・
一番最後は私
階段を下まで降りるのも もどかしく
2~3段上から 飛び降りた

その瞬間 ズボッ

『あれ~っ 』 ゲッ~~
』 ゲッ~~
階段下の床が抜け落ちたのだ
 『 あんたら 何やっとんの
あんたら 何やっとんの
 』
』
ご想像の通り 大目玉を食らうことに
しばらくの間
二階への出入口は封鎖され出入り禁止となった
ちいさな田舎町は
そんな沢山の思い出が詰まった町でもあった