真夏になると韓国では鶏たちがおびえてふるい出す!
なんて言葉があるくらい、
我先に夏バテ予防を兼ねてサンゲタン専門店に足を運びます。
私、日本に来たのが22歳だったけど、
韓国にいた時に友たち何人かと一緒に
サンゲタン店に食べに行った記憶があるから、
広い幅の歳層でサンゲタンが食べられているのかが覗えますよね。
日本で土用の丑の日にウナギを食べるのと同じですかね。
以熱治熱という四字熟語が韓国にはありまして、
熱を以って熱を治めるという意味です。
ただでさえ暑いのに
ざわざわ熱い物を食べなくても、って思いますよね?
でもこれには深い意味があるのです。
夏になり気温が上昇すると、
それにつられて体温が上がらないように、
皮膚の下には他の季節に比べて20~30%も多く
血管が集まってるそうです。
その分、他の内臓や筋肉の血液循環が鈍くなり、
体内に体温がたまるようになり、結果的には
体温が下がります。
なので、暑いからってアイスや冷たい食べ物ばかりを取ると
内臓や筋肉を消耗させる結果になるので要注意ですね。
サンゲタンに使われる鶏は、
孵化して49日前後の雛が常識ですが、
こんな雛を丸ごと買えるって、びっくりして
ある韓国食材店で2羽を買って冷凍庫に入れて置いたのです。
でも今回使ったの鶏は雛と大きいのを1羽ずつでした。
それにはちょっと訳があるのですが、
その前に前回の記事でもチラッと書きました
岩手県のKの話を先にさせてくださいね。
これは昨年の秋ごろ送って頂いた洋梨ですが、
私のように知識の浅い人の目では
全部同じく映ってしまうけど、
何種類もの違う種に名前まで貼ってあって
Kさんから届く箱の中には凄く美味しい物以外も
温かい気持ちも何時も一緒に届くのでした。
たとえば、
私が手作りキムチなどを送ったら
ニンニクたくさん使うでしょ?と、
青森産のめちゃくちゃ美味しいニンニクの上に
キノコやピーマンがさりげなく載っていたりして。
こちらではあんまり見掛けた事も無い
珍しいアスパラガスと一緒にお肉がはいていたりと、
贈り物を頂いた気持ちよりも
実家の母から届いた箱を開けた時のじわっと
心が温まります。
昨年送ってもらった黄色のプラムと
今年になってから沖縄のKさんの親戚からの贈り物のすそわけだった
パッションフルーツ。
このほかにもマンゴだったり、
色々な種類のリンゴだったり、
知り合いの漁師さんに直接頼んで送ってもらったと言って
水揚げしたばかりの秋刀魚が一箱届いて近所の友たちと分けたり。
地元で生まれ地元を離れた事がない旦那も
「何時か会いたいね。」なんて。
私ね、
何時か言ってみたいなぁって、
ひそかに思ってる場所があるんだけど、
そこって、北海道なのね。
高校時代、その時代にしては珍しく
本屋でも日本の小説の翻訳版で「氷点」を買えました。
日本でも有名な小説ですよね。
この本の舞台が北海道で、
この後日本に渡って日本のお母さんになる事など
夢にも思わなかった高校時代に、
漠然と、いつかは北海道に行ってみたいと思ったものです。
それなのに、思いもよらない展開で
日本に嫁入りして20年以上の時間が流れているというのに
未だ北海道ところか、
群馬県&お隣県から出た事が無いんですよ(爆)
ずっと昔、漠然と思っていた夢の事など
生活に追われてほぼ忘れていましたが、
Kさんとの出会いがまた過去の夢を目覚めさせてくれました。
北海道に行き、その帰り道岩手県に寄る!
というのがもう一つの楽しみが加わった
私の今の夢となりました♪
子育ての仕上げももうすぐだし。
それにはまず、
冒険アレルギーの旦那を奮い立たせないといけないんですけどね。
行った事のない場所も嫌いだし、電車に乗ることとかにも
ビビる人だから。(汗)
頑張ります。
そして!
つい最近届いたこれ、
なんだかわかりますか~?
杏の種なんですよ!!!
先日、種から作る杏仁豆腐の記事で
種を割るのがすごく大変だったと書きましたよね?
その時のブログをみてKさんが。(涙)
これで思う存分に色々な杏仁豆腐を
想いだったら何時でも作れます。
ありがとう!
色々なアレンジ版の杏仁豆腐、
作りますからね!
で、特産物といえばネギ?こんにゃく芋?
の群馬県に住んでる私は私なりのモノしか
何時もお返しができず、しかも何時も倍返しを食らってる私としては
今度は何はいいかと、頭をひねっていた時の事。
少し前にレシピをアップしたオックステールのコムタンのレシピをアレンジして
ユッケジャンやキムチを作ったというKさんからのメールを読んで、
即閃き、韓国料理に必要な材料を色々送らせて頂きました。
その中に今年はサンゲタンのレシピを載せたいと思っていたので
丸ごと雛を2羽注文したのですが、
なぜか届いた鶏は大きいのが2羽でした。
それだったので、雛と大きいのを1羽ずつ分ける事にしました。
そうすればレシピの分量も同じ訳だから。
なんて、思ったのですが
本当のところは鶏の大きさなどは大して
関係なかった事に、後で気付いたんですが。
だって、このレシピは計量無しでいいの!(爆)材料
鶏肉ーーーーーーーーーー2羽
餅米ーーーーーーーーーー1/2カップ
サンゲタンセットーーーー1個
にんにくーーーーーーーー10粒
栗(生あるいは冷凍)ーーーー10粒
ナツメーーーーーーーーーー10粒
長ネギーーーーーーーーーー1本
生姜ーーーーーーーーーーー適量
塩コショウーーーーーーーー適量
作り方
①餅米を2合くらい洗って水気を切っておく。
※右の写真がサンゲタンセットで、
韓国食材店なら簡単に手に入ります。
②サンゲタンセットの中から
高麗人参だけを水でさっと洗って
水気を切っておく。
③サンゲタンセットの他の材料は大きな鍋に
たっぷりの水と一緒に入れて火にかけ約40分位煮る。
④鶏は冷水で綺麗に洗った後水気を拭き取り、
お腹の中に①と②、
それから皮をむいた栗、にんにく3粒くらい、
銀杏、ナツメなどを詰め込む。
⑤糸ようじなどでお腹と首をしっかりとめる。
※本来では糸用事じゃなくてしっかり糸と針で
おなかや首を縫うのですが、
それが面倒でようじを使ったら余計に大変でした(汗)
⑥冷ました③の鍋の中身を取り除いて、
④と詰め切れなかった材料と
長ネギ、生姜を入れて中火で煮る。
時々チェックしながら
箸で簡単に肉が割れるくらいの柔らかさになるまで
煮る。途中汁が少なくなったら足しても良い。
※木を切ったような漢方薬剤は黄耆というのだけど、
止汗、強壮、利尿作用、血圧降下等の作用があるので、
高麗人参と一緒に調理するとよりいいので、
これだけはしあげる直前まで鍋に入れておく。
出来上がったらスープと肉を別にし、
スープはこし器にキッチンペーパーなどを当ててこす。
※私の作ったサンゲタンはうっかり煮すぎてしまい、
まるでペッキンタクのようになっちゃいましたが、
この色は無視してくださいね!!!
塩とコショウ、刻んだネギなどを添えて出し、
ご自分で塩加減をしながら頂きます。
少し前に紹介した宮廷トッポキの時に使った
冷凍栗を使いましたが、
今回はぱさぱさ感が全然なく、
美味しかったです。
韓国食材店に、乾燥栗も売っていて、
これはサンゲタンの為のものらしいのですね。
以前から見掛けていたのに、
気に留める事が無かったのだけど、
宮廷トッポッキの記事に
おじゃりんさんからのコメントを読んでわかりました。
何時か使ってみたいと思います♪
ちなみに、このブログで紹介してる韓国料理の材料は
ここで全部買えます。
オックステールやサンギョッサルなどの肉類も。
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